カーライフ
更新日:2019.12.20 / 掲載日:2019.12.20
車のダッシュボードにぬいぐるみを置くと違反ってホント!?注意点や置き方のポイントを解説

グーネット編集チーム
マイカーを自分好みにカスタマイズしている方は多いですが、ダッシュボードにぬいぐるみを置く際には注意が必要です。なぜなら、道路交通法によりフロントガラスの視界を遮るものは禁止とされているからです。また、ぬいぐるみに限らず吸盤タイプの飾りをフロントガラスにつけることも違反になることがあります。
今回は、ダッシュボードにぬいぐるみを置く際のポイントや置き方、注意点について解説します。
普段の何気ない行動で、交通法違反になってしまわないためにも、しっかりとポイントを覚えておくようにしましょう。
車にぬいぐるみの置き方、飾る際のポイントは?
道路交通法では、ドライバーとフロントガラスの間に視界を遮るものは設置してはいけない決まりです。そのため、車内にぬいぐるみを置く場合は、それ以外の場所に設置することになります。
しかし、自分が好きなぬいぐるみとなればできれば、運転中であっても視界に入るようなところに置いておきたいものなのではないでしょうか。その場合は、ダッシュボードの視界を遮らない場所にぬいぐるみを置くなどの方法があります。
ただし、ダッシュボードに置いても視界を遮らないぬいぐるみとなると、どうしても小さめのぬいぐるみになりますし、たくさんのぬいぐるみを置くことも難しいという点は、諦める必要がありそうです。
また、ダッシュボードにぬいぐるみを置く際は、走行中に動いたり落ちたりしないよう、しっかりと固定するようにしましょう。
車にぬいぐるみを固定する置き方
ぬいぐるみを固定する際は、安定する上に固定しやすいマジックテープを使うのがおすすめです。一般的に、マジックテープは2枚1組で販売されていますので、1枚をぬいぐるみに、もう1枚をダッシュボードに貼り付けます。
その際、粘着タイプのマジックテープを選べば、すぐに使用できてとても便利です。また、マジックテープはぬいぐるみの底のサイズに合わせてカットしておくと仕上がりがきれいですが、ダッシュボードに貼る方のマジックテープは大きめの方がより安定しやすくなります。
あとは、マジックテープ同士をくっつけるだけで、ぬいぐるみをしっかりと固定することが可能です。
車にぬいぐるみを置く際の注意点とは?

グーネット編集チーム
ぬいぐるみをフロントガラスの内側に置く場合は、違反と取られる可能性があるので注意が必要です。ダッシュボードに置く場合は運転席からの視界を考慮し、死角ができないことを確認しましょう。
また、ぬいぐるみがしっかりと固定されていない場合、走行中にぬいぐるみが動いて運転に集中できないほか、ブレーキペダルの後ろに転がったりすればブレーキを踏み込むことができず、大事故の危険性があります。そのため、マジックテープや両面テープなどを使用し、かならず固定するようにしてください。
エアバッグが搭載された車の場合は、ダッシュボードにぬいぐるみを置くことでエアバッグが正常に作動しない場合がありますので、エアバッグに影響のない場所を選ぶことも大切です。
まとめ
車にぬいぐるみを置こうと考える方は多いですが、ドライバーとフロントガラスの間で、視界を遮ってりまうような場所に置いてしまうと違反と取られる可能性があります。
フロントガラスの内側やダッシュボードにぬいぐるみを置く場合は、運転席からの視界を遮らないかつエアバッグの作動の妨げにならない場所を選ぶことが大切です。
また、ぬいぐるみはマジックテープなどでしっかりと固定し、走行中に動いてしまわないよう注意しましょう。
ぬいぐるみの置き場所に関しては、スピード違反のように、はっきりとした線引きがないため、基本的には警察官の判断にゆだねられるケースが多く、よほどのことがない限りは注意で済むはずです。ただ、警察官から呼び止められるのは、気持ちの良いことではないと思うので、常日頃から意識しておくようにしましょう。