カー用品・パーツ
更新日:2021.07.20 / 掲載日:2021.07.20
SUV専用スタッドレスタイヤ TOYO TIREより本格販売開始 サイズラインアップ拡大

「OBSERVE GSi-6」と「OBSERVE W/T-R」
TOYO TIRE株式会社は、SUV専用スタッドレスタイヤ「OBSERVE GSi-6」と「OBSERVE W/T-R」のサイズラインアップを拡充し、8月より国内で順次発売開始すると発表した。価格はオープン価格となる。
冬の不安定な路面に対応・降雪期のSUV専用スタッドレスタイヤ
いわゆる「暖冬」となった2020年12月から2021年2月。冬の前半に強い寒気が、後半には暖かい空気が流れ込んだ影響で、気温の変動も大きくなった。気温が高くなると雪質は水を含んだ重たいものとなり、気温差が大きくなると路面の状態も湿った雪が混じるシャーベット状態から凍結したアイス状態まで刻々と変化する。
昨今の気候の特長をとらえ、TOYO TIREは、スタッドレスタイヤにはこうした不安定な路面状況に対応できる性能を追求し、日本の降雪期のSUV専用スタッドレスタイヤとして、「OBSERVE GSi-6」と「OBSERVE W/T-R」をラインアップし、本格発売する。
OBSERVE GSi-6 ハンドリング・ブレーキング性能向上
さまざまな状況に変化する冬の路面でのハンドリング性能とブレーキング性能の向上が図られた。圧雪路でのブレーキング性能は、同社従来品(OBSERVE GSi-5)比で7%良化し、ウェット路面では制動距離を同11%短縮。クロスカントリー車向けを中心に、先行発売していた2サイズから15サイズを新たに拡充し、全17サイズのラインアップが展開される。
OBSERVE W/T-R 深雪路などの走破性を追求
荒れた雪路や深雪路などでの走破性を追求した商品。深雪路面でのトラクション性で効果を得るために、タイヤの側面に同社のオフロード向けタイヤなどで使用している大型のサイドブロックを同社のスタッドレスタイヤとしては初めて採用。昨年、雪路での走破性を志向するユーザー向けに1サイズの限定的な販売で好評を得て、新たに2サイズを拡充して全3サイズのラインアップで正式な発売を開始する。
OBSERVE GSi-6 商品特長

■パターン設計

■性能評価結果
OBSERVE W/T-R 商品特長

■パターン設計

■大型サイドブロック
・同社のスタッドレスタイヤとして初めて大型サイドブロックを採用。
深雪路面でトラクション性に効果を発揮。
【サイズ展開】OBSERVE GSi-6

■OBSERVE GSi-6(17サイズ)
【サイズ展開】OBSERVE W/T-R

■OBSERVE W/T-R(3サイズ)