カーライフ
更新日:2016.08.22 / 掲載日:2016.07.27
車のクーラーはバッテリーに影響するのか
goo-net編集チーム
夏に車を快適に運転するためには、クーラーをかけることが欠かせません。
特に車内は熱がこもりやすく、真夏になると外気温以上に温度が上がってしますので、
クーラーなしでは過ごせなくなるでしょう。
では、クーラーを付けることでバッテリーへの影響はあるのでしょうか。
クーラーを付けると電力を消費する?
車のクーラーは家庭用クーラーと違い、あまり電力を必要としません。
なぜなら、システムの中核であるコンプレッサーは、
エンジンを出力するために駆動しているからです。
では、クーラーを付けるとなぜ電力を消費するのでしょうか。
それは、風を送るためのファンを動かすことで電力を消費しているからです。
風力を上げれば上げる程、電力をより多く消費します。
クーラーをかけ続けるとバッテリーは上がるのか
基本的に、その車の電力発電量より電気の使用量が上回ってしまうと、バッテリーが上がります。
エンジンをかけるための電力が供給出来なくなるためです。
クーラーを強風でかけ続けると電力をより多く消費するため、
バッテリーが上がる原因にもつながると言えます。
また、クーラーをかけた状態で渋滞にはまってしまうと、
バッテリーが充電されないまま消耗していき、
よりバッテリー上がりを起こしやすいので注意しましょう。
バッテリーに負担を掛けないクーラーの使い方
バッテリーに負担を掛けないためには、クーラーの風量を控えめにすることが有効です。
電力消費量が減れば、バッテリーが上がる確率も低くなるでしょう。
車内の温度が十分に下がってきたら、クーラーの風量を少し下げるようにしましょう。
暑くなったらまた風量を上げるという使い方をすれば、
暑さを我慢することなく電力消費量も抑えられるでしょう。
また、クーラーを多く使う夏場は、車に乗らない時は、
サンシェードなどを使って車の温度が上がらないようにすると、
クーラーの風量を抑えることができるのでおすすめです。
以上のように、クーラーを最大風速で長い時間かけ続けると、
バッテリーを上げてしまう原因になります。
バッテリー上がりを起こさないためにも、車内でのクーラーの使い方を一度見直してみましょう。