カーライフ
更新日:2021.03.31 / 掲載日:2016.07.26
夏のフロントガラスの曇りの原因と対策方法について

goo-net編集チーム
夏に入って雨が降ると、よく車の中が曇ってしまい、
何度もタオルで拭かなくてはならなくなってしまうことが多いのではないでしょうか。
ここでは夏にフロントガラスが曇ってしまう原因や対策方法について紹介していきます。
夏のフロントガラスは内側が曇りやすい
夏のフロントガラスは内側と外側のどちらが曇りやすいのかというと、
内側が曇りやすくなっています。
外側が曇っていた場合はワイパーですぐに対処することができますが、
内側の場合は自分で曇りを拭かなくてはなりません。
1人で運転している場合は、曇りを解決するために停車の度に拭かなくてはならず、
運転中に曇り出してしまうと、それこそ視界不良になり事故のリスクも高まってしまいます。
フロントガラスが曇ってしまうと安全運転に支障をきたしてしまうので、
曇る原因を把握した上でしっかり対策を行う必要があるのです。
夏にフロントガラスが曇る原因とは
夏にフロントガラスが曇ってしまう原因として最も多いのが、
内気と外気の温度差が激しくなってしまっていることが挙げられます。
例えば、夏になると外気は30℃以上になっていることも多いと思いますが、
車内ではエアコンをかけることで20℃程度となり、外気と内気で気温差が激しくなります。
ガラスは内気で冷やされているのに外が暑いため、
空気中の水分が水蒸気となりガラスにくっつきます。
これがフロントガラスの曇りの原因です。
また、梅雨や雨が降っている時にも曇りが発生しやすくなりますが、
これは車内の湿度が高くなっていることが原因です。
フロントガラスが曇った際の対策方法とは
内気と外気の気温差が原因の場合は、外側に結露が発生してしまっているので、
基本的にワイパーを作動させて拭けば問題ありません。
しかし、フロントガラスを拭いているのにすぐにまた曇ってしまう場合は、
一時的に曇りを取っているだけで、
その根本になっている原因を取り除けていないことが要因になっています。
根本的な問題を解決するためには、外気と内気の温度差を激しくしないよう、
窓を開けて外気を取り込むようにしましょう。
夏の場合は暑く感じてしまうかもしれませんが、
空気の入れ替えも兼ねて行うと気温差が少なくなり、曇りを解消することができます。
湿度が原因の場合は、窓を開けるとさらに湿気が入ってきて逆効果になる可能性が高いので、
エアコンを内気循環にして付けるようにしましょう。
これなら車外から湿った空気を取り込まずに、車内の湿度を軽減させることができます。
さらに事前の対策として、
曇り止めを予防するガラスクリーナーやスプレーを使用しておくと、
フロントガラスが曇ることも少なくなると言えます。
このように、夏のフロントガラスの曇りは様々な方法で対策・予防することができます。
ぜひ、試してみてください。