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更新日:2021.10.25 / 掲載日:2021.10.25

メルセデス・ベンツ Rクラスの狙い目グレードや特徴と価格相場を紹介

ミニバンとステーションワゴンの要素を組み合わせたメルセデス・ベンツ Rクラスに関して、今回はグレード別に紹介していきます。

「それぞれどのような特徴があるの?」「中古で購入する場合に目安となる予算はどれくらい?」といった実際に購入を検討されている方に必要な情報を掲載していますので確認してみてください。

メルセデス・ベンツ Rクラスの歴史

2006年、ドイツ本国でRクラスの初代が登場します。

Rクラスは、ミニバンやステーションワゴンの要素を詰め込んで開発されました。セダンベースのミニバンなので、ミニバンに似たフォルムになっているのが特徴です。

MクラスやGLクラスとプラットフォームは同じですが、4WDにはオンロードからオフロードまで安定した走行性を発揮する4マチックを採用しています。

日本にも同じ年に導入され、このとき3.5L V型6気筒DOHCエンジンを搭載する「Rクラス R350 4マチック」と5.0L V型8気筒エンジンを搭載する「Rクラス R500 4マチック」の2つのグレードが設定されました。

このグレードの日本仕様車は、国土交通省の保安基準を考慮してサイドアンダーミラーが装備されていましたが、見た目が悪いと不評でした。その結果、代わりにサイドビューカメラに変更され、サイドアンダーミラーは廃止されています。

2007年前半、6.3L V型8気筒DOHCエンジンを搭載するハイパフォーマンスモデルの「Rクラス R63 AMG」を設定しました。

同年後半には、Rクラス R500 4マチックと入れ替わる形で、新たに5.5L V型8気筒DOHCエンジンを搭載する「Rクラス R550 4マチック」が設定されます。このとき、エクステリアやインテリアのデザインを一部変更しました。

2010年、マイナーチェンジが行われ、Rクラスは新たにETCユニットを標準装備するようになります。同時に車体の前後のデザインが変更され、グレードもRクラス R350 4マチックのみになりました。

2012年、一部改良を行います。Rクラス R350 4マチックと入れ替わりで、BlueDIRECTテクノロジー搭載の3.5L V型6気筒直噴エンジンを搭載する「Rクラス R350 4マチック ブルーエフィシェンシー」を設定。

2014年、日本での販売を終了しますが、中国での需要が高いRクラスは現在も中国専売モデルとして生産されています。

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Rクラス R350 4マチック ブルーエフィシェンシー

BlueDIRECTテクノロジーを採用した「Rクラス R350 4マチック ブルーエフィシェンシー」
Rクラス R350 4マチック ブルーエフィシェンシーは、初代の2012年1月に設定されたグレードです。

もともとは「Rクラス R350 4マチック」というグレード名で設定されていましたが、新たにBlueDIRECTテクノロジーを採用した3.5L V型6気筒直噴エンジンを搭載したことにより、グレード名が改名されました。

トランスミッションには、7速ATの7G-TRONIC PLUSが組み合わされており、スムーズな変速と高い効率を実現しています。

中古で購入する際の目安となる予算
Rクラス R350 4マチック ブルーエフィシェンシーを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。

<年式:予算目安>
2012年式:109~219万円
2013年式:流通量希少のため算出不可
2014年式:流通量希少のため算出不可

Rクラス R350 4マチック ブルーエフィシェンシーの中古車は、現時点では4台しか流通していません。流通量は少ないですが、中古車価格はかなり下がってきているので購入しやすいでしょう。

先代モデルとの比較
初代:2012年~2014年
Rクラス R350 4マチック ブルーエフィシェンシーは、初代の終盤に行われた一部改良で設定されました。

BlueDIRECTテクノロジーを採用したエンジンと、7G-TRONIC PLUSというトランスミッションを搭載しているため、燃費や動力性能がよいのが特徴です。エンジンのシリンダーヘッドなどにはアルミニウムを、パーツには樹脂パーツを採用しているので、エンジンも軽量化されています。

基本的な装備に関しては「Rクラス R350 4マチック」と同じですが、シートが人工皮革のレザーブーツから、レザーARTICOに変更。その他の装備では、デュアルエアコンやクルーズコントロール、本革巻きステアリングなどを標準装備しています。

そんなRクラス R350 4マチック ブルーエフィシェンシーの中古車は、現時点では4台しか流通していませんでした。選択肢は多くありませんが、走行距離が比較的長いものが多いので、価格的には落ち着いてきています。

エンジンは3.5L V型6気筒ターボ最高出力306ps。ボディサイズは全長4930mm×全幅1920mm×全高1660mmです。

人気のあるカラー
Rクラス R350 4マチック ブルーエフィシェンシーのボディカラーは、下記の9色が設定されています。

・カルサイトホワイト(S)
・オブシディアンブラック(M)
・ダイヤモンドホワイト(M)
・シトリンブラウン(M)
・タンザナイトブルー(M)
・テノライトグレー(M)
・イリジウムシルバー(M)
・パラジウムシルバー(M)
・パールベージュ(M)

この中では、純白の「カルサイトホワイト(S)」が人気です。

※(S)とはソリッドペイントを意味し、(M)とはメタリックペイントを意味します。

Rクラス R550 4マチック

5.5L V型8気筒DOHCエンジンを搭載する「Rクラス R550 4マチック」
Rクラス R550 4マチックは、初代の2007年10月に設定されたグレードです。

