カーライフ
更新日:2020.05.18 / 掲載日:2020.05.18
ケーキは車の中のどこに置くべき?ケーキの持ち運び目安時間や注意点について

グーネット編集チーム
車でケーキを持ち運ぶ際、車内での置き場所に困ったことはないでしょうか。
「ケーキは手で持ち運ぶより、車のほうが崩れにくい」と考える人も多いようですが、車の中は意外と平らな部分が少なく、カーブや段差での振動でケーキが崩れてしまうことも少なくありません。
また、車内は室温が高くなりやすいので、移動時間が長時間におよぶとケーキが傷んでしまうこともあります。
今回は、ケーキを崩したり傷めたりせずに車で持ち運ぶ方法や注意点について解説します。
ケーキを車の中に置くなら「座席の下」がおすすめ!
ケーキを崩れないように運ぶには、できるだけ平行に置くことが重要です。助手席や後部座席の下はケーキを平行に置けるほか、左右に動く心配も少ないのでおすすめです。
トランクはケーキを平行に置けますが、スペースが広いのでカーブや車線変更の際にケーキが動いてしまうことがあります。また、「フックハンガーにかけたほうが安全」と考える人もいますが、車の中は揺れやすく、逆に崩れやすくなります。
ケーキは車の中で何時間くらい持つ?

グーネット編集チーム
ケーキは、種類によっては長時間の持ち運びが向いていない可能性があります。
ベイクド系のケーキが車内で持つ時間
パウンドケーキやロールケーキ、ガトーショコラ、タルトなどがベイクド系のケーキです。しっかりと焼いてあるので傷みにくく、持ち運びがしやすいケーキと言えるでしょう。
これらのケーキの常温での持ち運びは2~4時間ほどが目安です。ただし、フルーツが乗っているものは、傷みやすいので注意が必要です。また、焼いてはいても、常温で放置したままでは1日で傷むこともあります。目的地まで運んだら、早めに冷蔵庫で保管するようにしましょう。
主なベイクドケーキは、シフォンケーキやタルト系、アップルパイ、チーズケーキ(ベイクド)などです。タルトやシフォンケーキは生クリームやフルーツが入っているものもあるので、注意してください。
クリーム系のケーキが車内で持つ時間
生クリームは乳製品なので傷みやすく、常温保存ができません。保冷剤があっても長時間の保存がきかないため、持ち運び時間が長くなる場合は他の方法を考えるか、冷凍して運ぶといいでしょう。
主な生クリームを使ったケーキは、デコレーションケーキやモンブラン、生チョコケーキなどです。また、レアチーズケーキも生クリームが使われていることがほとんどです。
これらのケーキは、傷みやすいので長時間の持ち運びは控えたほうが無難です。
車でケーキを運ぶ際の注意点
車でケーキを運ぶ際は、平行に置く以外にも「温度」に注意する必要があります。
必ず保冷剤を使用する
生クリームは気温や室温が10℃以上になると溶けてしまいます。運ぶときは必ず保冷剤を使うようにしましょう。
保冷剤は数を増やせば効果も高まるので、「30分につき1個」を目安に、持ち運び時間に応じて使用する保冷剤の数を調整してください。
エアコンの使用に注意する
車でケーキを運ぶ際のおすすめ場所は座席の下ですが、冬場だとエアコンの暖かい風が当たりやすいというデメリットがあります。暖房の暖かい風が当たるとクリームが溶けてしまうこともあるので、注意が必要です。
逆に、夏場は冷房の冷たい風でケーキを冷やすことができるので、できるだけエアコンを入れてケーキを運ぶようにしましょう。
まとめ
ケーキを崩さずに持ち運ぶには、できるだけ平行な状態を保ち、ケーキの温度に注意することがポイントになります。車内に置くときは、助手席や後部座席の足元が平行で動きにくい場所になるのでおすすめです。
ただし、座席の下はエアコンの風が当たりやすいので、冬場は暖房の暖かい風が当たらないように気をつけなければなりません。
ベイクド系のケーキを運ぶときも、常温の状態が長時間続くと傷んでしまうので、持ち運びは2~4時間を目安とし、早めに冷蔵庫で保管しましょう。