カー用品・パーツ
更新日:2019.05.17 / 掲載日:2018.12.18
【グーパーツ】The next customization[ダッジ・ホイール&タイヤ編]
アメ車カスタムで重要となってくるのがホイールだ。ホイールのデザインひとつで印象もかなり変わってくるので、慎重に選ぶことをオススメしたい。国産・輸入の中から選りすぐりのモデルを紹介。
(掲載されている内容はグーパーツ2019年2月号の内容です)

アメ鍛ホイールはもちろん国産ホイールもオススメ
ダッジ・チャージャーはアメリカの車なので、やはりアメリカンデザインのホイールが似合う。3代目のチャージャーは、アメリカ国内でも販売台数の多かったモデルなので、適合するホイールの種類も豊富だ。とくに、20インチオーバーの大径サイズのホイールでは、いわゆる「アメ鍛」のホイールに人気が集まっている。
日本では大型のセダンとなるチャージャーでは、やはり大径のホイールはマッチングがいい。5から7本の太めのスポークを持つタイプや、ダブルフェイスデザインのホイールはいかにも現代のアメリカ車らしい。ボディカラーによってはメッキホイールを選択するというのもいいだろう。
また、最近では国産(日本ブランド)のホイールを組み合わせる例も増えている。国産ホイールなら、タイヤとの組み合わせを含めて、サイズバリエーションが豊富なので、ローダウン時にツライチやリムツラなど、ギリギリのセットアップもしやすいからだ。
ただしダッジ系車種では、ホイールハブのPCD(115mm)やハブボルト径(14mm)、ハブセット面の形状が国産車とは異なるので、専用タイプが用意されているか、あるいは特注製作または加工ができるホイールに限られる。PCDチェンジャー(ハブスペーサー)やハブリングを使うことで、国産ホイールをそのまま装着することはできるのだが、その場合はハブチェンジャー分のオフセット分を計算してインセットを決める必要がある。車重が約1.9トン(SRT8)というクルマなので、ハブチェンジャーそのものの強度も必要だ。そのほか、2WD(FR)と4WDが設定されており、それぞれホイールのインセット量が異なる。4WDでは前後サイズを揃えるとともに、インセットの設定も重要だということは知っておきたい。
ダッジ・チャージャー適合ホイール
国産であれば定番のWORKは外せない。その他アメ車をはじめとした輸入車では定番のVOSSENやLEXANIなどがオススメだ。
WORK EMOTION CR

(5.5J×16から8.0J×20)4万9000円から8万7000円
センターに落とし込まれたツインスポークとディープコンケイブが特長的なモデル。リムの深さも相まって足元にラグジュアリー感をプラスする。
問ワークTEL.048-688-7555(東日本)/TEL.06-6746-2859(西日本)https://www.work-wheels.co.jp
VOSSEN LC-105T
8.5J×19から10J×24
28万円から42万円
問モンデラジャパン
TEL.053-523-6388
http://monderajapan.com/WORK MEISTER S1R
6.0J×16から12.5J×20
4万6000円から11万4000円
問ワークTEL.048-688-7555(東日本)
TEL.06-6746-2859(西日本)
https://www.work-wheels.co.jp
LEXANI BAVARIA
8.5J×20から10J×26 オープン価格
問エクスクルーシブ TEL.04-2706-9616 http://internationalwheelz.com/LEXANI SWIFT
8.5J×20から10J×28 オープン価格
用途に合わせて適切なタイヤを選ぼう
アメ車=大径ホイールが定番となるが、そうなると困るのがタイヤのラインナップだ。数少ないタイヤブランドの中からオススメの製品を紹介する。

定番のロープロファイルはサイズの選択肢が少なめ?
アメリカンセダンのチャージャーのカスタマイズでは、大径ホイールに合わせてロープロファイルタイヤを装着するのが定番となっている。タイヤブランドとしては、グッドイヤー、ニットー、ミシュラン、コンチネンタルなどが多く、最近ではヨコハマタイヤやハンコックの人気も高まっている。
チャージャーの純正タイヤサイズは、V6モデル(SE/SXT)が215/65R17、V8モデルのR/Tが225/60R18、SRT8が245/45R20となっている。インチアップの際、最大サイズの245/45R20がベースになるが、20インチのままであれば、2WD車ではフロントに245/45R20または255/40R20、リヤはフロントと同サイズあるいは275/40R20。21インチなら、フロントに245/35R21または245/40R21、リヤに275/35R21。そして最大級サイズといえる22インチでは、フロントに255/30R22、リヤに275/25R22あたり。
ただし、タイヤブランドによっては、前後どちらかのサイズ設定がない場合もあり、とくに21/22インチでは、タイヤ外径を誤差範囲に収めるには選択できるサイズは限られる。また、4WDの場合も基本的には2WDと同じサイズの装着が可能だが、前後同サイズが原則で、さらにホイールのインセットが特殊なため、2WDよりもさらにタイヤの選択肢は少なくなる。
基本的にはローダウンを前提にしたものなので、サスペンションのセットアップ状況や、とくに車高の下げ幅やロアアームなどの変更の有無によって、組み合わせは変わってくる。前後独立式サスペンションのチャージャーでは、ローダウン時に前後ともにネガティブキャンバーが付くので、車高に合わせたタイヤサイズ&ホイールサイズの設定が必要になるだろう。
NITTO INVO
(245/35R20:275/30R20)
印象的な存在感を放つ独特のトレッドパターンを持ち、最新のテクノロジーと最適なパターン設計により、快適な乗り心地と静粛性を実現したモデル。
問ニットージャパン
TEL.03-6891-0030
http://www.nittotire.co.jpGOODYEAR EAGLE F1 ASYMMETRIC 3
(225/55R17から255/35R20)
ポテンシャルを最大限引き出す高い走行性能と、快適かつ上質な居住空間を両立させたフラッグシップモデル。
問日本グッドイヤー
TEL.0120-609-188
https://www.goodyear.co.jp/
MICHELIN LATITUDE SPORT 3
(225/65から295/35)
独自のコンパウンドとリブ形状により、高い安全性を確保。ロングライフ性能に加え、ブレーキ性能やハンドリング性能も期待できる。
問日本ミシュランタイヤ
TEL.0276-25-4411
https://www.michelin.co.jpMICHELIN PILOT SPORT 4S
(245/30R19から275/40R22)
フォーミュラEで使われる技術を採用したダイナミックグリップスポーツタイヤ。路面と密着し、自由自在な操作 & 応答性が魅力。
問日本ミシュランタイヤ
TEL.0276-25-4411
https://www.michelin.co.jp