エンジンには、5.5L V型8気筒DOHCエンジンを搭載しており、トランスミッションに7速ATの7G-TRONICを組み合わせています。

このグレードが設定されたタイミングで、フロントスポイラーとリアスカートのデザインが変更されました。アルミホイールには、19インチ5スポークアルミホイールを標準装備するなど、他のグレードとの差別化が図られています。

中古で購入する際の目安となる予算
Rクラス R550 4マチックを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介したいところですが、こちらのグレードは現時点の中古車市場には1台も流通していないため、中古車の相場を割り出すことができませんでした。

このグレードはRクラスが販売されていたときに3年ほど設定されていましたが、当時の新車価格は1000万円を超える非常に高額なものだったので、手放そうと考えるユーザーは少ないのかもしれません。

どうしてもRクラス R550 4マチックの中古車を手に入れたいのならば、根気よく流通するのを待つしかないでしょう。

先代モデルとの比較
初代:2007年~2010年
Rクラス R550 4マチックは、初代の中盤に設定されました。

初代が誕生した当初から設定されていたRクラス R500 4マチックをベースに開発され、5.5L V型8気筒DOHCエンジンを搭載しています。装備する19インチアルミホイールには、AMGデザインが施されているのが特徴です。

それまでのRクラスの2列目シートは、座席それぞれにひじ掛けが用意されているキャプテンシートを採用していましたが、このグレードから左右の座席間に隔たりのないベンチシートに変更となりました。

ステアリングには、Direct Selectを採用しています。これにより、ステアリングを握ったまま、PやDなどのポジション切り替えが可能です。

その他の装備では、ヒルスタートアシストやサイドアンダーミラー、アームレスト、フロントシートヒーターなどを標準装備しています。

Rクラス R550 4マチックの中古車は、現時点の中古車市場には1台も流通していません。そのため、このグレードを手に入れるのは少し難しそうです。

エンジンは5.5L V型8気筒ターボ最高出力387ps。ボディサイズは全長4945mm×全幅1920mm×全高1660mmです。

人気のあるカラー
Rクラス R550 4マチックのボディカラーは、下記の10色が設定されています。

・オブシディアンブラック(M)
・クロマイトブラック(M)
・カルサイトホワイト(S)
・ペリクレースグリーン(M)
・カーネリアンレッド(M)
・タンザナイトブルー(M)
・ラズライトブルー(M)
・キューバナイトシルバー(M)
・イリジウムシルバー(M)
・サニディンベージュ(M)

この中では、ネイビー交じりの黒色の「クロマイトブラック(M)」が人気です。

Rクラス R63 AMG

Rクラスのハイパフォーマンスモデル「Rクラス R63 AMG」
Rクラス R63 AMGは、初代の2007年2月に設定されたグレードです。

メルセデスAMG社で開発されたグレードのため、エクステリアであるリアのスポーツエグゾーストや20インチのAMGアルミホイールなどにAMGデザインが施され、スポーティーな印象に仕上がっています。インテリアでは、ナッパレザーのAMGスポーツシートなどが採用されました。

このグレードにはチューニングした専用スポーツサスペンションを採用しているので、快適な乗り心地を実現しています。

中古で購入する際の目安となる予算
Rクラス R63 AMGを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介したいところですが、こちらのグレードは現時点で中古車市場には1台も流通していないため、中古車の相場を割り出すことができませんでした。

もともとRクラス R63 AMGはRクラスのハイパフォーマンスモデルとして設定されていたこともあり、その新車価格も1400万円を超えています。Rクラスの中でも一番高額なグレードであることから、簡単に手放すユーザーは少なさそうです。

先代モデルとの比較
初代:2007年
Rクラス R63 AMGは、初代の中盤に設定されました。およそ10か月という、非常に短い期間のみ販売されていたグレードです。

エンジンには、メルセデスAMG社が独自開発をした最高出力510馬力を誇る6.3L V型8気筒DOHCエンジンを搭載しています。高出力エンジンを搭載するにあたって、AIRマティックサスペンションやブレーキシステムを強化し、シャシー性能を高めているのが特徴です。

装備面では、レースタイマー付きの専用メーターパネルを搭載するなど、スポーティーな雰囲気を醸し出しています。その他には、運転席パワーシートやウッドパネル、サンルーフ、プライバシーガラスなどを標準装備しました。

Rクラス R63 AMGの中古車は、現時点の中古車市場には1台も流通していません。もともと販売されていた期間も1年に満たないため、このグレードを保有している人自体少ないと予想できます。そのため、今後もRクラス R63 AMGの中古車が流通する可能性はかなり低いでしょう。

エンジンは6.3L V型8気筒ターボ最高出力510ps。ボディサイズは全長4945mm×全幅1920mm×全高1660mmです。

人気のあるカラー
Rクラス R63 AMGのボディカラーは、下記の9色が設定されています。

・オブシディアンブラック(M)
・クロマイトブラック(M)
・アラバスターホワイト(S)
・カーネリアンレッド(M)
・タンザナイトブルー(M)
・ラズライトブルー(M)
・キューバナイトシルバー(M)
・イリジウムシルバー(M)
・トラベルティンベージュ(M)

この中では、白色の「アラバスターホワイト(S)」が人気です。

※本記事は、2021年10月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
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グーネットマガジン編集部

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