カー用品・パーツ
更新日:2020.02.28 / 掲載日:2020.02.28
チャイルドシートの掃除方法と手順~汚れの種類や必要な道具も紹介!

グーネット編集チーム
小さな子どもが使用するチャイルドシートには、よだれや汗だけでなく、食べこぼしや砂汚れなど、さまざまな汚れが付着しています。
こういった汚れを放置していると子どもの健康に対して悪影響を及ぼす可能性があるので、チャイルドシートは定期的に掃除して清潔に保つことが大切です。
そこで今回は、チャイルドシートの汚れの種類や必要な道具、掃除の手順についてご紹介します。
チャイルドシートの汚れの種類

グーネット編集チーム
チャイルドシートにはさまざまな汚れが付着します。そのため、汚れの状態にもよりますが、2ヶ月に1回程度を目安に掃除するようにしましょう。
チャイルドシートの主な汚れは以下の5種類です。
汗・よだれ・ほこり
汗やよだれ、ほこりなどの汚れは一見わかりにくいですが、どのチャイルドシートにも使用していれば必ずある汚れと考えて良いでしょう。
これらについては、どんなにきれいに使っているつもりでも避けられません。
食べこぼし
食べこぼしによってついてしまった汚れは、時間が経っていなければ比較的落としやすい汚れですが、時間が経つとシミになってしまい落としにくくなってしまいます。
さらに、湿度が高くなるとシミの部分からカビが繁殖することもあるので、食べこぼしによる汚れに関しては早めに落とすことが大切です。
静電気汚れ
静電気汚れとは、静電気によって付着する黒ずみ汚れで、軽い汚れの場合は水拭きだけで簡単に落とせます。
しかし、時間が経って放置してしまうと落ちにくくなり、メラニンスポンジなどを使った掃除が必要になります。
土・砂
子どもが外遊びをするようになると、服や靴などについた土や砂によるチャイルドシートの汚れに悩まされます。
特に泥汚れは時間が経つとかなり落ちにくくなるため、早めの対処が必要です。
カビ
カビ汚れは、一見気づきにくいですが、シートやベルト部分などに黒い点や白く浮き出ているのが特徴です。
特に肩ベルトに付いたカビは落とすのにかなり時間がかかります。
チャイルドシートの掃除に必要な道具
チャイルドシートの掃除に必要な道具は以下です。
・雑巾やいらない布切れ(そのまま捨てられるもの)
・歯ブラシ(隙間や細かな部分の汚れを取り除く)
・掃除機(食べこぼしやほこりなどを取り除く)
・先が細い棒(掃除機が届かない部分の汚れをかき出す)
・洗濯洗剤(カバーを洗う)
・酸素系漂白剤・部分洗い洗剤など(シミや汚れを落とす)
これらが揃っていればチャイルドシートをきれいにすることができますが、汚れに応じて以下も用意しておくと良いでしょう。
・メラニンスポンジ(水拭きで落ちない汚れ)
・カビキラー(カビが生えている場合)
・毛玉取り(カバーの素材によって)
・コロコロ(髪の毛やほこりなど)
・消臭スプレー(臭いが気になる場合)
チャイルドシートの掃除手順
チャイルドシートの掃除手順は以下です。
分解する
チャイルドシートは、パーツによって汚れが異なる場合や、掃除の際に水洗いができるものなどが分かれているため、取り外しできる部分をすべて外した状態で掃除するのがおすすめです。
掃除後の組み立てが不安な場合は取り外す前の写真を撮ったり、動画を撮ったりしながら外していくと良いでしょう。
カバー・クッションの部分汚れを落とす
カバーやクッションに付いた部分汚れに対しては、専用洗剤を塗った上で歯ブラシなどを利用してよく馴染ませながら洗います。
洗濯をする
カバーが取り外しできる場合はそのまま洗濯機に入れ、普段の洗濯と同じように洗います。
その際、カバー下のスポンジは劣化しやすいため、カバーとは別にして洗濯機ではなく手洗いで洗うのがおすすめです。
本体の汚れを拭き取る
カバーを洗濯している間、チャイルドシートの本体を掃除します。本体は基本的に掃除機と水拭きだけでもきれいになりますが、必要であれば洗剤やスポンジを使いましょう。
乾かす
取り外したすべてのパーツを乾かします。特に、カバーとクッションについては濡れた状態で組み立ててしまうと、カビや匂いのもととなる可能性があるので、完全に乾いているかを確認することが大切です。
まとめ
一見きれいに思えるチャイルドシートも、汗やよだれといったさまざまな汚れが付着しており、長時間放置することでカビや悪臭につながってしまうことがあります。
子どもの健康面にも影響する可能性がありますので、2ヶ月に1度を目安とし、定期的に掃除することが大切です。
また、分解の際に写真や動画を撮っておけば組み立ての際にも安心なので、ぜひチャレンジしてみてください。