カーライフ
更新日:2023.08.18 / 掲載日:2020.04.06

車のナンバープレートを変更する方法!変更時の費用や、必要な書類とは?

ナンバープレートイメージ

 車のナンバープレートを変更する理由は、引っ越しで住む場所が変わる、車を中古で譲り受けた場合などがあります。

 この時に、自分好みの希望ナンバーに変更したい方や、ご当地ナンバーなどの図柄ナンバーに変更したいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 そこで今回は、車のナンバープレートを変更する流れ、費用と必要書類、希望ナンバーに変更する方法と注意点について解説します。

※記事の内容は2023年7月時点のものです。

車のナンバープレートを変更する流れと必要書類

 車のナンバープレートを変更する際の、手続きの流れと必要書類を紹介します。

ナンバープレート変更の手続きの流れ

 ナンバープレート変更の申請は、住所を管轄する運輸支局、または陸運局でおこないます。

 変更後の新しいナンバープレートと引き換えに以前のナンバープレートを返却するため、申請する際は車で行くことが基本です。

 運輸支局での変更手続きの流れは次の通りです。

1.窓口にある申請用紙に必要事項を記入 (申請用紙は事前にインターネットでダウンロードしておくことも可能)
2.登録手数料(350円)を印紙で購入して支払う ※軽自動車は無料
3.書類を提出後、住所が変更された新しい車検証が交付される
4.同じ施設内にある自動車税事務所にナンバープレート変更の旨を申告
5.変更前のナンバープレートを外して返却
6.新しいナンバープレートを購入し、車に取り付ける

 必要書類に漏れがなければ、基本的に即日で新しいナンバープレートが交付されます。ただし、年度末や年末などの混雑する時期は、2~3日かかることもあるので注意しましょう。

 また、軽自動車の場合、運輸支局や陸運局ではなく「軽自動車検査協会」と場所が異なります。

ナンバープレート変更の必要書類

 ナンバープレート変更を申請する際は、以下の書類が必要になります。

 どれか一つでも忘れると即日の交付ができなくなるので、事前に揃えておきましょう。

・自動車検査証
・住民票
・自動車保管場所証明書(車庫証明書)
・認印または委任状

 また、変更に必要な申請用紙や自動車税申告書、手数料納付書は、運輸支局や陸運局で用意されています。

中古車の譲渡の場合に必要な書類

 車を中古で譲り受けた際に住所が変更となる場合には、上記の書類に加えて以下の書類が必要になります。

・印鑑証明書
・譲渡証明書
・委任状(旧所有者本人が申請する場合は不要)

代行業者にお願いする方法も

 ナンバープレートの変更手続きは比較的簡単ですが、基本的に平日のみの受け付けになります。平日の休みがなく、仕事を休めない方は、申請しにくいのがネックといえるでしょう。

 そのような方は、ナンバープレート変更の代行サービスをおこなう業者を利用するのも一つの方法です。時間を節約できるうえに、確実にナンバープレートを変更できるメリットがあります。

 ただし、自分で変更する場合は数千円で済みますが、業者に依頼すると1~4万円ほどの費用がかかることを心得ておきましょう。

車のナンバープレートを希望ナンバー・図柄ナンバーに変更する方法

イメージ

 車を購入した場合、ナンバープレートの数字は自動的に割り振られます。

 しかし、自分の好きな数字や、語呂のいい数字に変更できる「希望ナンバー制度」を利用する方法もあります。

 そこで、希望ナンバー制度の概要、変更方法と注意点について紹介します。

希望ナンバー・図柄ナンバーとは

 希望ナンバーとは、好みの数字をナンバープレートの数字として申請できる制度です。希望ナンバーを申請できる車種は、普通自動車(自家用・事業用)、自家用の軽自動車となります。

 希望ナンバーは、抽選が必要な抽選対象希望番号と、抽選がない一般希望番号の2種類です。

 抽選対象希望番号とは、「777」などのゾロ目、「1」や「8」などの縁起の良い数字などで、希望者が多いため変更手続きの前に抽選で当選しなければ取得できません。

 一方、同じ数字を希望する人が少ない、誕生日などのランダムな数字などは抽選なしで変更できます。

 また、希望ナンバーのほかに、ナンバープレートに絵柄が入る「図柄ナンバー」に変更することも可能です。

 運輸支局の管轄する地域の名所や特産物が入ったものや、オリンピックやラグビーなどのイベントに合わせた期間限定のタイプもあります。

希望ナンバーに変更する流れ

 希望ナンバーを取得するには、「希望番号申込サービス」というサイトで事前の申請が必要です。

 抽選が必要な希望番号に当選した場合、メールに記載されている期限までに交付手数料を支払います。もし落選してしまったら、再抽選の申し込みをすることも可能です。

 抽選が不要な一般希望番号の場合、申し込み完了メールに記載された期限までに手数料を支払います。抽選、一般ともに、運輸支局での基本的な交付手続きが必要です。

希望ナンバーに変更する場合の注意点

 希望ナンバーに変更する場合、ナンバープレートは受注生産となり、一般的なナンバープレートよりも交付手数料が高くなるので注意が必要です。

 通常では2,000円程度のところ、希望ナンバーでは4,000~5,000円程度、文字が光る字光式で5,000~6,000円程度となります。また、図柄ナンバーは8,000円前後で、字光式はありません。

 また、抽選対象希望番号の抽選結果が出るまで最大で5日かかること、当選確率は数字によって異なるのではっきりとはわからないという注意点もあります。

まとめ

 ナンバープレートの数字を変更する場合、運輸支局か陸運局で手続きをおこないます。基本的に即日で新しいナンバープレートが交付されますが、繁忙期は2~3日ほどかかるので注意しましょう。

 また、ランダムに割り振られる数字ではなく、自分好みの番号に変更できる希望ナンバー制度を利用する方法もあります。ゾロ目や縁起の良い数字は抽選対象希望番号となり、毎週月曜日におこなわれる抽選に当選する必要があります。

 一般希望番号は抽選がないものの、希望ナンバーの場合ナンバープレートが受注生産となり、通常の変更よりも交付手数料が高くなるので注意しましょう。

車のナンバーを変えるのにいくらかかる?

通常のナンバー変更の申請手数料は1,500~2,000円、希望ナンバーは4,000~5,000円程度です。

ナンバープレートの県を変更するにはどうしたらいいですか?

他の都道府県に引っ越した場合は、最寄りの運輸支局で住所変更の手続きとナンバープレート変更の手続きが必要です。

ナンバープレートの代行料はいくらですか?

業者に依頼すると1~4万円ほどの費用がかかります。

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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