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更新日:2019.10.18 / 掲載日:2019.10.18
結婚後の免許の名前(氏名・名義)変更や本籍を変更する方法

グーネット編集チーム
結婚したことにより、苗字や本籍、住所等が変わった場合には、運転免許証の名前や本籍、住所等の変更手続きとなる「記載事項変更手続き」が必要となります。記載事項変更手続きをするにあたって、どのような流れで行うのか、また、準備が必要な物はあるのかなど、気になる方も多いでしょう。
ここでは、結婚後に運転免許証の名前や本籍、住所等を変更する記載事項変更手続きについて、いつまでに、どこで、どういった準備のもとに変更手続きを行えばよいのかについてご紹介します。
結婚後はいつまでに免許の名前(氏名・名義)変更や本籍の変更をしなくてはいけないのか
道路交通法第94条には以下の記載があります。
免許を受けた者は、第九十三条第一項各号に掲げる事項に変更を生じたときは、速やかに住所地を管轄する公安委員会(公安委員会の管轄区域を異にして住所を変更したときは、変更したあとの住所地を管轄する公安委員会)に届け出て、免許証に変更に係る事項の記載(前条の規定による記録が行われる場合にあっては、同条の規定による記録)を受けなければならない。
つまり、住所の変更などがあった場合、変更を申し出ることが義務づけられています。変更期日については明確な期限の記載はありませんが、「速やかに」という記載があるため、早めに行う必要があります。
期限がない分遠回しにしてしまうと、忘れてしまう可能性もあるので早めに変更しておきましょう。
結婚した際、どこで免許の名前(氏名・名義)変更・本籍変更をすればいいのか

グーネット編集チーム
運転免許証の名前や本籍、住所等の変更は、基本的には、新しい住所の地域にある警察署や免許センター、運転免許試験場で手続きを行うことができます。
運転免許センターや運転免許試験場については、各都道府県内に運転免許センターや運転免許試験場の数は少なく、住んでいる場所からアクセスしづらい人も多いと思います。
また、運転免許証の更新など他の手続きで混雑することも多く、時間が大幅にかかってしまう場合もあります。
1番手軽な方法として、引っ越し先で入籍の届け出や転入手続き市役所で終わらせたあとに、そのまま警察署に行き、運転免許証の情報変更の手続きを行うことがおすすめです。
結婚した際の免許の名前(氏名・名義)変更・本籍変更に必要な持ち物・手続きの流れとは
運転免許証に記載されている情報を変更するにあたって、準備物が必要となります。
後々二度手間とならないように、あらかじめ確認し、忘れ物がないようにしましょう。
【必要な持ち物】
・運転免許証記載事項変更届
今回変更になった名前、本籍地、住所を記入するための書類が運転免許証記載事項変更届といいます。必要な情報を変更するためには、この書類がなければなりません。
運転免許証記載事項変更届は、警察署や運転免許センター、運転免許試験場に置いてあるため、事前に用意して持っていく必要はありません。
その場で変更届を入手し、記入しましょう。
・運転免許証
結婚する前から使っている運転免許証のことを指します。
変更手続き終了とともに、裏面に新しい情報が記載されることになります。
・本籍地が記載されている住民票
姓や本籍地が変更となる場合は、本籍地が記載されている住民票が必要となります。
もし、姓や本籍が変わらない場合は、普通の引っ越しと同じように、住民票ではなく新しい住所宛てに届いている郵便物を持っていくことで変更することも可能です。
郵便物で申請を行う場合は、電気やガス、水道、電話などの信用性の高い公共サービスの郵便物を持っていくようにしましょう。
・印鑑
シャチハタは使用できない場合もあるので、認印を持っていくようにしましょう。
運転免許証は、身分証明書としても効果的なものなので、必ず新しい情報を記載しておくようにしましょう。変更の期日は明確にされていませんが、なるべく早く行うことをおすすめします。
入籍の届け出、または引っ越し手続きを進める上では、市役所に出向く機会も多くなると思います。そのときに合わせて警察署にも行くなど、面倒な手続きはまとめて終わらせるようにして、変更手続きを忘れないように心がけましょう。