カーライフ
更新日:2024.02.13 / 掲載日:2024.02.13
KINTOが世代別にリサーチ!もしも完全自動運転が実現したら…
KINTO(本社:愛知県名古屋市)は2月8日、、運転免許を保有する、20~30代男女221名、40~60代の男女221名、70代以上の男女221名、合計663名を対象に、「完全自動運転」に関する世代別比較調査を実施し、その調査結果を公表した。
世代間のギャップは少なく、約半数が「完全自動運転」に期待
「完全自動運転」の実現に期待しているかを質問したところ、シニアは「非常に期待している」が21.7%、「やや期待している」が34.8%、40~60代は「非常に期待している」が19.4%、「やや期待している」が31.7%。
20~30代では「非常に期待している」が23.1%、「やや期待している」が33.0%という回答となり、世代間で大差はなく半数が完全自動運転の実現に期待をしていることがわかった。
「完全自動運転」の実現について、「非常に期待している」「やや期待している」と回答した人に、理由を質問したところ、「自身の移動が楽・便利になるから」(シニアが83.2%、40~60代が66.4%、20~30代が57.3%)がトップに。
次いで「高齢社会の移動支援につながるから」(シニアが70.4%、40~60代が66.4%、20~30代が50.0%)、「交通事故の削減・安全性の向上につながるから」(シニアが65.6%、40~60代が54.0%、20~30代が44.4%)となった。
「完全自動運転」の実現について、「あまり期待していない」「全く期待していない」と回答した人に、期待していない理由を質問したところ、「システムの誤作動やエラーが怖いから」(シニアが75.3%、40~60代が67.4%、20~30代が64.9%)と回答した人が最多だった。
続いて「事故が起きた際の責任の所在が分からないから」(シニアが61.3%、40~60代が53.5%、20~30代が46.8%)、「交通安全の意識や知識の低下になるから」(シニアが31.2%、40~60代が36.0%、20~30代が31.2%)となった。
完全自動運転が実現したら……あなたならどう過ごす?
完全自動運転が実現したら、車内でどのように過ごしたいか聞いたところ、シニア(54.3%)と40~60代(42.5%)は「車内から見える景色を楽しみたい」、20~30代(37.6%)は「飲食を行いたい」が1位に。
完全自動運転が実現したら車内に欲しい設備・装備については、シニア(56.5%)と40~60代(52.5%)は「通信環境(Wi-Fiなど)」、20~30代(47.7%)は「テレビ/モニター」がトップとなった。
完全自動運転のクルマを所有できるとしたら……購入?それともサブスク?
完全自動運転の車が日本で実現した際、車の保有や利用方法についての質問では、各世代で「現金一括購入」がトップに。シニアと40~60代は「サブスク」、20~30代では「マイカーローンで所有したい」が2位となった。
また、今後検討したい自家用車の保有形式と、完全自動運転の車の保有形式を世代別でそれぞれ比較すると、各世代に共通して完全自動運転車で「カ―リース」「サブスクリプションサービス」の検討度が上がっている。技術の進歩により車の性能が高度化すると、所有より利用形式を検討する人が多くなることがうかがえる。
調査概要
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチ PR「リサピー」の企画によるインターネット調査
調査期間:2024年1月18日~2024年1月20日
有効回答:運転免許を保有する、20~30代男女221名、40~60 代の男女221名、70代以上(以降シニア)の男女 221名、合計663名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない
KINTO 公式HP:
https://kinto-jp.com/
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