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更新日:2025.01.28 / 掲載日:2021.06.15
メルセデス・ベンツ Aクラスセダンの狙い目グレードや特徴と価格相場を紹介

プレミアムコンパクトセダンモデルであるメルセデス・ベンツ Aクラスセダンに関して、今回はグレード別に紹介していきます。
「それぞれどのような特徴があるの?」「中古で購入する場合に目安となる予算はどれくらい?」といった実際に購入を検討されている方に必要な情報を掲載していますので確認してみてください。
この記事の目次
メルセデス・ベンツ Aクラスセダンの歴史
2019年7月、日本にAクラスセダンの初代が登場します。もともとハッチバック型のAクラスが設定されていましたが、このAクラスが4代目へとフルモデルチェンジしたタイミングでセダン型のAクラスセダンが追加されました。Aクラスセダンは前輪駆動アーキテクチャーベースのプレミアムコンパクトセダンであり、インテリアにはハッチバック型のAクラスと同じ基本的なデザインが踏襲されています。またダッシュボードの上のカウルをなくし、スピードや車両情報を表示する10.25インチのワイドスクリーンディスプレイを配置しました。さらにホイールベースを長くしたので室内が広くなり、トランクスペースは420Lを確保しています。リアシートは分割可倒式であり、シートアレンジが可能です。
またAクラスと同じく自然対話式音声認識システムのMBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)を搭載しました。この機能は、「ハイ、メルセデス」と車に話しかけるだけで温度設定の調整や天気情報などを音声で答えてくれるシステムです。
誕生時に設定されたのは、Aクラスセダン唯一の4WD「Aクラスセダン A250 4マチック」のみでした。
同年10月、ターボエンジンを搭載した「Aクラスセダン A180セダン」と「Aクラスセダン A180 スタイルセダン」を追加します。
2020年2月、ターボエンジンに4輪駆動システムの4MATICを組み合わせたクリーンディーゼルモデルの「Aクラスセダン A250 4マチックセダン」を追加しました。
同年10月には、それまでオプション設定だったメルセデス・ベンツの安全運転支援システムのレーダーセーフティパッケージを標準装備しています。また、同時にホイールデザインを刷新しました。
2021年5月、メルセデス・ベンツのコンパクトカーとして初となるプラグインハイブリッドモデルの「A250e セダン」をまもなく発売することを発表しました。
2023年には「Aクラス」と「Aクラスセダン」のマイナーチェンジが行われ、スポーティで洗練されたエクステリアデザインへ刷新。メルセデスのスポーツカーに採用されているボンネットデザイン「パワードーム」や、水平基調のヘッドライトなどを取り入れました。
また、上位モデルのSクラスに採用されている最新型のナビゲーションシステム「メルセデス・ベンツ ユーザーエクスペリエンス」を標準装備。このシステムでは、目的地の入力や選曲などのほか、ヒーターや照明などの設定も音声認識で操作できます。
Aクラスセダン A180 セダン

