カーライフ
更新日:2020.05.25 / 掲載日:2020.05.25
車中泊でお風呂に入りたい!日帰り入浴ができる施設8選

グーネット編集チーム
自由な旅を楽しめることで人気の車中泊ですが、考えなければならないのがお風呂です。
最近では、スーパー銭湯などのメジャーな施設だけでなく、サービスエリアなど意外な場所でもお風呂に入ることができるようになり、車中泊の強い味方となっているようです。
そこで今回は、車中泊に最適な日帰り入浴が可能な施設と、あると便利なお風呂グッズ、お風呂に入れない場合の対処法について解説します。
車中泊でも安心!お風呂に入れる施設
日帰り入浴が可能な施設の特徴やメリット、料金の目安を紹介します。これから車中泊に挑戦する方も、ベテランの方も知っておくと便利です。
スーパー銭湯
日帰り入浴といえば、スーパー銭湯を思いつく方も多いはずです。スーパー銭湯のメリットは、アメニティが揃っている、食事も同時にできる、岩盤浴などのオプションもあることでしょう。車中泊が長くなると体が痛くなるものですが、スーパー銭湯なら1日ゆっくり過ごしてリフレッシュできます。料金は安い施設で500円程度、高いと1,500円程度と幅があります。
銭湯
銭湯は500円前後と安い料金でお風呂に入れます。基本的にタオルやシャンプーは持参、または有料なのであらかじめ準備しておきましょう。
ただし、田舎にある銭湯は常連の方が利用することが多いので、先に体を洗うのはもちろん、一言あいさつをするといったマナーを守りましょう。
道の駅
今や観光地の役割もある道の駅ですが、シャワーや温泉施設を完備しているタイプが増えつつあります。施設内も清潔でアメニティも一通り揃っているので、移動の途中でお風呂に入れる利便性が魅力です。料金は500~800円前後と比較的安いうえに、銭湯のように常連さんが少ないので入りやすいメリットもあります。
旅館などの日帰り温泉
温泉が売りの旅館やホテルでは、宿泊者以外に日帰り入浴を提供している場合があります。日帰り温泉では汗を流すというよりも、「温泉に入る」ことを目的にすることが多いようです。入浴だけの施設ではないため、料金は800~2,000円前後とやや高めです。
市営や町営の共同浴場
自治体が住民に提供する共同浴場は、銭湯よりも安く、かつ施設がきれいな場合が多い穴場の施設です。アメニティやドライヤーがない施設もあるため、あらかじめ用意しておいた方が無難でしょう。
料金は300円~500円前後と格安ですが、自治体によっては市や町の住民以外の料金を高く設定している場合があるので確認が必要です。
サービスエリア
サービスエリアにあるコイン式のシャワーは、10分100~200円程度と安く済ませられるのが魅力です。髪や体を洗うときはシャワーを止めておくと、10分でも問題なく全身をきれいにできます。ただし、基本的にアメニティは何もないので、必要なものを準備してからシャワーを利用しましょう。
RVパーク
RVパークとは、車中泊ができる専用エリアを設けた有料駐車場のことです。道の駅や日帰り入浴施設の近隣にあることが多く、入浴やトイレはもちろん、電源やゴミの処理といった車中泊に便利なサービスを利用できます。
宿泊する場合は1泊1,000~3,000円程度、日帰り入浴は300円~800円程度で利用可能です。また、施設によっては、利用料金に入浴代金が含まれているケースもあります。
ネットカフェ
ほとんどのネットカフェにシャワーが設置されており、休憩がてら汗を流したいときに最適です。シャンプーやドライヤーなどのアメニティも揃っているうえに、鍵のかかる個室で安心してシャワーを浴びられます。
ネットカフェのシャワーは別料金のことが多く、室料に200~500円程度が加算されます。シャワーのみの利用が可能かどうか、店舗の情報を事前に確認しておくといいでしょう。
車中泊で持参した方がいいお風呂グッズ
入浴施設はタオルの用意がないか、もしくは有料の貸し出しのどちらかになります。いつでもお風呂に入れるよう、速乾性のあるマイクロファイバーのタオルを用意しておくと便利です。また、いつも使っているシャンプーやリンス、化粧水や乳液なども荷物に加えましょう。
車中泊でお風呂に入れないときはどうする?

グーネット編集チーム
お風呂に入る時間がとれない場合、あまり汗をかかない季節なら2日に1回でも問題ありません。しかし、「毎日お風呂に入らない嫌だ」という方は、濡らしたタオルで体を拭くだけでも十分スッキリします。
髪のべたつきが気になる場合は、非常時にも役立つドライシャンプーがおすすめです。
また、ドライシャンプーが入手できないときは、ベビーパウダーを髪全体になじませ、粉っぽさがなくなるまでブラッシングすると同様の効果が得られます。
車中泊の日数が長くなると、毎日お風呂に入るだけで費用がかさみます。毎日お風呂に入らなくても、ちょっとした工夫で快適に過ごしましょう。
まとめ
車中泊でお風呂に入りたい場合、道の駅やサービスエリア、スーパー銭湯など、さまざまな選択肢があります。料金は500円弱から1,000円以上と、施設によって異なるので事前に確認しておきましょう。
また、タオルやシャンプーなどのアメニティは、すべての施設にあるとは限らないので準備が必要です。もしもお風呂に入れなくても、夏場以外なら濡らしたタオルで拭くだけでも十分です。髪のべたつきには、ドライシャンプーかベビーパウダーを使う方法を試してみましょう。