災害対策・防災グッズ
更新日:2019.06.21 / 掲載日:2016.06.17
車に交通安全のお守りを置く場所はどこがいい?

goo-net編集チーム
毎年お正月に交通安全のお守りを買って車につけるという行為を、
恒例行事にしているドライバーも多いのではないでしょうか。
しかし、お守りを車につける際、場所を気にしたことはありますか?
よく考えずにお守りをつけたり置いたりしてしまうと、安全な運転に支障をきたす恐れがあります。
ここではお守りを置くのにふさわしい場所と、ふさわしくない場所について紹介したいと思います。
フロントガラスにお守りをつけるのは保安基準違反
車のフロントガラスに吸盤でお守りを貼り付けている人を時々見かけますが、
実はフロントガラスに貼り付けるのは保安基準違反であるということはご存知ですか?
保安基準によってフロントガラスに貼っていいと認められているのは、
「車検や点検のステッカー」や「ナビのフィルムアンテナ」だけになります。
その他に、適切な透過率(70%以上)であるUVカットフィルムなども貼ることが出来ますが、
実はお守りは認められていないのです。
やはり、少しでも視界を遮る可能性があるものは、運転の妨げになると判断され、
保安基準では認められなくなるのです。
安全面での問題
フロントガラスにお守りを貼る際、運転の妨げにならないような場所を選ぶでしょう。
しかし、一見、妨げにならなそうな隅に貼り付けたとしても、
右折・左折時の安全確認をする際には、フロントガラスの全体を使って行うので、
どの場所が視界の妨げになるのかは分かりません。
また、視界の妨げ以外にも危険はあります。
それはお守りの吸盤部分です。
この吸盤部分が虫眼鏡の役割をして太陽の光を集め、車両火災を引き起こす恐れがあります。
事故の防止や安全のためにも、フロントガラスには何もついていないのが望ましいと言えるでしょう。
お守りは車のどこに置くのが良いのか?
お守り自体には、指定された位置に置かなければいけない、というものはないと言えるでしょう。
ダッシュボードの中に入れたり、シートベルトの上の部分に引っ掛けるなど、
運転に全く支障のない場所に置くことが望ましいと言えるでしょう。
お守りは信じる人と信じない人と分かれるものです。
置く場所を気にすると思いますが、まずは安全が第一です。
安全を考えた上で、自分にとって最適な場所を探しましょう。