カーライフ
更新日:2019.01.14 / 掲載日:2018.12.27
引っ越しに必要な車の手続き・運転免許証の住所変更などの方法をまとめて紹介

引っ越しの際に気になるのが自動車に関する住所変更手続きなどの方法。手続きが必要なこと自体知らない人も意外と多いのではないでしょうか?
このページでは、引っ越しをした後に必要な自動車に関する手続きや方法などをしっかりとご紹介します。引っ越し予定の方はぜひ確認して、手続きをする参考にしてください。
引っ越し時には忘れずに住所変更を! 運転免許証の手続き方法は?
引っ越しをした際に、まず必要なのが運転免許の住所変更です。運転免許証の住所変更方法についてご紹介します。
手続きをする場所は?
運転免許証の住所変更手続きをする場所は、引越し先の最寄りの運転免許試験場や運転免許更新センター、警察署となります。地域により手続き場所が異なるため、確認するようにしましょう。
また、運転免許証の更新時期に引っ越しをする場所は、免許更新の手続きと併せて住所変更することが可能です。このときに旧住所と新住所が確認できる住民票などが必要となるので、忘れないようにしましょう。
運転免許証の住所変更に必要な書類をチェック
運転免許証の住所変更には、どのような書類が必要なのでしょうか。必要となるのは以下の書類です。
・免許証
・引越し先住所が証明できる書類(新住民票や新住所での健康保険証など)
・印鑑
・代理人の場合は、代理人と申請者が併記されている住民票・代理人の本人確認書類
上記の持ち物を持参し、住所変更手続きができる場所に向かいます。そして、「運転免許証記載事項変更届」に必要事項を記入し必要書類と共に提出することで、その場で手続きが完了。免許証の裏面に、新しい住所が記載されているかチェックしましょう。
引っ越しをした時に忘れがちな住所変更書類3選
引っ越しをした時に手続きが必要なのは、運転免許証だけではありません。続いて、見落としてしまいがちな自動車に関する引っ越し手続きの書類をご紹介します。
「自動車保管場所証明書」を新しい保管場所に変更
引っ越しをして自動車の保管場所が変更された場合、新しい保管場所での「自動車保管場所証明書」が必要です。
手続きができるのは、引っ越し先の保管場所を管轄している警察署。自動車の保管場所を変更してから、15日以内に手続きをするのが原則です。
自動車の保管場所が新しくなるため、自動車を購入した時と同じ書類を作り直して提出します。手続きの時に必要となるのは、以下の書類と持ち物です。事前に作成してから警察署に持参するとスムーズに手続きができます。
・印鑑
・自動車保管場所証明申請書
・管場所標章交付申請書
・保管場所の所在図や配置図
・保管場所によっては、保管場所使用承諾証明書
・申請手数料と標章交付手数料
申請をする際には、申請手数料と標章交付手数料が必要となります。金額は地域により多少変わるので、事前に確認しておくことをおすすめします。また、引っ越し先の地域によっては、自動車保管場所証明書が不要なケースもあるため、こちらも確認してみてください。
住所変更から15日以内に自動車車検証の住所変更を
引っ越し先に住所変更してから、15日以内に車検証の住所変更も必要となります。普通自動車の場合は新しい住所を管轄している運輸支局で、軽自動車の場合は軽自動車検査協会が申請場合です。
ナンバープレートに記載している地域が変わる場合には自動車を持ちこみ、ナンバープレートを変更する必要があります。
手続きには、主に以下の書類と持ち物が必要になります。地域や自動車の用途により多少差があるため、事前にチェックしてから出向くと安心です。
・住民票など新しい住所を証明する書類
・自動車の所有者と使用者の印鑑
・車検証の原本
・手数料納付書
・自動車税・自動車取得税申告書
・申請書
書類に必要事項を記入して住民票などと共に申請することで、その場で新しい車検証やナンバープレートが交付されます。ナンバープレートが変更となる場合には、ナンバープレート代も必要となります。
自動車保険の住所変更も忘れずに
任意自動車保険の住所変更も忘れてはいけません。旧住所のまま放置すると自動更新の手続きが届かなくなったり、万が一の時に本人証明ができなくなったりします。
加入している自動車保険会社の窓口に問い合わせをして、住所変更書類をもらいましょう。必要事項を記入し、場合によっては住民票を添付して郵送することで手続きが完了します。
自分でできない場合は代行サービスも
引っ越し前後は自動車以外の手続きも多く、なかなか手が回らない人もいるでしょう。だからと言って放置をすると、自分に不利益が発生してしまう場合も。そうなる前に、代理人や代理サービスを利用しましょう。
忙しくて手が回らない人は代行サービスや代理人を
免許証や車検証の住所変更は代理人手続きをすることで、本人に代わって手続きが可能です。本人との関係を証明できる人に限るため、家族に代行してもらうのが望ましいです。
また、自動車に関する引っ越し手続きを代行してくれるディーラーや業者も多くあります。有料となってしまいますがすべて任せられるため、忙しい人は利用してみるのも一つの手段です。
そのまま放置するとどうなる?
引っ越しをした後に自動車に関する住所変更手続きをしないと、不利益が発生することがあります。
例えば、免許更新の手続きが届かない、自動車税や保険の更新手続きが届かないなど。最悪の場合には、自動車税の延滞金が発生することに繋がる可能性もあります。
このような不利益が生じないためにも、早めに手続きをするようにしましょう。
今回は、引っ越しをした時の自動車に関するさまざまな変更手続きや方法をご紹介しました。運転免許証や車検証だけでなく、引っ越しをした後に必要な手続きは意外と多くあります。
時間がない場合には、代理人や代理サービスなどを利用してスムーズに手続きができるようにしましょう。