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更新日:2025.02.27 / 掲載日:2021.03.03

MINIの狙い目グレードや特徴と価格相場を紹介

MINI

2020年に日本での販売台数が累計30万台を突破したBMW MINIに関して、今回はグレード別に紹介していきます。

「それぞれどのような特徴があるの?」「中古で購入する場合に目安となる予算はどれくらい?」といった実際に購入を検討されている方に必要な情報を掲載していますので確認してみてください。

MINIの歴史

MINIは、英国BMC(ブリティッシュ・モーター・コーポレーション)のクラシックMINIを原型として開発されたコンパクトカーです。

20世紀後半、イギリスの自動車産業は長期低迷の影響で統廃合を繰り返し、MINIの生産や販売ブランドも複雑な変遷を辿ります。そのため、MINIはオースティンやモーリス、ローバーなど、異なる名称で販売されてきました。後にBMWがローバーを傘下に収めたものの、経営悪化によりローバーは解体・売却。BMWはMINIブランドを継承し、新世代のMINIとして再構築しました。

2001年、BMWの設計による最新のメカニズムと、オリジナルMINIの雰囲気を見事に再現したデザインを融合させた、新世代のMINIが誕生。従来のMINIと比べてボディサイズとエンジン排気量が大幅に拡大され、プレミアム・コンパクトカーとしての位置付けが明確になりました。

日本市場には翌2002年から導入され、当初は以下の2グレードが設定されています。
・MINI クーパー
・MINI ワン

2006年にフルモデルチェンジが実施され、2代目MINIが誕生。日本市場には翌2007年に導入されています。デザインコンセプトとして「変わらないこと」を掲げていたため、外観は先代と大きな違いはありませんが、ボディサイズは前後左右それぞれ約20mm拡大されました。 発売当初は、以下の2グレードが設定されています。
・MINI クーパー
・MINI クーパーS

2007年には、「MINI クーパー クラブマン」が新たにラインナップに加わりました。

2013年には3代目となる現行モデルが登場し、日本市場へは翌年の2014年に導入。この世代では、エクステリアは先代のデザインを踏襲しつつ、インテリアでは初代から続いていたセンターメーターが廃止されるなど、大きな変更が加えられています。

2015年には、ディーゼルエンジンを搭載した「MINI クーパーSD」が追加され、より幅広い選択肢が用意されました。

さらに、2020年夏には、日本市場における累計販売台数が30万台を突破したことが発表されています。

2024年に約10年ぶりとなるフルモデルチェンジが行われ、4代目MINIが登場。この世代では、ガソリンと電気のパワートレインを設定しました。ガソリン車には小排気量ながら力強いターボエンジンを採用し、電気自動車では用途に応じたバッテリー容量を選べます。

走行モードに「ゴーカート・モード」が用意されており、初代MINIの持ち味であったゴーカート・フィーリングを楽しめるのも特徴。伝統を継承しつつ、新時代に適応したMINIへと進化しました。

MINI クーパー(3ドア) SE クラシック トリム

電気で動くミニクーパー「MINI クーパー(3ドア) SE クラシック トリム」

2024年のフルモデルチェンジで登場したMINI クーパー(3ドア) SE クラシックトリムは、日本国内の販売でMINI初となる電気自動車(BEV)です。これからMINIの中核を担うグレードとしてラインナップされました。

搭載された「MINIエクスペリエンス・モード」では、「ゴーカート・モード(スポーツモード)」を選択でき、初代Miniを彷彿とさせるダイレクトなハンドリングと鋭い加速を味わえます。モーターで走行するため、静粛性も格段に向上しています。

中古で購入する際の目安となる予算

MINI クーパー(3ドア) SE クラシック トリムを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。

<年式:予算目安>
2024年式:404万円〜488万円
2025年式:流通量希少により算出不可

MINI クーパー(3ドア) SE クラシック トリムは登場まもないグレードであるため、新車に近いコンディションを選べます。ただし、流通量がまだ少ないため、価格は高めです。

先代モデルとの比較

第4世代(現行モデル):2024年~
2024年に登場したMINI クーパー(3ドア) SE クラシック トリムは、エンジンを持たずに電気のみで駆動するBEV車です。

