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更新日:2019.12.23 / 掲載日:2019.12.23
トラックの泥除けは必要?泥除けの種類やメリットなど解説

グーネット編集チーム
トラックに付いている「泥除け」をご存じでしょうか?泥除けは、多くのトラックに装着されていますが、いくつか種類があり、どのような道を走るのかなどの利用目的にあった泥除けを選ぶ必要があります。
今回は、トラックの泥除けの種類から、交換方法まで解説していきます。トラックのメンテナンスをする機会がありそうな人は、ぜひ参考にしてください。
トラックに泥除けを付けることのメリット
道路上には、泥・小石や雨水、アスファルトのタールなどが存在し、それが走行中タイヤによって跳ね上げられて車体に接触することがあります。接触したことによってできたキズが、サビの原因となって車体の劣化を招くこともあります。
天候次第でこの状況はさらに悪化しますが、泥除けを付けておくと、車体をこのようなキズや汚れから保護することが可能になるのです。
また、トラックは重量が大きいためタイヤで小石などが跳ね上がる勢いが強く、周囲を走行する車への配慮の意味でも泥除けの装着率が高いといわれています。
泥除けは色・デザインも豊富で、車のドレスアップ効果も期待できるアイテムですので、装備する際には車に合った泥除けを選ぶようにしましょう。
トラックの泥除けの種類
トラックの泥除けの素材にはいくつかの種類がありますので、それぞれの特徴を説明します。
ゴム製
適度に重いため風の影響による泥除けのあおりが少なく、後続車に泥はねしてしまう心配もあまりありません。
また、強くて固い素材なのでキズが付きにくく色落ちも控えめ、経年劣化しにくく、耐久年数が比較的長めです。使用するのは一枚のゴム板なので加工もしやすく、取り付け費用も高くないというコストパフォーマンスに優れた素材といえます。
ステンレス製
風で泥除けがなびくと、光が反射して目を引くのがステンレス製の泥除けです。
夜間には後続車のヘッドライトが反射、足回りが明るくなる効果もあります。光沢があるので光を反射しやすいので、後続車ドライバーの注意を促し、まぶしさを感じた後続車ドライバーが車間距離を取り、追突事故防止効果が期待できます。
ステンレスはサビに強く長持ちである点もメリットとして挙げられます。またゴムに比べて素材が軽く、装着しても燃費への影響もあまりありません。
EVA製
ゴムと似た性質があり、表面にツヤがあります。引っ張りや引き裂こうとする力に強く、低温時でも特性が変わらず、高い耐久性が特徴を持つのがEVA製の泥除けです。
また、EVA製の泥除けが直接印刷することが可能なので、社名やロゴなどを印刷して宣伝効果も可能です。
トラックの泥除けの交換方法

グーネット編集チーム
トラックの泥除けの交換方法です。泥除けはボルトやナットで固定されているので、泥除けにドリルなどで穴を開けて交換します。
STEP1 泥除けの取り付け位置を確認
まず、現在の泥除けを確認して取り付け位置をチェックしましょう。
STEP2 接合部分のボルト・ナットの位置を確認
現在装着している泥除けを外し、交換する泥除けと重ねボルト位置を確認し、ドリルで穴を開けるためにマークを付けます。
STEP3 ドリルで穴開け
泥除けに穴を開けます。素材がラバーやステンレスの場合は手動で穴開けは困難になりますので、電動ドライバーを使って作業をおこないましょう。
STEP4 泥除けを取り付けて固定
穴が開いたら、泥除けを車体に取り付け、ボルトとナットで固定すれば交換完了です。
まとめ
泥除けは車体をキズや汚れから守り、劣化を防ぐという実用性だけではなく、アクセサリーとしての一面も持っています。社名やロゴを泥除けに印刷すれば宣伝効果も期待できるアイテムです。
また、ゴム・ステンレス・EVAなど泥除けに使われる素材にはそれぞれ長所がありますので、目的に合わせて最適なものを選ぶようにしましょう。