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更新日:2023.11.10 / 掲載日:2023.11.10
運転中の事故が多いのは駐車時・右折のどっち? 5000人超をリサーチ パーク24
カーシェアリングやレンタカー、時間貸駐車場などのサービス事業を展開するパーク24(東京都品川区)は11月9日、ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員を対象に実施した「運転中の事故」に関するアンケートの結果を発表した。
同調査は、2023年8月31日~2023年9月1日の期間で実施し、5342名の有効回答を得たもの。
免許取得経過年数が1年未満のおよそ5人に1人が交通事故を経験


「クルマに乗車中、事故にあったことがありますか」という質問に対し、60%が事故にあったことがあると回答。免許取得経過年数別で見ると、1年未満はおよそ5人に1人、10年以上経過している人は半数以上が事故にあっていることがわかった。
事故にあったことがある人に事故の種別を聞くと、「加害(単独含む)」37%、「被害」31%、「どちらとも」32%という結果となった。免許取得経過年数別で見てみると、免許を取得してからの年数が短い人ほど「加害(単独含む)」の比率が高くなっている。


事故にあったときの状況を見ると、加害(単独含む)側は「直進時」31%が最も多いのに対し、被害側は「停車時」54%がダントツで、そのほかの項目より23pt以上高くなっている。
警察庁が発表している令和4年の交通事故件数でも「追突事故」が最も多くなっており、右左折やバックといった複雑な運転操作が必要ない「直進時」も、十分な注意が必要であることがわかる結果となった。
事故を起こさないための対策は?「右左折時の安全確認」が最多


事故を起こさないための対策については、1位「右左折時の安全確認」77%、2位「クルマ周囲の安全確認」73%、3位「危険予測(かもしれない運転)」70%となった。
加害事故を起こしたことがある人と事故経験がない人を比較すると、全ての項目で事故経験がない人の比率が高くなっており、注意深く事故対策をしている人が多いことがわかる。また、最も比率に差が出たのは「十分な車間距離の確保」で15pt差となった。

パーク24 公式HP:
https://www.park24.co.jp/
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