動力面では前輪駆動の電気モーターを搭載し、力強い加速と滑らかな走行を実現。サスペンションは、MINI特有のゴーカート・フィーリングを継承しつつ、電気自動車としての重量バランスに最適化され、航続距離は最大446kmにも達します。

エクステリアは、伝統的なMINIのデザインを踏襲しながら、クリーンでモダンなスタイルを採用。インテリアでは、シンプルで扱いやすい円形の有機ELディスプレイを取り入れました。また、ダッシュボードには手入れが簡単な新素材を活用しています。

さらに、「MINI エクスペリエンス・モード」を標準装備しており、交通状況やニーズに合わせた走行モードを選択可能です。

HC0001 NO型の電気モーターで駆動し、モーターの最高出力218ps。ボディサイズは全長3860mm×全幅1755mm×全高1460mmです。

人気のあるカラー

MINI クーパー(3ドア) SE クラシック トリムのボディカラーは、下記の10色が設定されています。

・ミッドナイト・ブラックⅡ・メタリック
・ブリティッシュ・レーシング・グリーン・メタリック
・メルティング・シルバーⅢ・メタリック
・ナノク・ホワイト・メタリック
・レジェンド・グレー・メタリック
・オーシャン・ウェーブ・グリーン・メタリック
・アイシー・サンシャイン・ブルー・メタリック
・インディゴ・サンセット・ブルー・メタリック
・チリ・レッドⅡ・ソリッド
・サニーサイド・イエロー・ソリッド

この中では、メタリック感が強く明るめのグレーである「メルティング・シルバーⅢ・メタリック」が人気です。

MINI クーパー(3ドア) C エッセンシャル トリム

シンプルな装備でまとめたエントリーグレード「MINI クーパー(3ドア) C エッセンシャル トリム」

MINI クーパー(3ドア) C エッセンシャル トリムは、2024年に登場した3ドアハッチバックのベーシックグレードです。1.5Lガソリンエンジンを搭載し、優れた燃費と軽やかな走行性能を実現。実際の走行に近いWLTCモードでの燃費は、16.3km/Lにも及びます。

インテリアはシンプルなブラック基調でまとめており、エクステリアはルーフとボディ、ミラーを同色にするなど、ミニマルデザインを採用しています。

ストップ&ゴー機能を搭載したアクティブクルーズコントロールを全車に標準装備し、安全性も高めました。

中古で購入する際の目安となる予算

MINI クーパー(3ドア) C エッセンシャル トリムを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。

<年式:予算目安>
2024年式:393万円〜399万円
2025年式:流通量希少により算出不可

2024年登場のグレードということもあり、中古車市場に流通している車両はごく少数となっています。

先代モデルとの比較

第4世代(現行モデル):2024年~
4代目となるMINI クーパー(3ドア)C エッセンシャル トリムは、シンプルさと使いやすさを重視したエントリーモデルです。燃費性能を高めた1.5Lターボエンジンを搭載し、日常生活で扱いやすくなりました。

エクステリアは、ルーフとボディを同色にすることで、シンプルながらも洗練された印象に仕上げました。テールライトにはユニオンジャックの意匠が採用され、MINIらしい個性を演出しています。

インテリアは、落ち着いた雰囲気のブラック基調に、大型の円形ディスプレイやトグルスイッチを採用し、スッキリとしたデザインにまとめました。また、センターディスプレイには、ナビやオーディオ操作を音声で行える「MINI インテリジェント・パーソナル・アシスタント」を搭載しています。

エンジンは、1.5L 直列3気筒DOHCツインターボ、最高出力156ps。ボディサイズは全長3875mm×全幅1745mm×全高1455mmです。

人気のあるカラー

MINI クーパー(3ドア) C エッセンシャル トリムのボディカラーは、下記の1色が設定されています。

・メルティング・シルバーIII

C エッセンシャル トリムは必要最低限の装備で車両価格を下げているグレードであるため、現時点でカラーの選択肢は他にありません。どうしても他のカラーを選びたい場合は、「クラシック トリム」や「フェイバード トリム」など、他のトリムシリーズも検討してみましょう。

MINI クーパー

MINI クーパー

 

MINI伝統の名前を受け継いだ「MINI クーパー」

MINI クーパーは、MINI伝統の名前を持つスポーティーグレードです。

MINIが誕生した当初から、現在も設定され続けています。21世紀の車としては珍しく、ラインナップに必ずマニュアル・トランスミッションが用意されているのが特徴です。

