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更新日:2023.08.09 / 掲載日:2023.08.09
ナビタイム AI渋滞予報 精度UP!天気や交通規制を考慮した渋滞予測が可能に
ナビタイムジャパン(東京都港区)は8月8日、道路交通情報アプリ「渋滞情報マップby NAVITIME」にて提供中の「AI渋滞予報」が、新渋滞予測モデルの採用により、事故や工事による交通規制情報や天気予報情報を考慮した渋滞予測が可能になったと発表した。
渋滞予測精度が向上!さらに、最大24時間先まで予測を確認可能に
「渋滞情報マップby NAVITIME」は、リアルタイムの道路交通情報に特化したアプリ。「AI渋滞予報」機能では、混雑が発生しやすい全国100区間の渋滞予報を提供している。
今回、新渋滞予測モデルの採用により、これまで予測に利用していた、年末年始、お盆、GWなどの行楽シーズンも含めた約2年分のVICSから配信される渋滞長データに加え、事故や工事などによる交通規制情報や、降水量・風速の天気予報の情報を考慮した渋滞予測が可能となった。
渋滞予報の更新タイミングについても、これまでは1日1回、当日の朝7時から23時までの渋滞予報を提供していたが、直近の道路状況の変化をできる限り予測に生かせるよう、いつでも検索した時点から最大24時間先までの予報を確認できるようになった。
この新予測モデルを使って、2023年5月のデータで予測対象の100区間の精度を確認したところ、予測結果の87.79%で“渋滞予測”と“実際の渋滞”の誤差がプラスマイナス1km以内に収まっていたという。
また、状況ごとの精度でも、雨の日の予測精度は、実際の渋滞長に対する誤差の平均が既存モデルで90.8%であるのに対し、今回リリースするモデルでは52.0%と、38.8ポイント改善。
交通規制の予測精度でも、実際の渋滞長に対する誤差の平均が既存モデルで75.3%であるのに対し、今回リリースするモデルでは37.0%と、38.3ポイント改善されている。
アプリ紹介サイト:
https://static.cld.navitime.jp/automostorage/servicestorage/html/jyutai.html
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