カーライフ
更新日:2016.08.12 / 掲載日:2016.08.08
車の型落ちの意味や型落ちと言われる時期はいつからなのか

goo-net編集チーム
車をなるべく安く買いたい場合の候補として、
中古車や型落ち車を挙げる方は多いのではないでしょうか。
中古車は読んで字のごとく、一度購入されたことのある車のことであり、
イメージがつきやすいものですが、型落ち車とは一体どういった車を指すのでしょうか。
ここでは、型落ち車の定義や、
車が型落ちすることでどのような影響が出るのかについて見ていきましょう。
型落ち車はモデルチェンジのときに生まれるもの
各メーカーが開発・販売している車は、一般的に数年に一度モデルチェンジを行います。
例えば、車の内装や外装のちょっとしたデザインの変更から、
搭載システムの大きな変更などを加えた、新しい車として開発されたフルモデルチェンジまで、
様々なモデルチェンジがあります。
特にフルモデルチェンジでは、車の基本的な部分、根本的な部分から大きく刷新されるため、
メーカーは国土交通省に申請した上で型式認定を受けることになります。
ある車のモデル(型式)において改善や改良などが加えられると、
その車は“新型”となり、これまで出回っていた車が“型落ち”となります。
要するに、メーカーが車のモデルチェンジを行い、
認定されたタイミングで型落ち車が生まれることになるのです。
車が型落ちすると相場価格が下がりやすくなる
新型が登場してそれまでの最新モデルだった車が型落ちすると、
新型に乗り換えたり、購入したりする人が増えます。
こうなると、市場に出回る型落ち車が増えることになりますので、
新型車が投入された直後は、型落ち車の市場での相場価格は一般的に下がる傾向にあります。
相場価格が最も下がりやすいモデル
前述した通り、型落ち車は価格が下がりやすくなりますが、
その中でも「初期モデル」と「登場から1~2年目のモデル」は最も価格が下がりやすいと言えます。
これらのモデルは、そもそも型落ちの影響で市場価格が下がっている上、
新型が登場することでさらに価格が下がる傾向にあるので、
車をなるべく安く買いたいユーザーからは狙い目とされています。
型落ちの意味を知ると、価格が下がる理由や、
安く買うときの狙い目と呼ばれる理由がわかることでしょう。
もちろん走行距離や年式なども重要なポイントですので、
あくまで車選びのポイントのひとつとして「型落ち」を参考にしてください。