カーライフ
更新日:2022.10.21 / 掲載日:2019.10.24
レンタカー会社でチャイルドシートのみをレンタルできる?チャイルドシートのさまざまなレンタル

ほとんどのレンタカー業者では、レンタカーのオプションとして利用者にチャイルドシートをレンタルすることが可能なため、自身でチャイルドシートを用意する必要はありませんが、レンタカーではなく、自分のクルマで一時的にチャイルドシートが必要になったときは、どこかでチャイルドシートをレンタルすることはできるのでしょうか。
例えば、レンタカーではチャイルドシートの貸し出しがされているようなので、そのチャイルドシートのみを自分のクルマでレンタルすることはできないのか。また、レンタカー会社以外でもチャイルドシートをレンタルしてくれるところはあるのかなど、気になる方が多いのではないでしょうか。
ここでは、レンタカー会社でチャイルドシートのみをレンタルできるのかどうかをはじめ、チャイルドシートをレンタルする方法などについて解説します。
レンタカー会社でチャイルドシートのみをレンタルできるのか?

レンタカーは、いつでも自分の好きなタイミングで、クルマを借りることができる便利なサービスです。そこで、「もしかしてチャイルドシートもレンタルできるのでは?」と思う方もいるでしょう。
確かにレンタカー会社にも、チャイルドシートの用意があり、レンタカーを借りる際にオプションとしてレンタルすることができるようにしているレンタカー会社がほとんどです。
レンタカー会社では、法令順守や安全の観点から、レンタカーを利用する際のオプションとしてチャイルドシートが用意されています。しかし、レンタカー会社で用意されているのは、あくまでもレンタカーを利用する方向けのサービスになっており、チャイルドシートの個別での貸し出しは行っていない場合がほとんどです。
今後のサービスの発展によって、レンタルが可能になる場合がありますが、現状では残念ながら、レンタカー会社でチャイルドシートのみをレンタルすることはできないと考えていただくのが良いかもしれません。
レンタカーを利用する際にチャイルドシートをレンタルする場合は、予約時に申し出を
ほとんどのレンタカー会社では、レンタカーの費用にチャイルドシートのオプションを申し込み、費用を加算して、レンタルすることになります。
また、通常の車両にチャイルドシートを取り付ける作業が必要になったり、他の利用者のチャイルドシートの利用状況によっては、すでにチャイルドシートが全て貸し出しされていて、利用するためには、返却されるのを待たなければならないなどという場合が考えられます。
そのため、レンタカーの予約時にはチャイルドシートも借りたい旨を伝え、レンタカーを利用する際に、チャイルドシートの利用ができるのか確認をしましょう。
また、必要となるチャイルドシートは、子どもの年齢や体重によっても変わってきますので、どのタイプのチャイルドシートが必要なのかを整理した上で申し込みをするようにしましょう。
レンタカーのチャイルドシートのレンタル料金
レンタカー会社で、クルマを借りる際のオプションとしてチャイルドシートを借りる場合、気になるのがその料金についてです。
レンタカー会社によっても、チャイルドシートのオプション費用は異なりますが、チャイルドシート1台あたり、おおよそ500円~1,000円程度のオプション料金が相場となっています。レンタカーを借りる期間によって、料金が変わるケースもありますから、事前に確認しておきましょう。
またレンタカー会社によっては、会員向けにチャイルドシート無料サービスを行っていることがありますので、こちらについても、チェックしておくと安心です。
レンタカー会社以外でチャイルドシートのみをレンタルする方法
ここでは、レンタカー会社以外でチャイルドシートのみをレンタルする方法についてご紹介します。ぜひ以下の方法の中から、利便性の高いものを選択してみてください。
ベビー用品レンタル専門店でレンタルする
使用期間が非常に短いベビー用品は、「購入」ではなく「レンタル」で乗り切りたいと考える方も増えてきています。こうした方々にとって、強い味方となってくれるのがベビー用品レンタル専門店です。もちろんチャイルドシートにも対応している場合がほとんどです。
お出かけのためにチャイルドシートを用意したいと思ったときには、WEBサイトから申し込みをすることもできます。1週間ほどの短期間レンタルも可能で、費用はレンタル期間によって変わってきます。
レンタルの期間については、例えば、数日のみからレンタル可能、1か月単位でレンタルが可能など、いくつかのプランがあるため、自分にピッタリのレンタルプランが提供されているお店を選ぶようにしましょう。
地方自治体の貸し出し支援でレンタルする
チャイルドシートは、クルマに乗車する子どもの身の安全を守ってくれる重要なアイテムなので、地方自治体の中には、子育て支援の一環としてチャイルドシートの貸し出しを行っているケースがあります。
例えば、北海道北見市においては、原則10日間のチャイルドシート無料貸し出し支援を行っています。1世帯に1台のみという制限はありますが、無料で借りられるので非常に便利です。
お住まいの地域において、このような公共サービスが提供されていないかどうか、まずは確認してみてください。もし利用できるのであれば、非常にリーズナブルな方法で、チャイルドシートを用意できる可能性が高いでしょう。
交通安全協会でレンタルする
交通安全協会の中でも都道府県によってはチャイルドシートのみの貸し出しを行っているところもあります。
交通安全協会とは、道路交通の安全を目的に立ち上げられた組織で、各都道府県警察本部や所轄警察署内部に設置されています。運転免許更新時に、交通安全協会への加入を勧められた経験がある方も多いのではないでしょうか。交通安全協会のチャイルドシートの貸し出しを利用するためには、この交通安全協会の会員であることが条件になっています。
レンタル料金の有無については、各交通安全協会で異なっています。また、貸し出しできるチャイルドシートの数に限りがあるため、レンタルを希望する場合は、レンタルできるチャイルドシートがあるかどうかの確認が必要になってきます。
もしも今、交通安全協会の会員となっているのであれば、チャイルドシートの貸し出しについて、一度問い合わせてみることをおすすめします。
まとめ
レンタカー会社でチャイルドシートのみをレンタルすることは基本的にできません。ただし、レンタカーを借りるのであれば、オプションでチャイルドシートを利用できるので活用しましょう。
もし、レンタカー会社以外でチャイルドシートのみをレンタルしたいのであれば、ベビー用品レンタル専門店や、地方自治体、交通安全協会でレンタルすることを検討してみてはいかがでしょうか。
ベビーシートをレンタルする際は、レンタル期間やレンタル料金などを考慮して、自分にあったものを選ぶようにしましょう。