カーライフ
更新日:2023.12.19 / 掲載日:2017.01.06
冬場の車でヒーターが効かない(温まらない)時の原因と対策方法とは

goo-net編集チーム
冬場の車内は外気によって冷やされて、そのままではかなり寒い状態です。
こうした時はエアコンをつけて車内を温めることが大事ですが、
ヒーターが効かない、なかなか温まらないという時があります。
今回は、車のヒーターが効かない(温まらない)時の原因や対策方法について見ていきましょう。
ヒーターが温まらない原因とは?
ヒーターが温まらない原因としては、サーモスタットの故障が挙げられます。
サーモスタットはエンジンを一定の温度まで温めて、燃焼効率を高めさせることが目的です。
ヒーターの場合も、サーモスタットが閉じていることで、
冷却水がエンジンで温められ、それが循環し、暖房となります。
これが開いたままだとラジエータに冷却水が行ってしまい、なかなか温まりません。
そのため、サーモスタットの交換が必要となります。
また、送風機のモーターの故障、冷却水がない、オートエアコンシステムの故障など、
物理的な問題、システム的な問題が原因なこともあります。
この場合には車の点検を出すことがひとまずの対策となります。
ヒーターが効かない時の対応方法
ヒーターが効かない状態に対応する際には、まずその原因を調べることが重要です。
まずは冷却水があるのかどうかを確認しましょう。
これが減少していた場合には冷却水を購入してそれを注入することで解決することもあります。
送風機のモーターが故障した場合には、冷房であっても同様の症状が考えられます。
そのため、風を弱い状態にして冷房にし、風が吹くかどうか確かめることが必要となります。
いずれでもない場合、考えられるのはサーモスタット、もしくはシステムの故障、
そして、手動で温度調整する場合、ワイヤーが切れているということ、この3つが浮上します。
この3つまで絞られた場合には、すぐ自動車修理工場などで点検をしてもらうことが大切です。
ヒーターが効かない時に使いたい便利グッズ
ヒーターが効かない状態の際に、車内をどうしても温めたいという場合には、
車載用ファンヒーターを使用するという方法があります。
シガーライターを電源としており、まるでドライヤーのような感覚で温風が車内に広がります。
次に、車のシートに被せて温めるグッズもあります。
座椅子のような形状で座面全体が温まる構造になっており、
こちらもシガーライターが電源となっています。
電源をつけてすぐに温まるため、ちょっとした距離だけ走るという場合に効果的です。
どちらのグッズもカー用品店などで手軽に購入できるので、
ヒーターが使えている状態だとしても手に入れておきたい便利グッズと言えます。