Aクラスセダンの中では一番新車価格が安い「Aクラスセダン A180 セダン」
Aクラスセダンに設定されているグレードの中では標準グレードとして位置づけられており、新車価格が300万円台と一番安くなっています。
282型の1.4Lターボエンジンを搭載しており、右ハンドルのみ設定されました。トランスミッションは、7速デュアルクラッチトランスミッションが組み合わせられています。
標準グレードではあるものの、音声で車の温度設定や音楽を再生してくれる対話型インフォテインメントシステムのMBUXが搭載されているのが特徴です。
中古で購入する際の目安となる予算
<年式:予算目安>
2019年式:流通量希少のため算出不可
2020年式:242万円
2021年式:289.9万円~355.2万円
2022年式:348.7万円~414.6万円
2023年式:361.9万円~542.2万円
2024年式:405.9万円~520万円
は設定されてから6年ほど経過したAクラスセダン A180 セダンは、中古車市場での流通量も増え、現時点では200台以上が流通しています。年式によっては新車価格の半分ほどで購入できる車両もあるため、狙い目のグレードと言えるでしょう。
先代モデルとの比較
エクステリアは上下方向に細いヘッドライトデザイン、低く構えた姿勢のフロントエンドを採用しました。
インテリアには、助手席のダッシュボード部分に2つの10.25インチのワイドディスプレイが搭載されており、スピードや車両情報、ナビなどを表示することが可能です。また、センター部分には3つのエアコンの吹き出し口、さらに運転席と助手席のドア付近にも吹き出し口が1つずつ取り付けられています。
安全装備には、運転席や助手席、サイドのエアバッグ、ABS、トラクションコントロールなどを装備しました。またメルセデス・ベンツの安全運転支援システムのレーダーセーフティパッケージはオプションで装備することが可能です。
Aクラスセダン A180 セダンの中古車は、現時点の中古車市場には200代以上が流通しています。Aクラスセダンの中では一番新車価格が安いグレードですが、多くのオプションが付けられて新車価格以上の値段を設定されている車両もありました。
エンジンは1.4L直列4気筒ターボ最高出力136ps。ボディサイズは全長4550mm×全幅1800mm×全高1430mmです。
人気のあるカラー
・ポーラーホワイト(S)
・コスモスブラック(M)
・マウンテングレー(M)
・ハイテックシルバー(M)
・MANUFAKTURパタゴニアレッド(M)
・スペクトラルブルー(M)
この中では、真っ白な「ポーラーホワイト(S)」が人気です。
※(S)とはソリッドペイントを意味し、(M)とはメタリックペイントを意味します。
Aクラスセダン A180 スタイルセダン

AMGラインがオプション装備できる「Aクラスセダン A180 スタイルセダン」
基本的にエンジンなどの装備は、Aクラスセダン A180 セダンと同等のものが採用されているのが特徴です。
異なる点としては、Aクラスセダン A180 セダンでは選択できない「AMGスポーツステアリング」や「ステンレスアクセル&ブレーキペダル」などを装着できるAMGラインがオプション装備できることにあります。
中古で購入する際の目安となる予算
<年式:予算目安>
2019年式:298万円~339.7万円
2020年式:280万円~410万円
2021年式:流通量希少のため算出不可
Aクラスセダン A180 スタイルセダンの中古車は、現時点の中古車市場には6台ほどしか流通していません。登場してから5年ほどしか経過していないためか、価格はどれも高めです。
先代モデルとの比較
Aクラスセダン A180 スタイルセダンは、日本に初代が導入された半年後に設定されています。
標準グレードであるAクラス A180セダンに快適な装備をプラスしたグレードとして誕生しました。そのためAクラス A180セダンと同じく、ダッシュボード部分には10.25インチのワイドディスプレイが2枚配置されています。また対話型インフォテインメントシステムのMBUXも搭載されました。その他の装備では、運転席パワーシートやシートヒーター、さらにリアアームレストなどが標準装備されています。
安全装備では、誤発進防止のドライブアウェイアシストや後退事故防止のリアクロストラフィックアラートも装備されました。
2年ほど前に設定されたAクラスセダン A180 スタイルセダンの中古車は、6台程度しか流通していません。いずれも300万円~400万円の価格がつけられています。そのため、このグレードの中古車を購入するなら、もう少し価格が落ち着くまで様子を見たほうがよいかもしれません。
エンジンは1.4L直列4気筒ターボ最高出力136ps。ボディサイズは全長4550mm×全幅1800mm×全高1430mmです。
人気のあるカラー
・ポーラーホワイト(S)
・コスモスブラック(M)
・デニムブルー(M)
・マウンテングレー(M)
・イリジウムシルバー(M)
・デジタルホワイト(M)
この中では、シルバー色の「イリジウムシルバー(M)」が人気です。
Aクラスセダン A200d セダン

