カーライフ
更新日:2018.11.08 / 掲載日:2016.10.04
車の足回りの構造と部位名称について

goo-net編集チーム
車の足回りの部位の名称には、サスペンションや車輪、ブレーキ装置などがあります。
構造としては、車輪と車体をサスペンションが繋いでいて、
ブレーキ装置は各タイヤに付いています。
それでは、こうした足回りの部位について、それぞれどんな機能があるのか見て行きましょう。
サスペンション
サスペンションは、日本語では「懸架装置」と言われる部位で、
サスペンションアームとスプリング、ショックアブソーバーという部品から構成されています。
サスペンションには、路面の凸凹からの衝撃や振動を車体に伝えないようにする機能と、
車輪を路面に押さえつける機能があります。
これによって、乗り心地や走行時の安定性を良くすることができるのです。
サスペンションの傾向には、柔らかいタイプと硬いタイプがありますが、
柔らかいサスペンションでは、衝撃を吸収しやすくなるので乗り心地が良くなります。
反対に硬いサスペンションの場合には、衝撃を受け止める力が増すので、
ボディ姿勢を安定させ走行安定性が良くなります。
車輪
車輪には、タイヤとホイールがあります。
タイヤには大別して4つの機能があります。
車の荷重を支える機能と、走ったり止まったりする機能、方向を転換したり維持したりする機能、
路面の凸凹を吸収して快適な乗り心地になるための機能です。
それに対してホイールの機能には、タイヤを保持し、
車軸からの回転力をタイヤに伝えることや、ブレーキの摩擦熱を冷ますことなどがあります。
ブレーキ装置