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更新日:2020.09.17 / 掲載日:2020.09.17
車のドアバイザーは雨よけになる?ドアバイザーの必要性やメリット・デメリットについて

グーネット編集チーム
多くの国産車のサイドウィンドウ上部についている雨どいのようなパーツ。これはドアバイザーと呼ばれているものですが、何のためについているのか疑問に思ったことはないでしょうか。
このページでは、そんなドアバイザーについて、必要性やメリット・デメリットを紹介していきます。
車のドアバイザーとは何か?
冒頭でも触れたように、ドアバイザーとはサイドウィンドウ上部を覆うようについている樹脂製のパーツです。このパーツのおもな役割は、雨天時にも窓を開けられるようにするための雨よけです。
雨よけが何もない状態だと「少し換気をしたい」というときにも雨が入ってしまい、不用意に窓を開けられません。
ドアバイザーは、そのような悩みを解決する便利なパーツなのです。
車にドアバイザーを装着するメリット・デメリット

グーネット編集チーム
ドアバイザーは標準で装備されている場合もありますが、車種によってはドアバイザーがオプション設定になっていることもあります。
その場合は、メリット・デメリットをよく理解して選択しましょう。
ドアバイザーのメリット
ドアバイザーには、以下のようなメリットがあります。
・雨よけになり、雨天時でも少しサイドウィンドウを開けられる
・雨天時の乗り降りでドアを開けた際、雨が車内に侵入するのを防ぐ
・サイドウィンドウの隙間を埋めて防犯効果を発揮する
まず、雨天時でも窓を開けたまま走行できることがメリットの一つです。特に梅雨の時期など、雨が降っているけれどエアコンをかけるほどの気温でもないという状況では、大変役に立ってくれます。また、ドアの開け閉めの際にも、車内への雨の侵入を防いでくれます。
その他に、ドアバイザーには防犯面のメリットもあります。
駐車中などは窓を閉め切っていると車内に熱がこもってしまうので、窓を少し開けておく方もいるでしょう。しかし、サイドウィンドウを開けておくと、その隙間を利用して車上荒らしや盗難などに遭う危険性があります。
そういったときに、ドアバイザーがあることで窓の隙間がガードされ、防犯効果が高まるのです。
ドアバイザーのデメリット
ドアバイザーのデメリットは以下のとおりです。
・高速走行時などに風切り音が発生する
・車のデザイン性を損なってしまう
・洗車や窓ふきの際に邪魔になってしまう
まず、デメリットとして挙げられるのは、風切り音が発生することです。ドアバイザーが車より多少出っ張っていることから、高速で走行して抵抗が大きくなると風切り音が発生することがあります。その音が気になって、運転に集中できなくなることもあるかもしれません。
次に、見た目が損なわれるという点です。ドアバイザーはオプション品であることが多く、ドアバイザーをつけることを想定せずにデザインされている車もあります。
そのため、ドアバイザーをつけることで車のデザインが崩れてしまう恐れがあるのです。
最後は、洗車や窓ふきの際に邪魔になるという点です。サイドウィンドウをしっかり洗いたくても、ドアバイザーが邪魔になって洗いづらいことがあります。
車のドアバイザーを後付けすることはできる?

グーネット編集チーム
ドアバイザーの後付けは可能です。ここからは、後付けでドアバイザーを装着する方法を紹介していきます。
ディーラーに依頼する
ほとんどの車種では、専用のドアバイザーが純正アクセサリーとして用意されています。ディーラーに後付けを依頼する場合は、ドアバイザーの手配から取り付けまでを任せることになるでしょう。
この方法なら最も簡単に行なえますが、その反面、工賃などの費用がかかってしまいます。
自分で取り付ける
ドアバイザーの後付けは比較的手順が簡単なので、自分で取り付けることも可能です。
取り付け手順は以下のとおりです。
1.窓を開ける
2.ドアサッシュ(窓枠)付近の汚れや油分をしっかりふき取る
3.ドアバイザーを当てて取り付ける位置を決め、目印を残す
4.ドアバイザーの穴と位置をそろえながら、固定用の金具をサッシュの縁に取り付ける
5.前後や左右のバランスを確認しながら両面テープで固定する
6.金具とドアバイザーの穴をピンで固定して作業完了
まとめ
ここまで、ドアバイザーの必要性やメリット・デメリットを説明しましたが、理解していただけたでしょうか。
ドアバイザーは、非装着の車でも後付けが可能です。後付けする場合は、ディーラーに依頼するか、自分で取り付けるかの2択になるでしょう。
いずれにしても簡単に取り付けられるので、雨よけや防犯のために取り付けてみてはいかがでしょうか。