カーライフ
更新日:2019.04.08 / 掲載日:2019.04.08
長距離運転をする際のポイント・コツとは

グーネット編集チーム
日ごろの喧騒から離れて遠く離れた観光地や温泉に行くのは、ストレス発散とともに新しい発見に巡り合える絶好のチャンスであり楽しいものですね。
電車や長距離バスの移動も趣があり人気ですが、クルマを使ってのロングドライブであれば、好きな所に自由に移動できるため、心ときめく特別な時間を実感できるかも知れません。
ここでは長距離運転(ロングドライブ)をする際に心がけたいポイントやコツについて説明します。
長距離運転をする際の注意点とは?
まず長距離運転をする際に是非とも注意したい、心がけたい点から見ていきましょう。
長距離運転は楽しいものです。しかしながら、安全に無事に帰宅するまでが楽しくなければ、せっかくのドライブも台無しでしょう。
無理をせず、臨機応変にサービスエリアや道の駅に寄り道をしながら、ロングドライブの道中を楽しむことが安全ドライブにとって重要な秘訣かも知れません。
長距離運転で眠気が起こる原因と対処法とは?
お盆や年末の帰省、ゴールデンウイークや夏休みのロングドライブ中に眠気を感じたことは、多くの方にとって誰でも経験のあることではないでしょうか。
では長距離運転をしていると、眠くなるのは何故でしょうか。
周囲の安全に目配せしながらの長距離運転は、目が疲れやすく、緊張感が薄らぐことからどうしても疲れを誘います。
また、高速道路を使った移動では、運転そのものが単調なので、眠くなる傾向が高まります。
他にも寝不足や身体のバイオリズム、運転する時間帯が眠気の要因と言われています。
眠気を回避するおすすめの対処法を挙げてみます。
仮眠を取る
無理して運転を続けると集中力が欠落し事故を誘発する原因にもなります。サービスエリアや道の駅などにクルマを停めて、短時間でも仮眠を取るようにしましょう。
個人差はありますが、30分程度の仮眠でも大きな効果が得られるでしょう。
休憩を取る、身体を動かす
連続して長時間の運転をすることは大変危険です。車外に出て、伸びなど身体をストレッチすることで血液の循環を促します。また冷たい水での洗顔も眠気覚ましに効果があります。
ガムを噛む、大きな声を出す、歌を歌う
ガムや昆布、スルメなどを噛んでアゴ動かすことで、脳の血管を拡張させ、脳の覚醒を促します。
同様に大きな声を出す、歌を歌うことも同じ効果が得られます。
コーヒーやお茶を飲む
コーヒーやお茶には、覚醒効果が期待できるカフェインが含まれています。
適度なカフェインの摂取は効果がありますが、すぐに効果は得られません。摂取後概ね30分ほど経過してから効果が現れるので、留意してください。
他にも同乗者と会話をする、窓を開け新鮮な空気を取り入れる、覚醒効果のあるアロマを嗅いでみる、音楽を聴くなど、眠気を覚ます対処法はあります。
効果に対しては、くれぐれも個人差があるため、色々試してみると良いでしょう。
長距離運転時の休憩の取り方・タイミングとは?

