カーライフ
更新日:2019.08.20 / 掲載日:2019.08.20
軽自動車の希望ナンバーの取得方法とは?申請・料金・希望番号の種類について

グーネット編集チーム
普通車の希望ナンバーについては広く知られていますが、軽自動車においても、自分の好きなナンバーを持つことができる希望ナンバー制度が存在します。
今回は、軽自動車の希望ナンバー制度の概要と申請から取得までの手順、希望ナンバーの種類について詳しくご説明していきます。
希望ナンバー制とは?
希望ナンバー制度は、自動車の種別による分類番号が3桁化されたことをうけ、普通自動車は平成11年より、軽自動車は平成14年より開始された制度です。4桁以下のアラビア数字である一連指定番号をユーザーが選択できるようになりました。
ただし、軽自動車において希望ナンバー制度が利用できるのは自家用のみであり、事業用自動車、レンタカー、駐留軍(ローマ字AまたはB)、小板ナンバーについては希望ナンバー制の対象外となります。一連番号以外のひらがなの部分や、自動車の種別による分類番号の3桁については選択することはできません。
希望ナンバーの予約から交付までの手順
希望ナンバーには、一般希望番号と抽選対象希望番号があります。抽選対象希望番号とは、共通して人気のある「7777」のような番号のことであり、一般希望番号は抽選対象希望番号以外の全ての番号になります。
一般希望番号を取得するためには、申込書を持って希望番号予約センター窓口で直接申込みをする方法と、インターネットで申込みをする2つの方法があります。予約が完了したら予約済証が発行されるので、番号標交付手数料を支払う必要があります。
一方の抽選対象希望番号は、毎週月曜日に各番号で抽選を行い、1回の抽選で1個の割り当てを行うことになります。こちらも予約するには、申込書を持って希望番号予約センター窓口で直接申込みをする方法と、インターネットで申込みをする2つの方法があります。
毎週月曜日に、その前の週で受け付けしたものからコンピューターによって抽選を行い、当選した申込者に予約済証が発行されます。この際に番号標交付手数料を支払う必要があるのは一般希望番号と同様です。
希望ナンバーの交付手数料(ナンバープレート代)については、一般希望番号と抽選希望番号での違いはありませんが、地域やナンバープレートの文字を「ペイント式」にするか「字光式」にするかなどによって異なりますので、ご自身の地域や希望によって交付手数料(ナンバープレート代)がいくらになるのかを事前に調べておくことをおすすめします。
希望ナンバーの抽選対象番号とは?
抽選対象希望番号とは、ゾロ目など特に人気が高い組み合わせの番号のことを指し、一般希望番号とは、抽選対象番号を除く全ての番号になります。
まず、全国全ての事務所・支所において抽選対象希望番号となるのは、1・3・5・7・8に関連するナンバーが主となります。例えば、「8、88、888、8888」や「333、3333」、「7、777、7777」、「555、5555」などの数字が挙げられます。
これらの番号に加え、一部の地域においては、「2525」、「8008」、「1001」などといった番号が抽選対象希望番号になっています。
予約確定後から希望ナンバー交付までの流れ

グーネット編集チーム
希望ナンバーの予約をして、予約済証が発行された場合、予約済証に記載された「番号標交付可能年月日」から1ヶ月の有効期間内に軽自動車検査協会事務所へ予約済証を持参してその他必要書類とともに提出することになります。
この必要書類は、希望番号の「予約済証」、「使用者の印鑑」、「自動車検査証(車検証)」、「現在使用中のナンバープレート(車両番号標)」、「自動車検査証記入申請書(軽第3号様式)」になります。現在使用中のナンバープレート(車両番号標)は、自分で取り外す必要があります。
全ての手続が終了したタイミングで、希望ナンバーの入ったナンバープレートが渡されるため、再度自分でクルマに取り付ければ、晴れて自分の希望するナンバーで走行することが可能となります。
軽自動車にも普通車と同様に希望ナンバー制度があり、自分のお気に入り数字を選ぶことが可能です。仮に希望ナンバーを選ばずに軽自動車を購入した場合でも、納車後に自分で希望ナンバーに変更することが可能です。
希望ナンバーには、一般希望番号と抽選対象希望番号の2種類があり、抽選対象希望番号については、地域によって対象番号が異なっていますので、軽自動車検査協会のホームページなどで事前に確認しておくことをおすすめします。
希望ナンバーは、自分の覚えやすい番号にしたい場合などでも有効な手段であるため、必要に応じて上手に利用してみてはいかがでしょうか。