カーライフ
更新日:2020.06.29 / 掲載日:2020.06.29

運転免許は資格欄に書くべきか?履歴書への正しい書き方について解説

運転免許は資格欄に書くべきか?履歴書への正しい書き方について解説

グーネット編集チーム

就職活動などで履歴書を書く際、資格欄に運転免許について書くべきか迷った経験はありませんか?特に、ペーパードライバーの方は、自身の運転免許を資格欄に書いても良いのかわからないと悩んでしまうこともあるでしょう。

今回は、運転免許は履歴書に書くべきなのかという疑問にお答えし、書く場合の正しい書き方について解説します。

運転免許は履歴書の資格欄に書くのが無難

運転免許も公的な資格の一つですから、履歴書の資格欄に書いても問題はありません。むしろ、保有していて損になるものではありませんので、書くか迷うのであれば書いておくのが無難です。

少し前までは「運転免許を持っているのは当たり前」という考えを持つ方もたくさんいましたが、現在では若者を中心に車離れが進んでいます。警察庁の調査によると、平成19年度から平成28年度の約10年の間で、指定教習所の卒業者数が22万人も減少しているとのことです。

このような時代背景もあり、免許を保有しているかどうかは就職や転職に大きな影響はありません。ただし、業務で車の運転が必要な場合、免許保有が必須条件となっている業種もありますので、きちんと記述するのがよいでしょう。

運転免許が必要な業種や不必要な業種での記述ポイント

ここでは、運転免許が必要な業種へ応募する場合、不必要な業種へ応募する場合と、ご自身がペーパードライバーである場合の3パターンに合わせて、資格欄へ書く場合のポイントを解説します。

運転免許が必要な業種

業務内で車の運転が必要な業種は、運転免許を持っていることを応募条件としている場合が多くあります。このような業種に応募するときは、必ず保有している免許について記述しましょう。業種によって必要な運転免許の種類が違う場合がありますので、複数の免許を持っている場合は、それぞれ正確に記述するのが大切です。

運転免許が不要な業種

運転免許があってもなくても問題ない業種の場合は、業種に関連した資格や免許から優先的に記述します。履歴書の資格欄は、記述できる数に限りがありますので、優先順位を付けて資格や免許を書くのがポイントです。他にアピールできる資格がある場合は、無理に運転免許について記述する必要はないでしょう。

自分がペーパードライバーの場合

運転免許を取得しているものの、運転実績が少ないペーパードライバーという方もいるでしょう。そういった場合でも、資格欄へ運転免許の記述をしても問題ありません。

ただし、業務で車の運転が必要な業種では、ペーパードライバーであることを事前に申告しておくのがおすすめです。あらかじめ知らせておかないと、いざ仕事が始まったときに運転ができないことで思わぬトラブルを招く恐れがあります。

資格欄に書くと有利な運転免許の種類

運転免許は、第一種免許では10種類、タクシーやバスなどの第二種免許では5種類と、多くの種類があります。そのなかで主なものは、自動車やトラック、バイクなどですが、農業の運搬やけん引を目的とした免許も存在します。

企業によって求める運転免許はさまざまですので、業種によって有利な運転免許も異なります。以下に、現在ある運転免許の種類と正式名称を挙げましたので、免許証の左下と照らし合わせて確認してみましょう。

<第一種免許>
・普通……普通自動車
・準中型……準中型自動車
・中型…‥中型自動車
・大型……大型自動車
・小特……小型特殊自動車
・大特…‥大型特殊自動車
・原付……原動機付自転車
・普自二……普通自動二輪車
・大自二……大型自動二輪車
・け引……けん引

<第二種免許>
・普二……普通自動車第二種
・中二……中型自動車第二種
・大二……大型自動車第二種
・大特二……大型特殊自動車第二種
・け引二……牽引第二種

運転免許を持っている場合の資格欄への書き方

運転免許を持っている場合の資格欄への書き方

グーネット編集チーム

履歴書の資格欄に運転免許について書く場合は、運転免許の種類を正式名称で記述するようにしましょう。業種に関連する免許があれば優先的に記述しますが、このとき資格や免許を取得年月の古い順に並べるのがポイントです。運転免許の場合は、免許証の左下を見れば取得年月日を確認できます。

大きい車両と小さい車両のどちらの運転免許も保有している場合は、大型のみを記述しましょう。大きい車両が運転できれば、普通車なども運転できるからです。また、応募する企業がマニュアル免許(MT)を必須条件としていなければ、普通自動車免許の保有を記載する際、オートマ(AT)限定を省略して記述しても問題ありません。

普通自動車免許を保有している方は、2007年と2017年の道路交通法改正により、区分が中型(8t限定)や準中型(5t限定)に変更されていますので、資格欄に書く際は注意しておきましょう。

まとめ

運転免許を履歴書の資格欄に書くべきかどうかは、「企業側が何を求めているか」が大きなポイントとなります。複数の資格や免許を保有している場合は、企業から求められる資格や免許を優先的に記述するなど工夫をして書くとよいでしょう。

また、運転免許を資格欄に書くときには、きちんと正式名称で書くことと普通免許の取得時期による区分変更に注意しましょう。

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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