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更新日:2021.03.31 / 掲載日:2019.12.23
免許取得日の確認方法は?交付日と何が違うの?

グーネット編集チーム
運転免許には「取得した日」と「交付された日」がありますが、違いはご存じですか?
今回はその違いを理解していただき、履歴書作成や保険契約の際などに必要な日を把握する方法もお伝えします。基本的には免許証から読み取れますが、複数の資格所有などで読み取りきれない場合の対処法も説明しますので、参考にしてください。
必要なときに慌てないためには、この機会に理解しておくのがおすすめです。
車の免許の取得日とは?交付日との違いは?

グーネット編集チーム
履歴書に記入するのは取得日
資格を取得しその資格が使用可能になった日が「取得日」で、履歴書の「免許・資格」欄の「年月」はこれを記入します。「交付日」と混同する方が多いので、注意してください。
交付日との違い
運転免許は定期的に更新が必要です。更新をした日や新たな資格を得て免許が更新された日が最新の交付日で、更新によって変化します。
車の免許取得日の確認方法
取得日を把握する方法はいくつかあります。免許証からの読み取り、証明書の発行やICチップの読み取りなどです。
資格がひとつだけなら免許証から簡単に特定できますが、資格が複数ある場合、免許証の記載内容には限りがあるため、詳細は把握できません。
まず免許証から読み取る方法を解説します。
最初の「取得年のみ」を確認する方法
最初の取得年は、免許証左下の「番号」で特定可能です。番号の3・4桁目が取得年の西暦下2桁で、「5010」であれば2010年になります。
取得年月日をそれぞれ確認する方法
年月日は番号すぐ下の3行の日付欄から把握できます。
1行目「二・小・原」は「二輪車・小型特殊・電動機付自転車」、2行目「他」は普通自動車免許など1行目以外の第一種免許、3行目「二種」は「二種免許」を指し、各行右横に併記された年月日(平成20年4月20日など)がその資格の最終取得日です。
同じ行内の資格を複数所有している場合、ここからではそれぞれの取得年月日は特定できません。
運転免許経歴証明書で取得日を確認するには
取得免許の確認は「運転免許経歴証明書」
運転免許更新センターなどで入手できる「運転免許経歴証明書」で履歴が把握できます。申込用紙に必要事項を記入して手数料を添えて申請すればOK。交付手数料は県によって違いますので、公式サイトなどでチェックしてください。
免許証の情報で十分な場合も多い
履歴書に免許情報を記入する際は、下位免許は省略が一般的。たとえば大型免許を持っていればそれだけを記載すれば済むので、免許証で把握できる情報で十分というわけです。
免許証では年月が特定できないなどの特殊な事情でない限り、免許証の数字の読み方を理解していれば、まず問題ありません。
すべての取得年月日を把握する方法
免許証にはICチップが埋め込まれており、ここに免許の取得年月日の情報がすべて記録されています。読み取り装置を利用すれば、この情報が閲覧可能です。
装置は警察署や運転免許更新センターなどに設置されており、利用する際には運転免許証を取得・更新したときに設定した4桁の暗証番号が必要。この番号を忘れても、警察署に免許証を持参してその旨を伝えれば再設定できるので、安心してください。
まとめ
車の免許の「取得日」は資格を得た日で変化しませんが、「交付日」は更新によって変わります。
履歴書の「資格・免許」欄は取得日を記入しますが、基本的に免許証で把握可能です。番号の3・4桁目が取得初年の西暦下2桁、月日も番号下の3行の欄で把握できます。
複数所有などの理由で免許証からは把握しきれない場合、運転免許経歴証明書や免許証ICチップ読み取り装置で確認してください。