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更新日:2022.06.09 / 掲載日:2022.06.09
山梨・富士河口湖町に新商業施設「旅の駅」オープン! 大伴リゾート

山梨県富士河口湖町で宿泊施設の運営を手掛ける大伴リゾート(山梨県南都留郡)は6月1日、富士河口湖町に滞在型観光を推進する拠点となる新たな商業施設「旅の駅 kawaguchiko base」を発表、2022年6月11日に開業する。
新世代型“道の駅”を開業 「出会い」を楽しむ3つの機能を融合


同施設は、あらゆる商品や体験が揃った「出会い」を楽しむ、道の駅の類似施設。4,000坪あまりの広大な敷地には、地産食材などを豊富に取り揃えたストアや、山梨の自然の恵みを楽しめるレストラン、その時々の「旅」の出会いを楽しむイベントスペースなど、大きく3つの機能を備える。

今後は同施設のみならず、醸造家とぶどう農家が小ロットワインを醸造する富士河口湖町初のワイナリーや、ワイナリーで醸造されたワインを地産食材とともに楽しめるレストラン併設のワインショップ、こだわりのワインを楽しみながらゆっくりとした時間を過ごすことのできるグランピング施設の開業を予定しており、河口湖北岸エリアの中心地となる複合的な施設を目指すという。
【ストア】あさま市場


「本物のおいしさ」にこだわって、2,000品目を超える商品を取り揃えた地産マルシェ。富士のふもとで育った地産野菜や果物、地元農家で作られた四季折々の味を楽しめる。
ストアの一角には、山梨県を中心とした地産ワイン売り場を併設し、実力のあるワイナリーのワインをテイスティングしながら購入可能。富士山の麓で70年間愛され続ける手作りパン工房「サンクルー」も新店舗を出店し、焼き立たてのパンを毎日提供する。
そのほか、地域にゆかりのある「本物のおいしさ」を集めたプライベートブランド商品も販売し、作り手のこだわりが詰まった商品を提供する。
【レストラン】テラスキッチン


地域自慢の味をベースにした創作料理が楽しめる地産レストラン。ご当地グルメだけでなく、地元に愛される食卓の味やレシピ、お祝いの味をヒントにした創作料理を、オープンエアーの広いテラスを備えた開放的な空間で楽しめる。テラスキッチンでは食に関するイベントやワークショップなどを開催し、食の魅力や可能性を広げる取り組みを行っていく。
また、小規模宿泊施設の多い河口湖では食事提供のない素泊まり施設が多いことから、素泊まり宿泊者の利用も想定した朝食の提供を企画。同施設の利用者だけでなく、その他の宿泊事業者と連携した食事提供サービスを展開していく。
【イベントスペース】屋内外に設置


同施設では、あさま市場とテラスキッチンを結ぶ広々とした屋内イベントスペースと、天候に左右されることなく使用可能な深い軒下空間の屋外イベントスペースを設け、出会いや学びを楽しむイベントを定期的に開催予定。
屋内イベントスペースでは、富士河口湖町の地域事業者によるイベントブースを常設。ワインや煎茶など、食に関する学びの体験を提供する「和文化発信研究舎」の体験ブースや、2021年に富士河口湖町に本社移転した「アミューズ」が手がける、国内外各地からサスティナブルアイテムを厳選したミニショップが開設される。
屋外イベントスペースでは、旅行者と地域住民との交流のきっかけとなるイベントを定期的に開催。地域事業者を集めたマルシェや蚤の市など、同施設に集まるヒトやモノを基点とした、出会いや交流の場を創出する。
施設概要

概要
施設名:旅の駅 kawaguchiko base
所在地:山梨県南都留郡富士河口湖町河口521-4
営業時間:9:00~17:00
敷地面積:13,701平方メートル(4,151坪)
建物面積:1,952平方メートル(590坪)
駐車場台数:乗用車181台、大型バス9台、バイク・自転車駐輪場15台(サイクルスタンド設置)、EVスタンド設置
あさま市場
床面積:671平方メートル(203坪)
取扱商品:2,000品目以上
営業時間:9:00~17:00
テラスキッチン
床面積:382平方メートル(116坪)オープンテラス併設
客席数:約150席(うちテラス席 約30席)
営業時間:9:00~17:00(ラストオーダー16:00)
イベントスペース
面積(屋内):83平方メートル(25坪)
面積(屋外):204平方メートル(62坪) ※全天候型
営業時間:9:30~16:30
開業予定施設
・ワイナリー(2022年8月開業予定)
・レストラン併設のワインショップ(2023年春頃開業予定)
・グランピング施設(2023年春頃開業予定)