カーライフ
更新日:2016.10.12 / 掲載日:2016.10.11
車のターボタイマーとは?意味と必要性について

goo-net編集チーム
ターボチャージャー搭載車に共通して言えるのが、
高速で回転するターボブレードそのものの焼き付きの心配です。
愛車を長く大切に乗るためにも、ターボタイマーの搭載を行い、
ターボの焼き付きを防ぐ工夫が重要なポイントとなります。
ここでは、ターボタイマーとは何か?その意味と必要性について見ていきましょう。
車のターボタイマーの意味とは?
ターボタイマーとは、ターボ車の購入後に装着するアフターパーツです。
ターボの心臓部分であるタービンと呼ばれるブレード(羽根)そのものは、
高速で回転しているため、非常に高温になります。
通常、エンジンを切るとターボの回転も同時に止まってしまいますが、
本来は徐々に回転を落としていくことで焼け付きを防ぎ、
ターボユニットの寿命を延ばすことに繋がります。
このため、ターボタイマーによって、
エンジン停止後もターボブレードを一定時間回転させる様にアイドリング時間の設定をして、
ターボを無負荷のままクールダウンさせるためのパーツです。
車のターボタイマーの必要性とは?
ターボタイマーは、特に高速走行や長時間運転したなど、
ターボに高い負荷が掛かり、高温になった後にその効果を発揮します。
このようにターボチャージャーが長時間高熱となるような乗り方であれば、
ターボのトラブル回避や寿命を延ばすためにも、ターボタイマーを搭載する意味があります。
市街地走行や街乗りが多い場合でも、アクセルを踏めばターボに負荷が掛かるので、
少しでもターボユニットの寿命を延ばす重要性からも、
ターボタイマーを取付けるメリットはあります。
このようにターボタイマーは、街乗りから高速走行まで、
一度取付けてしまえば、走行状況に関わらず、
ターボユニットのダメージを極力抑えてくれるのでおすすめです。
特に後付けでターボユニットを装着した場合やターボのブースト圧を上げた車両、
スポーツ走行を楽しむ方には、十分メリットを享受できるおすすめのアイテムです。