浴衣デートで車に乗るときに気を付けたいこと【女子編・ドライバー編】

特に女子は、浴衣を着用することで動きが制限される部分が多いため、注意すべきことも増えます。まず浴衣デートの際に女子が気を付けたい点を5点紹介します。

浴衣を着用したときに、女子が最も気を遣う場面は車の乗り降りのときでしょう。浴衣は「タイトなロングスカート」と表現されるほど動きを制限されてしまうものであり、洋服のように足が自由に動かせません。さらに、はだけやすいという面もあります。


浴衣着用時のスマートな車の乗り降りの方法は以下のとおりです。
（乗るとき）まずシートに座ってから、両足をそろえて車内に入れる
（降りるとき）両足をそろえて車の外に出してから、腰を上げて車を降りる

帯の結び目が背中側にあるままだと、シートに深く腰掛けることができません。結び目を前に持ってくることで、ゆったりと座ることができます。

大きめの鏡を持参しておくと、着崩れのチェックなどが車の中で手軽にチェックできます。特にイベント時や観光スポットはトイレが混みあっているので、鏡を持参しておくととても便利です。

腰紐をきつく締め過ぎてしまうと、途中で苦しくなってしまうことがあります。車に着席したときに姿勢が変わってキツく感じることもあるので、「キツい」と思ったら少し緩められるようにしておきましょう。

食べすぎたり飲みすぎたりしてしまうと、お腹が張って気持ち悪くなってしまうことがあります。観光地やイベントスポットはトイレが混みあっているので、なかなかトイレに気軽に行くこともできません。お腹いっぱい食べたい気持ちを少し我慢するように意識しましょう。

例えば浴衣を着た彼女を乗せて運転をするとき、相手への気遣いができれば印象が良くなり、デートもより一層盛り上がるでしょう。
ここでは、浴衣デートでドライバーが意識しておきたいポイントを3点紹介します。

浴衣を着ていると、帯の結び目を意識してシートにもたれられなかったり、シートと帯が擦れてほどけてしまったりする場合があります。クッションを腰のあたりに入れると、すき間を埋めることができ、浴衣でも座りやすくなります。

長距離のドライブや観光スポットへのお出かけの際には、あらかじめトイレの場所をチェックしておき、スムーズに行けるように意識しておきましょう。浴衣だとトイレの際に手間取ってしまうことを理解するのも、彼女への気遣いのひとつです。

下駄やサンダルでの運転は、基本的に各都道府県の条例などによって禁止されています。そもそも、脱げやすく不安定な下駄やサンダルは、危険性が高いため運転には適していません。もし自分も浴衣を着るなら、必ず運転しやすい靴を持参しましょう。

ステップワゴンなどの車高の高い車で浴衣デートをする際には、特に着崩れが気になるものです。
車高の低い車と比較すると、足を少し高く上げる必要があるなど、どうしても浴衣がはだけやすくなってしまうのは確かです。

しかし、車高が高い車でも正しい乗り降りの仕方が基本である点は同じです。
乗り降りの際に、裾を少し持ち上げたり、はだけても戻せるように直し方を把握しておいたりするなどの対策をしておけば問題ありません。

浴衣デートで車に乗る際、特に女子は注意が必要です。同乗する男性も、普段以上に女性に対して気遣いをすることが大切です。
浴衣がはだけてしまわないように、はたまた無理な姿勢をさせて負担がかけてしまわないようになど、1日楽しめるように十分に意識をしましょう。

いくつかの点を注意できれば浴衣デートはとても楽しい思い出になるはずです。ぜひ、ストレスのない浴衣でのドライブデートを楽しんでください。