カーライフ
更新日:2020.09.29 / 掲載日:2020.09.29
海水浴に行ったあとの洗車はどのようにしたら良い?塩害などを抑える洗車方法とは

グーネット編集チーム
車で行く海水浴は楽しいですが、終わったあとは愛車のケアを忘れてはいけません。
そのままにしていると、海水に含まれる塩分によって車にサビなどの塩害が発生する可能性があるからです。
そこで今回は、海水浴に行ったあとの洗車方法について解説します。通常の洗車に加えて意識すべきポイントもあるので、ぜひ参考にしてください。
海水浴に行ったあとは洗車をしないといけないの?
海水浴場は、車に悪影響をおよぼす砂や海水がすぐそばにある場所です。砂や海水(塩分)は、確実に車を傷めます。
ボディの表面に砂や海水が付着すれば塗装が傷みますし、下回りに付着するとサビの原因になります。これらを軽減するために、洗車は必須なのです。
海水浴に行ったあと、洗車をしないで放置するとどうなる?

グーネット編集チーム
海水浴に行ったあと、洗車をしないで放置していると、車にどのような悪影響が出てくるのでしょうか?
放置したことで起こる塩害の危険性
車は多くの鉄製品でできています。ボディの表面は塗装で保護されていますが、塗装されていない部分もあり、塗装がはがれている部分もあるかもしれません。
未塗装部分や塗装がはがれた部分に塩分が残っていると、サビが進行してしまいます。サビは、見た目が悪くなるだけでなく車の故障や破損にもつながり、結果的に車の寿命を縮めてしまいます。

グーネット編集チーム
炎天下で塗装を痛める危険性
ボディに海水がかかったり、海風が当たったりしたあと放置していると、ボディの表面についた塩分が太陽などの光で焼き付いて、取れなくなってしまうことがあります。
塗装が傷ついてしまうと自分では修復できず、修理をしてもらうためにはかなりの費用がかかります。
また、塩分がボディの隙間に入り込んだままになるので、そこからサビが発生する危険性が高まります。
海水浴に行ったあとの洗車方法について

グーネット編集チーム
海水浴のあと、最も効果的に愛車を守る方法は洗車です。ここでは、普段の洗車方法とは少し違う海水浴後の洗車方法をご紹介します。
海水浴に出かけたあと、すぐに洗車をする
海水浴が終わったら、帰宅してすぐ、もしくは帰宅途中に洗車場で洗うのが理想です。塩分を含んだ汚れを、即座に洗い流せるからです。
汚れは放置している時間が長くなるほど、落とすのが難しくなります。また、塩害でサビが進行するリスクも高まります。
「海水浴のあとはできるだけ早く洗車する」と覚えておきましょう。
具体的な洗車方法は?
「海水浴後の洗車は通常の洗車方法とは少し違う」とご紹介しましたが、通常の洗車との具体的な違いは、高圧洗浄をすることです。
自宅に高圧洗浄機があればいいのですが、お持ちでない方も多いでしょう。その場合は、コイン洗車場などで高圧で水量のある機器を使って洗車してください。
海水浴後の洗車のポイントは、以下のとおりです。
ボディの表面は、砂や海水などの塩気を入念に洗い流す
ボディの隙間にも高圧の水を当てて、隙間のなかの砂や塩気を洗い流す
普段はあまり洗わない下回りや足回りも入念に洗い流す(洗車機の場合は「下部洗浄」のオプションをつける)
砂や塩気を洗い流したあとにシャンプー洗車をして、できればワックスやコーティングをかける
内装の掃除方法
フロアマットやシートなどについた砂は、拭き取ろうとすると生地のなかに砂が入り込んで取れなくなってしまうので、掃除機で丹念に吸い上げるのがおすすめです。
内装のスイッチなど、塩気でベタベタになってしまったプラスチックパーツは、固く絞った濡れ雑巾などで、丁寧に拭き取りましょう。シートなどがベタついている場合は、掃除機をかけてから拭き取るとよいでしょう。
まとめ
今回は、海水浴に行ったあとの洗車方法について解説しました。車で海水浴に行ったあとは、すぐに、洗車をすることが大切です。
普段の洗車方法と違い、砂やサビの原因となる塩気をきちんと洗い流すことが大切ですので、コイン洗車場などで高圧洗浄を行なうことをおすすめします。
適切に洗車をすると、サビの発生を抑えられるだけでなく、外観をきれいに保つことにもつながります。海水浴に行ったあとは、いつも以上に丁寧に洗車をして、愛車を労わってあげてください。