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更新日:2020.02.28 / 掲載日:2020.02.28
暑い夏のチャイルドシートは保冷剤で冷却するのがおすすめ!

グーネット編集チーム
小さな子供を危険から守ってくれるチャイルドシートですが、夏場になるとムレや暑さが気になるものです。
汗を大量にかいてしまえば冷えやかぶれ、あせもなどの原因にもなりかねません。
そこで今回は、真夏のチャイルドシートがもたらす危険と、3つの対策グッズについてご紹介します。
車内が暑いとチャイルドシートに熱がこもる

グーネット編集チーム
気温が急激に上がる夏場の車内は、室温が80℃近くまで上がるケースもめずらしくありません。そのため、梅雨から夏にかけては熱中症リスクが非常に高くなります。そして、車内の暑さはチャイルドシートにも大きく影響します。
そもそもチャイルドシートは、子供の体を固定することで安全性を確保しているため、熱がこもりやすい傾向にあります。中には通気性を重視した商品もありますが、座り心地や耐衝撃性などが第一に考慮されているため、どうしても熱を持ちやすくなってしまうのです。
また、新生児に関しては体温調整機能が発達しておらず、暑さの影響をもろに受けてしまいます。そのため、夏場の車移動には冷却対策が必須となります。
チャイルドシートの冷却グッズ1:サンシェード
チャイルドシートの熱を手軽に軽減できるのがサンシェードです。冷却というよりは「日よけ」「紫外線対策」になりますが、サンシェードを装着することで車内の気温上昇をゆるやかにすることができます。
また、直射日光が当たるのと当たらないのでは体感温度も違ってきますので、サンシェードは暑さ対策の基本ともいえるでしょう。
ただし、サンシェードだけでは根本的な暑さ対策にはなりません。
真夏で車内の温度が上がりやすい場合は、サンシェードの装着とともにエアコンを作動させたり、窓を開けたりする必要があります。
チャイルドシートの冷却グッズ2:保冷剤
チャイルドシートを効果的に冷却できるのが保冷剤です。
保冷剤と聞くと「逆に冷えすぎてしまうのでは?」と思うかもしれませんが、チャイルドシート用の保冷剤が販売されており、一般的にチャイルドシート用の保冷剤はカバーに入れて使用されるなど、赤ちゃんの体が冷えすぎたり、皮膚が凍傷を起こさないように考慮されている場合がほとんどです。
なかには、背中と後頭部の2ヵ所が適度に冷えるようになっているシートが付属した保冷剤もあるので、これらを活用することで暑い車内でも快適に過ごすことができるでしょう。
チャイルドシート用の保冷剤は、一般的にベビーカーにも使用できるほか、なかにはジェルが入った袋を温めれば冬場の冷え対策にもなるものもあるため、そのような保冷剤を選ぶことで、幅広いシーンで活用することもできます。
チャイルドシートの冷却グッズ3:チャイルドシートカバー
3つめの冷却グッズはチャイルドシートカバーです。
様々なチャイルドシートカバーが販売されていますが、夏用の布団などによくある「接触冷感タイプ」の素材が使われているものであれば、暑い車内でベビーカーの利用に最適です。
保冷剤に比べてチャイルドシートカバーでの冷却では触れている部分が冷たく感じる程度で効果は低めですが、実際に冷たいものを触るわけではないので、冷えすぎたりすることもなく、またそこまで車内の温度が上がらない移動時間が短い場合におすすめです。
また、チャイルドシートカバーは紐を結ぶだけで取り外しができるシンプルな作りなので、汚れた場合もすぐに洗濯ができます。保冷剤と同様、ベビーカーや布団などに使用することも可能です。
まとめ
チャイルドシートは、使い方や構造からどうしても熱がこもりやすくなります。そのため、車内の温度が高くなる梅雨から夏は冷却対策を行い、赤ちゃんを暑さから守ることが必要です。
主な冷却グッズにはサンシェード、保冷剤、チャイルドシートカバーがありますが、得られる効果や使い勝手はそれぞれ異なります。
また、車に乗る頻度や赤ちゃんの好み、体質などもあるので、赤ちゃんにとって最適なグッズを選び、効果的な暑さ対策を行いましょう。