カー用品・パーツ
更新日:2019.11.07 / 掲載日:2019.11.07
軽自動車にETCを取り付ける方法&ETCのセットアップについて解説

グーネット編集チーム
ETCを取り付けると、高速道路が断然利用しやすくなります。
高速道路の通行料金をクレジットカードで支払うことが可能になるため、ゲート前の一時停止や、現金の出し入れをすることもなく、ゲートをスムーズに通過することができます。
今回は、ETCを取り付ける方法とセットアップについて解説します。
ETCの取付をしたい軽自動車ユーザーは、ぜひ参考にしてください。
軽自動車にETCを取り付ける方法
軽自動車へETCを取り付ける場合の手順・流れは、次のようになります。
1.まずETC車載器を購入します。
2.次に支払いのためにETCカードを申し込みます。
3.車載器のセットアップをする(お願いできるのは登録店のみ)。
4.ETC車載器をクルマに取り付けます。
実際に軽自動車へETCを取り付ける方法としては、取付を依頼する方法と、自分で取り付ける方法があります。
軽自動車へETCを取り付ける場合の一般的なETCの導入方法や、取付方法についてご紹介します。
ETCの購入した店舗で取付をしてもらう
カーショップやディーラーなどでETCを購入し、そのままそのお店で取り付けてもらいます。
カー用品店でのETCの取り付け費用は、店舗によって異なりますが、普通車・軽自動車ともに、おおよそ5,000円程度が相場です。本体とセットアップ費用も含めて、1万円前後が取付相場になっています。
所要時間は1~2時間程度で、委任状があれば所有者以外でも申し込むことができます。
他店で購入したETCの取り付けを依頼する
インターネットなどでETC車載器を購入して、その後、カーショップなどに持ち込みみ、取付を依頼する方法もあります。
その場合は、ETCの取付工賃が割高になったり、機種によっては、持ち込みを断られてしまう場合もあります。
事前にETC車載器を購入し、持ち込みで取付を依頼する際には、依頼先のディーラーや修理工場、カーショップなどに事前に問い合わせをして、取付が可能かどうか、また、持ち込みで取り付ける場合の料金について確認するようにしましょう。
自分で取り付ける
ETC車載器のセットアップが完了しているのであれば、ETCを自分で取り付けることも可能です。
自分でETC車載器を取り付ける際の方法・流れは以下になります。
1.車載器取り付け位置と、アンテナ設置位置を確認。アンテナはフロントガラス上部中央に設置します。
2.付属の電源コードにプライヤーを使って接続コネクタを取り付けます。掃除にヒューズ電源の赤色配線にも接続コネクタを取り付けます。
3.車内のヒューズボックスのカバーを外し、カバー裏のピンチを使ってヒューズを抜きます。
4.抜き終わったら検電テスターで電流が流れていることを確認。流れていればテスターは赤く光ります。
5.テストが終了したらヒューズ電源を取り付けます。
6.ヒューズ電源を取り付けたらETC電源のプラス側をヒューズ電源に、マイナス側をボディに取り付けます。
7.アースをつなげてラチェットで締め、本体を取り付けて完了です。
自分で取り付けることで、作業を依頼する際の工賃を削減することができますので、クルマのメンテナンスに慣れている方は、自分でETCを取り付けにチャレンジしてみるのもいいかもしれません。
クルマのメンテナンスに詳しくない場合は、確実に取り付けるためにも、専門家に取付を依頼することをおすすめします。
ETCを使用する前に必要なセットアップとは?

グーネット編集チーム
ETCを使用する前のセットアップとは、使用するクルマの車両情報を車載器に暗号化して書き込むことを言います。
セットアップはクルマの固有情報をETCと紐づける
車載器のセットアップによって、ETCシステムを利用する車両が特定され、正しい料金が算出されます。
セットアップすることで軽自動車であることを判別する
高速料金は普通車と軽自動車で違います。
セットアップされたETC車載器によって、該当車両が軽自動車と判別される仕組みです。
セットアップできるのは登録店だけ
ETC車載器の取り付けは、前述の通り個人でもできますが、セットアップは登録されたお店でしかできません。
ETC車載器を販売しているカー用品店やディーラーなどは登録店であることが多いため、その場で購入・取付を依頼する際には、一般的には、車載器を購入したお店に依頼する流れになります。
ETCのセットアップには、車検証、運転免許証も必要となるので、すぐ出せるように準備しておきましょう。
インターネットでETCを購入した場合、セットアップもネット上で依頼することができますが、車検証、運転免許証のデータが必要となるので準備しておきましょう。
ナンバープレートが変わる
クルマのナンバープレートが変わった場合、車両情報の変更に該当しますので、再セットアップが必要になります。
再セットアップを行わないと、ETC利用照会サービス・ETCマイレージサービス・障がい者割引などが利用できなくなってしまいます。
ナンバープレートを変更した際には、速やかに再セットアップをしましょう。
別の車種に取り付ける際は再セットアップが必要
今まで使っていたETC車載器を他の車種に取り付ける場合も、車両情報が変更になるため、再セットアップが必要になります。セットアップ登録店で車載器の取付依頼をした際には、取付と一緒に再セットアップを依頼しましょう。
まとめ
ETC車載器は、セットアップして取付というプロセスが必要です。
そのため、ETCを取り付ける際には、購入+セットアップ+取付を同じお店でお願いするのが最も簡単で手間がかかりませんのでおすすめと言えるでしょう。
ETCを取り付けることで、高速道路の利用がスムーズになるだけではなく、ETC割引として、高速料金を安く利用することもできます。まだ取り付けていない方は、ぜひ、ETCの導入を考えてみてはいかがでしょうか。