カーライフ
更新日:2016.08.22 / 掲載日:2016.08.03
車のルームランプの種類(色・明るさ・形状)

goo-net編集チーム
夜間に暗い室内を照らしてくれるのがルームランプです。
しかし、「ライトの明るさが足りない」、「ライトの色を変えたい」など、
純正のルームランプに関して不満に思うこともあるのではないでしょうか。
ここでは、車のルームランプの種類や役割、交換方法など、
ルームランプに関する様々な疑問について紹介していきます。
車のルームランプの役割とは
夜間に乗車する時、ドアが開くのと連動して点灯することで乗り降りを安全に行えたり、
トランクを開けた時にトランク内を照らして探し物をしやすくなったり、
ルームランプは夜間に車の室内を照らすために設置されている照明器具です。
それぞれ照らす目的によって、
ドアの足元やトランク内・車の天井部など設置される場所は違います。
また、カーショップや通販などで簡単にルームランプを購入することができるので、
自分好みにルームランプを交換する方も多くなっています。
ルームランプのそれぞれの設置場所と名称
ルームランプはその設置場所により名称や目的が違います。
マップランプ
運転席と助手席の前方中心部、ちょうどルームミラーの上部に設置されているランプです。地図を確認する時などに使用することから「マップランプ」と言います。
センターランプ(セカンドランプ・リアランプ・ドームランプ)
車の中央部の天井に設置されているランプで、
ドアが開いた時に点灯するようにするのが一般的です。
サードランプがある車では、セカンドランプなどという場合もあります。
サードランプ
3列目シートがある車種で、3列目シートの天井に設置されているのがサードランプです。
リアサイドランプ
2列目・3列目シートの側面天井に、
エアコンの吹き出し口と一緒になって設置されていることが多いランプです。
ラゲッジ(ラゲージ)ランプ
トランクやリアハッチ部分にあるのがラゲッジランプです。
バニティランプ
運転席と助手席の天井にあるサンバイザーを開いた時や、
サンバイザーの内側に設置されているミラーを開けた時などに点灯するのがバニティランプです。
カーテシランプ(ドアランプ)
ドアの内側下部に設置されており、ドアが開いた時に足元を照らすのがカーテシランプです。
ルームランプの種類とその特徴(形状など)
ルームライトは大きく分けると、純正に多い「ハロゲンライト」と、
近年急成長している「LEDランプ」があります。それぞれの特徴は以下の通りです。
ハロゲンライト
白熱電球と同じ原理で、内部のフィラメントに通電させることで点灯するライトです。
内部にハロゲンガスを封入しています。
純正のルームランプによく使われているライトと言えます。
ハロゲンライトは点灯していると内部のフィラメントの温度が高くなるため、
素手で触れることや点灯し続けるのはおすすめしません。
また、ハロゲンライトの色は暖かみのあるオレンジ色が強くなっていますが、
温度を低く調整することで色合いを変えることもできます。
LEDランプ
ハロゲンライトより消費電力が少ないことと、熱を持ちにくく寿命が長いという特徴があります。
そのため、ルームランプをLEDランプに変える方も多く、最近では様々な種類が発売されています。
LEDランプの主な種類と特徴は以下の通りです。
1.電球(バルブ)タイプ
電球を外したところにそのまま差し込むことができる、電球と同じ形を再現したLEDランプです。
最大のメリットは、どのタイプよりも安価に購入できるところです。
しかし、光を出す向きが限られてしまうため、無駄な光が出てしまうというデメリットがあります。
そのため、ハロゲンライトよりも暗くなってしまい、
ルームランプとしての満足感が得られない可能性もあります。
2.基盤型タイプ(汎用)
基盤型になっており、広い面で光を照射できるため室内を明るくすることができ、
比較的安価に購入することができます。
しかし、汎用品なので取付けられそうなサイズのランプであっても、
車種によっては厚さが合わなかったり、規格が異なっていたりと、
取付けができないという場合もあります。
汎用タイプを選ぶ場合は、自分の車のルームランプに取付けられるかどうか、
規格やサイズなどしっかり確認しましょう。
3.専用基盤タイプ
その車種専用のLEDランプです。
適合するのが保障されているので安心な面はありますが、他のタイプより高価になってしまいます。
ルームランプの電球が切れそうになっている方や、愛車のルームランプに不満がある方は、
上記の情報を参考にしてみてください。