BMW製の新生代MINIはボディサイズが大きくなり、A/Bセグメントのプレミアム・コンパクトとなりましたが、オリジナルのMINIを彷彿とさせる俊敏なハンドリングの「ゴーカート・フィーリング」は健在です。

中古で購入する際の目安となる予算

MINI クーパーを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。

<年式:予算目安>
2002年式:45万円~100万円
2003年式:28万円~65万円
2004年式:20万円~89万円
2005年式:36万円~78万円
2006年式:35万円~58万円
2007年式:28万円~71万円
2008年式:30万円~118万円
2009年式:25万円~122万円
2010年式:35万円~107万円
2011年式:24万円~105万円
2012年式:45万円~162万円
2013年式:44万円~142万円
2014年式:50万円〜178万円
2015年式:66万円~198万円
2016年式:75万円~246万円
2017年式:93万円~235万円
2018年式:88万円~295万円
2019年式:160万円~282万円
2020年式:184万円~317万円
2021年式:239万円~390万円
2022年式:285万円~333万円
2023年式:270万円~371万円
2024年式:393万円~399万円

MINI クーパーは日本においても安定的に高い人気を誇っており、どの世代でも中古車市場において数百台の流通台数が確認できます。

先代モデルとの比較

初代:2002年~2007年
21世紀に登場したBMW製MINIの最初の世代です。初代ではボディ構成は3ドアのみ、トランスミッションは5MTとCVTが設定されていました。

登場からだいぶ時間が経っているため、中古車相場も手ごろな価格となっています。

エンジンは1.6L直列4気筒ターボ最高出力116ps。ボディサイズは全長3625mm×全幅1690mm×全高1415mmです。

2代目:2007年~2014年
2007年のフルモデルチェンジに際し、エンジンは新世代のBMW製の1.6L DOHCに換装されました。このエンジンはバルブトロニック可変バルブ制御機構を有し、パワーと燃費の両立を実現しています。

この世代はかなり価格差が激しいので、車両状態をしっかり確認することが大切です。

エンジンは1.6L直列4気筒ターボ最高出力120ps。ボディサイズは全長3700mm×全幅1685mm×全高1430mmです。

3代目:2014年~2024年
この世代では、プラットフォームの抜本的な更新も含めて、大幅な再設計が行われました。排気量に応じて気筒数を変えるBMW製モジュラーエンジンを新たに搭載しています。

初期年式はこなれつつありますが、まだまだ高い価格で取引されている車両が多いです。

エンジンは1.5L直列3気筒ターボ最高出力136ps。ボディサイズは全長3835mm×全幅1725mm×全高1415mmです。

人気のあるカラー

MINI クーパーのボディカラーは、下記の9色が設定されています。

・ムーンウォーク・グレー・メタリック
・ホワイト・シルバー・メタリック
・ペッパー・ホワイト・ソリッド
・スターライト・ブルー・メタリック
・チリ・レッド・ソリッド
・ミッドナイト・ブラック・メタリック
・ソラリス・オレンジ・メタリック
・ブリティッシュ・レーシング・メタリック
・MINI Yours エニグマティック・ブラック・メタリック

この中では、シルバーが混じった光沢感のある白色の「ホワイト・シルバー・メタリック」が人気です。

MINI クーパー クラブマン

MINI クーパー クラブマン

車体右側ドアだけが観音開き形式の「MINI クーパー クラブマン」

MINI クーパー クラブマンは、BMW製MINIのボディをストレッチしてシューティング・ブレーク・ワゴン風に仕立てたグレードです。2代目の2007年に登場しました。

このグレードの特徴として、車体右側ドアだけが観音開き形式となっているため、非常にユニークな構造となっています。しかし、2015年以降の3代目ではボディサイズが大幅に拡大されたため、一般的な5ドアワゴン形式となりました。そのため、2代目と3代目では、車両の性格がかなり異なります。

中古で購入する際の目安となる予算

MINI クーパー クラブマンを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。

<年式:予算目安>
2007年式:流通量希少により算出不可
2008年式:31万円~118万円
2009年式:24万円~88万円
2010年式:40万円~98万円
2011年式:45万円~218万円
2012年式:65万円~124万円
2013年式:48万円~150万円
2014年式:38万円~248万円
2015年式:130万円~276万円
2016年式:89万円~211万円
2017年式:129万円~288万円
2018年式:149万円~230万円
2019年式:129万円~324万円
2020年式:220万円~323万円
2021年式:310万円~347万円
2022年式:流通量希少により算出不可
2023年式:流通量希少により算出不可
2024年式:流通量希少により算出不可