グーネット編集チーム
基本的に2時間ごとにクルマを停めて、15分程度休憩を取ることが重要です。
休憩を取らず長時間連続しての運転は集中力も低下するため大変危険です。
適度な休憩を取るように心がけてください。
また、食事後は脳内の血液が減少することで、どうしても眠くなります。すぐに走り出さずに余裕を持った休憩を取ってから、出発するようにしましょう。
長距離運転の計画を立てるコツ
長距離運転の前には、往復の走るルートや目的地への到着時間を想定した計画を立てることをおすすめします。
長距離運転の経過を立てるポイントとコツは以下の通りです。
無理な計画を立てない
長距離運転の前には必ず十分な睡眠を取りましょう。
寝不足が眠さを誘発するため、6~9時間の睡眠を取って、完全に目が覚めてから出発しましょう。
走行ルートを予め設定する
極力混んだルートや該当する区間を走行する時間帯を避け、ちょうど2時間走行して15分程度の休憩が取れるサービスエリア、パーキングエリア、道の駅などを休憩ポイントとしてチェックしておきましょう。
また、前述の通り昼食をはさむ場合は、十分な食事時間と休憩時間を考慮して、走行ルートに選択しましょう。
走行する時間帯を検討する
平日の市街地では早朝や夕方の時間帯、観光地などところによって休日は長時間にわたり渋滞が続くかも知れません。また同様にゴールデンウイークや年末年始など、大変混みあう高速道路区間があります。
できればその日時を避けるよう、迂回路を含め綿密に計画を立てたいものです。
加えて、薄暮時や夜間の走行は視界が狭まり、大変疲れやすい時間帯です。この時間帯もできれば避けて計画を立てることをおすすめします。
長距離運転時におすすめのグッズ・アイテム
長時間を退屈せず、リラックスして運転するためのおすすめグッズやアイテムをご紹介します。
ガムやアメ
これは眠気覚ましのために是非用意しておきたいアイテムです。
アゴを動かすことで脳を刺激するため、覚醒効果が得られます。
お気に入りのCD
お気に入りの音楽をBGMにドライブすれば、リラックスした快適な長時間運転を楽しめるでしょう。適度な音量で楽しむ音楽は覚醒効果も高く、ドライブのマストアイテムと言えるでしょう。
アロマ
アロマは鼻から心地良いリラックス効果が得られるアイテムとしておすすめです。
最近は手軽に多くの種類のアロマやアロマディフューザーが販売されています。
予め好みのアロマを用意しておくと良いでしょう。
マイナスイオン発生器
森林浴や滝の近くではたくさんのマイナスイオンに満ちており、これが高いリラックス効果として現れます。最近のクルマに搭載されるエアコンには予めマイナスイオンを発生する機能を備えているタイプも多く見られ、市販のマイナスイオン発生器とともに、簡単で手軽に体感できるリラックスグッズとして人気の高いアイテムです。
おしぼり
冷えたおしぼりを用意しておくと、眠気の回避やリフレッシュに効果が効果があります、手軽に用意できる安価なアイテムとして是非おすすめです。
長距離運転をする際にチェックしておきたいクルマの点検ポイント
長距離ドライブは行く先々で何があるかわかりません。
少しでも不安を解消し安全なドライブが楽しめるように、長距離運転の前にはクルマの点検が欠かせません。点検をしておきたいポイントを以下に挙げてみます。
ガソリンの補充
まず、渋滞にあったことを想定すると、出発前にはできるだけガソリンを満タンにしてから出発することをおすすめします。
タイヤの点検
タイヤの空気圧や亀裂などが入っていないか、出発前にガソリンスタンド等で必ず点検を実施しましょう。特に、タイヤのヒビは事故の原因となり可能性が非常に高いため、注意が必要です。
また、タイヤの空気不足はハンドルが取られ直進性を乱すばかりか、亀裂やヒビとともに、最悪タイヤのバースト(破裂)にも繋がるため、注意したいポイントです。ドア開口部に明記してあるメーカーの指定する適正な空気圧に調整しましょう。
残り溝の少ないタイヤも同様に非常に危険なため、高速道路を走行するような長距離運転前には是非対処したいポイントです。
冷却水
冷却水が不足していると、エンジンに負荷のかかる連続した高速運転ではオーバーヒートの原因になる恐れがあります。冷却水が不足しているようであれば、規定範囲内になるよう補充をしてください。
エンジンオイル
エンジンオイルが汚れていたり、量が不足しているとエンジンの焼き付きなど思わぬトラブルの原因となります。エンジンオイルの量や汚れを見て、オイルの補充や交換を行ってください。
バッテリー
エンジンの始動に問題がないかチェックをします。エンジンキーやエンジンスタートボタンを押しても、セルに勢いがない場合はバッテリーの寿命や充電レベルが不足している可能性があります。最寄りのガソリンスタンドやカーショップに相談することをおすすめします。出先でエンジンがかからなくなると一大事です。
いつもと違った長距離ドライブだからと言って緊張することはありません。
出発前には十分な睡眠を取り、クルマの点検の実行や走行ルートの確認をはじめ、ETCカードなどドライブに必要なものを忘れずに用意すれば出発です。
途中睡魔に襲われたら、無理をせず休憩や仮眠を取ることで、安全な長距離運転が可能になります。
是非、無理のないリラックスした、楽しい長距離運転を楽しんでください。