災害対策・防災グッズ
更新日:2015.06.14 / 掲載日:2015.06.04
中古車の水没車・冠水車の見分け方

goo-net編集チーム
中古車の購入を検討する際、多くの場合、
その中古車の状態を見てから購入をするのではないでしょうか。
中古車の状態には、新車と変わらないようなものから、
事故車や水没車・冠水車のようなものまであります。
新車を購入するよりは安いといえる中古車ですが、
それでも高い買い物であることには変わりません。
少しでも状態の良いものを購入したいと考えるでしょう。
今回は、水没者・冠水車の見分け方について紹介をしましょう。
水没車・冠水車とは
台風や豪雨、川の氾濫などの水害で水没・冠水した車を水没車・冠水車といいます。
水没・冠水がひどい車はほとんどの場合廃車となることが多いですが、
ある程度の水没・冠水なら、修理して使われることも多いです。
しかし、大丈夫そうに見えていたとしても、
水没・冠水したことにより電気系統などに支障が出ていることもあり、
すぐには故障しなくても、半年後や1年後に故障する場合もあります。
水没車・冠水車の見分け方
1.車内に汚れがある・異臭がする
水没・冠水による汚れは、
どんなに車を綺麗にしたとしても完全にとりきることは難しいです。
特に、シートベルトなどは水によって変色しやすく、
シートベルトを出してみて途中から明らかな変色が確認できる場合には、
水没車・冠水車である可能性が高いです。
また、水没車・冠水車はエアコンを付けた際などに異様な臭いがすることがあります。
2.車内やエンジンルームに錆びがある・錆を落とした跡がある
車が水没・冠水した時、車内やエンジンルームに水が侵入すれば、
その部分は錆びやすくなります。
車内のシート下の金属部分を確かめてみて、
錆びがある場合は水没車・冠水車である可能性が高いです。
また、エンジンルームに錆びや、それを落とした後などがある場合、
水没車・冠水車である可能性が高いです。
3.車体の下に錆びがある
車内の汚れや異臭、エンジンルームの錆びなどは、
しっかりと確認すれば明らかにトラブルがあった中古車であると見分けることができます。
しかし、水没・冠水が足元部分ぐらいまでだと見逃してしまうこともあります。
このような場合には、車体の下を覗き込み、
サスペンションやマフラーなどに錆びがないか、
あるいは同年式の中古車と比較して錆びが進行していないかを確認し、
錆びが明らかにひどい場合は水没車・冠水車である可能性が高いです。
水没車・冠水車かどうかを見分ける場合には、
まず、車内に汚れや異臭ないか、エンジンルームに錆びはないかを確認し、
最後に車体の下を覗き込んで錆びがないかなどを確認すると良いといえます。
中古車の購入の際は、購入を検討している中古車の状態をしっかりと確認しましょう。