このグレードも高い人気を誇っているため、中古車市場においても豊富な流通数があります。

先代モデルとの比較

2代目:2007年~2014年
MINI クーパー クラブマンは、2代目より設定されています。

新たなボディバリエーションであるシューティング・ブレークと呼ばれるワゴンスタイルとして追加されました。車体右側には観音開きドアが設けられ、左右非対称のボディ構造を持つという非常に独創的な設計が特徴です。搭載されるエンジンはバルブトロニック可変バルブ制御機構を採用し、高出力と燃費性能の両立を実現しています。

この世代は時間が経っていることもあり、お得に購入できる中古車が多いです。

エンジンは1.6L直列4気筒ターボ最高出力120ps。ボディサイズは全長3937mm×全幅1683mm×全高1426mmです。

3代目:2015年~2024年
この世代では、MINIシリーズ最大のサイズまで大幅に拡大されたボディが与えられ、車体構成は4ドアプラス1リアゲートの一般的なワゴン形式となりました。1959年製のオリジナルMINIと比較すると、全長は実に1.5倍にまで拡大されています。

この世代のMINI クーパー クラブマンの中古車は、どれも100万円を超える中古車しか流通していません。車両状態はよいものが多いので、なかにはお得に手に入れられるものもあるでしょう。

エンジンは1.6L直列3気筒ターボ最高出力136ps。ボディサイズは全長4270mm×全幅1800mm×全高1470mmです。

人気のあるカラー

MINI クーパー クラブマンのボディカラーは、下記の9色が設定されています。

・ムーンウォーク・グレー・メタリック
・ペッパー・ホワイト・ソリッド
・スターライト・ブルー・メタリック
・ミッドナイト・ブラック・メタリック
・チリ・レッド・ソリッド
・インディアン・サマー・レッド・メタリック
・MINI Yours エニグマティック・ブラック・メタリック
・エメラルド・グレー・メタリック
・メルティング・シルバー・メタリック

この中では、純白の「ペッパー・ホワイト・ソリッド」が人気です。

MINI ワン

MINI ワン

 

MINIのエントリーグレード「MINI ワン」

MINI ワンは、初代から現行モデルである3代目までのすべての世代に設定されているエントリーグレードです。控え目なエンジン出力やシンプルな車両構成となっているMINI ワンは、オリジナルMINIの持つ世界観を最も忠実に反映したグレードといえます。

このグレードでは2代目の世代途中における排気量変更を含め、4種類のエンジンを搭載してきたことも特徴です。そのため、年次改良によって車の性格もそれぞれ異なります。

中古で購入する際の目安となる予算

MINI ワンを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。

<年式:予算目安>
2002年式:50万円~67万円
2003年式:30万円~50万円
2004年式:40万円~67万円
2005年式:16万円~55万円
2006年式:流通量希少により算出不可
2007年式:39万円~84万円
2008年式:27万円~89万円
2009年式:34万円~90万円
2010年式:33万円~101万円
2011年式:22万円~80万円
2012年式:37万円~102万円
2013年式:38万円~118万円
2014年式:64万円~110万円
2015年式:55万円~145万円
2016年式:69万円~140万円
2017年式:81万円~169万円
2018年式:88万円~207万円
2019年式:159万円~185万円
2020年式:131万円~294万円
2021年式:210万円~255万円
2022年式:240万円~293万円
2023年式:流通量希少により算出不可
2024年式:流通量希少により算出不可

