カーライフ
更新日:2019.03.23 / 掲載日:2019.01.29
車の鍵を紛失してしまったら?困った時の対策3つで「なくした!」を防止しよう

出かけようとしたら車の鍵が見当たらない、こんなトラブルを経験したことがある方は多いのではないでしょうか。こんな時、どのような対応をすれば良いのでしょうか。鍵開け専門業者に頼む?ロードサービスは?など、詳しく説明をしています。また、対応時の注意点や紛失をしないための工夫、紛失防止アイテムなども合わせて紹介しているので、ぜひご参考ください。
車の鍵をなくしたら? こんな時どうする?
鍵開け専門業者を呼ぶ
最も手っ取り早く済む方法は、鍵開け専門業者に連絡をすることです。緊急の場合に備え、普段から数社比較検討しておくと良いでしょう。電話をかければ15~30分程度でかけつけてくれます。鍵開けの費用は鍵の種類や時間帯など状況によって変動しますがが、10,000円前後が相場のようです。
JAFのロードサービスを利用する
JAFの会員になっているなら鍵開けは無料です。ただしJAF公式によると「バッテリーやガソリンといった部品・油脂・燃料代は実費」とのことです。非会員の場合、夜間利用で14,940円かかります。また、JAFの場合様々なロードサービスを請け負っているため、電話をかけてもすぐに来てもらえるとは限りません。
ディーラーに連絡を取る
急いでいない時は、ディーラーに連絡をするのもひとつの手です。ディーラーでスペアキーを作成し、開けてもらうことができます。スペアキーの作成には時間と費用がかかります。どちらもディーラーによって違うため一概に言えませんが、スペアキーが出来上がって届くまでに早くても数日はかかるようです。費用は数万円かかることがありますが、純正スペアキーにこだわる人には良いでしょう。
紛失対応時に気を付けたい点は?
インロックされていないか確認
意外と多いパターンが、実は車の中に鍵を忘れていたパターン。紛失をしたと思う前に、車の中に鍵が見当たらないか確認をするようにしましょう。インロックだった場合は、家族や知人にスペアキーを持ってきてもらう、会員であればJAFに連絡する、出張鍵屋に連絡する等の対処が必要になります。
鍵の形状を確認
鍵の形状にはいくつか種類があります。以下の種類のどれにあたるか確認し、鍵を開けてもらう際に伝えるようにしましょう。
従来型の鍵
昔からある鍵穴に差し込んで開けるタイプの鍵です。ドアロック開閉からエンジンの始動まで鍵一本で行えます。
リモコンキー
リモコン式になっている鍵です。鍵についているボタン一つでドアロックの開閉ができます。エンジン始動は従来型の鍵と同じく差し込み式です。
イモビライザーキー
鍵内部がコンピュータ式になっている鍵です。車本体のIDとイモビライザーキーのIDを照合し、ロック開閉を行います。
スマートキー
完全にワイヤレスで全ての操作が行える鍵です。リモコンキーと似ていますが、リモコンキーのようにボタンを押さなくても自動操作のできる点が画期的です。
警察に行って遺失届を出す
なるべく早く、警察に行って遺失届を出しましょう。警察署まで足を運ばなくても電話で受付してもらえます。「最後に鍵を見た時の状況」「鍵の特徴」など思い出してメモをしておくと、スムーズに説明ができます。
鍵の紛失に有効な工夫3つ
紛失しないに越したことはありませんが、紛失やインロックなどのアクシデントは誰にでもありうること。ここでは、鍵を紛失した場合の有効対策や、鍵を紛失しないための工夫などを説明します。
スペアキーを作っておく
万が一鍵を紛失しても、スペアキーを作っておけばすぐに車を動かすことができます。スペアキーは、従来の鍵であればホームセンターやカー用品店で作成が可能です。その他の鍵は、ディーラーで作成しましょう。
決まった場所に置くようにする
車の鍵に限ったことではありませんが、紛失防止には置き場所を決めておくことが有効です。卓上の小物入れに入れておく、いつも持っているポーチに入れておく、キーボックスにかけておくなど、鍵の管理をきちんとするクセをつけましょう。
紛失防止タグの使用
最近は、紛失対策としてお役立ちアイテムもたくさん販売されています。中でも注目を集めている便利グッズが、紛失防止タグ(キーファインダー)です。紛失防止タグとは、持ち主と一定距離離れたらスマホなどにお知らせをしてくれる仕組みのタグです。失くしたくない鍵や財布などにつけておくと良いでしょう。
紛失防止お役立ちアイテム3選
落し物 忘れ物 紛失防止タグ MAMORIO

www.amazon.co.jp/dp/B01N5HAYQ6
「世界最小クラスのサイズと軽さ」が人気の紛失防止タグです。「なくすを、なくす」のコンセプトのもと、紛失した場所がわかる機能や手元にあるか確認できる機能、みんなで探すクラウドトラッキング機能、などがついています。
・大きさ:35.5 × 19 × 3.4(mm)
・重量:3g
Tile Mate(電池交換版)

www.amazon.co.jp/dp/B07GZD6LMP
Tile Mateの特徴は「通信距離最大45mの広範囲接続」と「電池交換ができる点」です。スマホからTile Mateを鳴らすだけではなく、Tile Mateからスマホを鳴らすこともできます。Tileコミュニティを使えば、他のユーザーが失くし物の近くを通った時にスマホへ知らせてくれます。
・大きさ:35.0 ×35.0 × 6.2(mm)
・重さ:7.5g
Esky キーファインダー(白)

www.amazon.co.jp/dp/B072J56R4H
可愛いしずく型のフォルムが人気のEsky キーファインダー(白)。4個の受信機がセットになっており、送信機のボタンを押すと対応カラーの受信機が反応する仕組みです。最大25mまで検知可能です。
・大きさ:送信機6.0 × 3.4 × 1(mm) / 受信機4.3 × 3.0 × 1.0 (mm)
・重さ:50g
車の鍵は失くさないのが一番ですが、人間どうしてもうっかりしていたなんてことはあるものです。「車の鍵がない!」と大変なことになる前に、紛失したらどうしたらいいのか、紛失をしないようにするにはどうしたらいいのかを事前に確認しておけば、いざという時に慌てないで済みます。鍵の他にも失くし物が多いという人は、今回ご紹介をしたお役立ちアイテムの利用を検討してみるのも良いでしょう。