クリーンディーゼルエンジンを搭載した「Aクラスセダン A200d セダン」
Aクラスセダンの中では唯一、クリーンディーゼルエンジンを搭載しています。さらに8速デュアルクラッチトランスミッションを組み合わせているため、力強い走りを実現しているのが特徴です。
装備については、Aクラスセダン A180 スタイルセダンとほぼ同じです。そのため、AMGスポーツステアリングやステンレスアクセル&ブレーキペダルなどを装着できるAMGラインがオプションで装備できます。
中古で購入する際の目安となる予算
<年式:予算目安>
2020年式:303.4万円
2021年式:流通量希少により算出不可
2022年式:流通量希少により算出不可
2023年式:410.7万円~421万円
2024年式:511.7万円~572.5万円
2020年に登場したばかりのAクラスセダン A200d セダンの中古車は、現時点で6台ほどしか流通していません。あまり選択肢がないため、見つけたら早めに検討する方がよいでしょう。
先代モデルとの比較
Aクラスセダン A200d セダンは、2020年2月から設定されています。
Aクラスセダンの中では唯一のディーゼルターボエンジンを搭載するグレードで、CクラスやEクラスで採用されたディーゼルエンジンを進化させて搭載しました。横置きに対応しており、振動が少なく、静寂性の高いエンジンとなっています。排気ガスの中の窒素酸化物を削減するために用いられる4つのSCR触媒を搭載して、よりクリーンなディーゼルエンジンに仕上げました。
基本的なインテリアやエクステリアは、Aクラスセダン A180スタイルセダンと同じものが採用されており、ダッシュボード部分の2つのワイドディスプレイは10.25インチが搭載されました。またこのグレードにも対話型インフォテインメントシステムのMBUXがオプションで装備することができます。
Aクラスセダン A200d セダンは誕生から3年半ほどしか経過していないこともあり、現時点ではまだ6台ほどしか流通していない状況です。価格もほぼ新車同然となっているので中古車として購入するメリットは少なく、すぐに手に入れたいのであれば新車で購入したほうがいいかもしれません。
エンジンは2.0L直列4気筒ディーゼルターボ最高出力150ps。ボディサイズは全長4550mm×全幅1800mm×全高1430mmです。
人気のあるカラー
・ポーラーホワイト(S)
・コスモスブラック(M)
・マウンテングレー(M)
・ハイテックシルバー(M)
・MANUFAKTURパタゴニアレッド(M)
・スペクトラルブルー(M)
この中では、真っ白な「ポーラーホワイト(S)」が人気です。
Aクラスセダン A250 4マチックセダン

Aクラスセダン唯一の4WDモデル「Aクラスセダン A250 4マチックセダン」
OM654q型の2.0Lターボエンジンに、4輪駆動システム「4MATIC」を組み合わせており、Aクラスセダンの中では唯一の4WDモデルとなっています。
基本的には、Aクラスセダン A180 スタイルセダンとほぼ同じ装備を搭載しているのが特徴です。また、サスペンションはマルチリンク式になっており、ホイールは17インチアルミホイールが搭載されました。
中古で購入する際の目安となる予算
<年式:予算目安>
2019年式:246.5万円~358.7万円
2020年式:325.2万円~417.1万円
2021年式:321.1万円~349.9万円
2022年式:404万円~422.7万円
Aクラスセダンが導入された当初から販売されているAクラスセダン A250 4マチックセダンの中古車は、20台ほどの台数が流通しています。他のグレードに比べると安い価格の中古車もありますが、それでも300万円近い価格になることは覚悟しておいたほうがよいでしょう。
先代モデルとの比較
Aクラスセダン A250 4マチックセダンは、Aクラスセダンが日本に導入された際に設定されました。
Aクラスセダンの中では、唯一の4WDモデルであるため、このグレードのみ「AMGアドバンスドパッケージ」がオプションとして設定されています。このパッケージは、360度カメラシステムやヘッドアップディスプレイ、アドバンスドサウンドシステムなどの快適な走行をサポートする装備が搭載されているパッケージです。
また、ダッシュボードの上には、他のグレードと同じく10.25インチのワイドディスプレイを2つ並べています。
導入された当初から販売されているAクラスセダン A250 4マチックセダンは、現時点で20台ほどの中古車が流通していました。他のグレードに比べるとわずかながら価格の落ち着いた中古車もあるようですが、それでも300万円近い価格となってしまいます。とはいえ、新車価格が500万円超えであることを考えれば多少はお得に購入することができるでしょう。
エンジンは2.0L直列4気筒ターボ最高出力224ps。ボディサイズは全長4550mm×全幅1800mm×全高1430mmです。
人気のあるカラー
・ポーラーホワイト(S)
・コスモスブラック(M)
・デニムブルー(M)
・マウンテングレー(M)
・イリジウムシルバー(M)
・パタゴニアレッド(M)
・デジタルホワイト(M)
この中では、漆黒の「コスモスブラック(M)」が人気です。
※本記事は、2025年1月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。