このグレードはMINIのエントリーグレードとして位置づけられているため、他のグレードよりもお得に手に入れられるでしょう。

先代モデルとの比較

初代:2002年~2007年
初代のMINI ワンは、エントリーグレードとしてシンプルな装備と燃費性能に優れた小排気量エンジンを与えられています。

この世代は登場から20年近く経過しているので、価格もこなれてきました。

エンジンは1.6L直列4気筒ターボ最高出力90ps。ボディサイズは全長3625mm×全幅1690mm×全高1425mmです。

2代目:2007年~2014年
2代目誕生当初のエンジンは、新開発の1.4Lを搭載していますが、2010年のマイナーチェンジで1.6Lに拡大されています。

この世代は登場から時間が経っているため、お得に手に入れられる車両が多いです。

エンジンは1.4L直列4気筒ターボ最高出力95ps。ボディサイズは全長3700mm×全幅1685mm×全高1430mmです。

3代目:2014年~2024年
この世代では、新開発のダウンサイジング3気筒ターボを搭載し、燃費性能が向上しています。各種の電子制御デバイスの採用も積極的であり、プレミアム・コンパクトの名に相応しい仕上がりとなりました。

現行モデルのため、流通量も豊富なので条件に合った車両を探しやすいでしょう。

エンジンは1.2L直列3気筒ターボ最高出力102ps。ボディサイズは全長3835mm×全幅1725mm×全高1430mmです。

人気のあるカラー

MINI ワンのボディカラーは、下記の7色が設定されています。

・ムーンウォーク・グレー・メタリック
・ペッパー・ホワイト・ソリッド
・スターライト・ブルー・メタリック
・ミッドナイト・ブラック・メタリック
・ブリティッシュ・レーシング・メタリック
・チリ・レッド・ソリッド
・ソラリス・オレンジ・メタリック

この中では、純白の「ペッパー・ホワイト・ソリッド」が人気です。

MINI クーパーSD

MINI クーパーSD

 

ディーゼルエンジンを搭載した「MINI クーパーSD」

MINI クーパーSDは、3代目に用意される2種類のディーゼルエンジン搭載モデルの中で、2.0Lのハイチューンエンジンを採用するスポーティーグレードです。

低回転から強力なトルクを発生する高性能ディーゼルエンジンにより、MINIの「ゴーカート・フィーリング」は重厚な加速感という新たな価値観を与えられています。また、パワーウィンドウやクルーズコントロール、本革巻きステアリングが標準装備されているのが特徴です。

中古で購入する際の目安となる予算

MINI クーパーSDを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。

<年式:予算目安>
2015年式:流通量希少により算出不可
2016年式:78万円~286万円
2017年式:115万円~216万円
2018年式:125万円~308万円
2019年式:190万円~386万円
2020年式:208万円~363万円
2021年式:245万円~396万円
2022年式:376万円~388万円
2023年式:356万円
2024年式:流通量希少により算出不可

MINI クーパーSDは3代目に設定されたディーゼルエンジン搭載のスポーティーグレードであり、中古車市場においても年式が新しい個体が多く流通しています。

先代モデルとの比較

3代目:2015年~2024年
MINI クーパーSDは、3代目より設定されたハイパワーディーゼルエンジンを搭載したスポーツグレードです。

BMW製の新世代ディーゼルエンジンは、BMW3シリーズにも搭載される強力な出力を誇るエンジンであり、車重が1290kgというMINIにおいては痛快な加速を見せ付けます。

ボディタイプは3ドアと5ドアが設定されており、それぞれ乗車定員や車体寸法も異なりますが、トランスミッションはいずれも6ATを採用しました。スポーティーなデザインのアルミホイールに205/45R17のハイグリップタイヤを履き、減衰力を高めたスポーツサスペンションとの組み合わせによって、俊敏な回頭性と優れた安定性を両立しています。

2018年のマイナーチェンジでは、リアランプにユニオンジャックをモチーフにした非常にユニークなデザインが与えられました。

このグレードは登場から10年近く経過していますが、ほとんどの車両はまだ高い価格で取引されています。

エンジンは2.0L直列4気筒ターボ最高出力170ps。ボディサイズは全長3860mm×全幅1725mm×全高1430mmです。

人気のあるカラー

MINI クーパーSDのボディカラーは、下記の10色が設定されています。

・ムーンウォーク・グレー・メタリック
・ホワイト・シルバー・メタリック
・サンダー・グレー・メタリック
・ペッパー・ホワイト・ソリッド
・スターライト・ブルー・メタリック
・ミッドナイト・ブラック・メタリック
・ブリティッシュ・レーシング・メタリック
・チリ・レッド・ソリッド
・ソラリス・オレンジ・メタリック
・MINI Yours エニグマティック・ブラック・メタリック

この中では、純白の「ペッパー・ホワイト・ソリッド」が人気です。

※本記事は、2025年2月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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