ドライブ
更新日:2016.12.26 / 掲載日:2014.10.31
車酔いしにくい席や運転方法

goo-net編集チーム
楽しいはずのドライブが、車酔いのせいで一気にブルーな思い出となってしまった。
そんな思いをした人は結構多いのではないでしょうか?
車酔いをしない方法はあるのでしょうか?
車に酔う人・酔わない人はどこが違う?
車酔いは車の揺れや加速度などによって内耳の三半規管が刺激されて起こる自律神経の失調状態を指します。
頭痛、吐き気、顔面蒼白、生あくび、めまい、冷や汗などを引き起こし、学問的には「動揺病」「加速度病」と言われています。
三半規管が移動する景色に眼球が追いつかず、見た目と脳の位置情報をうまく処理ができない事によって引き起こされる現象と言われています。
車酔いをする人は、三半規管が未熟、もしくは正常に機能しにくいと上記のような現象を引き起こしてしまうと言われています。
車酔いをしない人は三半規管が正常という事になりますが、車に酔わなくても飛行機や船で酔ったり、エレベーターなどで酔ってしまったりするケースもあるので、車酔いのメカニズムははっきりと解明されていません。
車酔いしない運転方法とは?
車酔いする原因の一つに運転方法もあります。
急な加速やきついカーブ、ブレーキによる振動などで乗ってすぐに車酔い、というケースもあります。
ドライバーへの協力が不可欠となりますが、クセのあるドライバーなどの車にどうしても乗車しなければならない時はある程度車の動きを予測して車の動きに体を合わせましょう。
車に乗る場合は極力頭を動かさず、背もたれに頭を付けておくことにより脳への刺激を抑える事がでいます。
車酔いをしない為には
車酔いをしない為には、乗る前からのコンディション作りが重要です。
寝不足や体調不良はもってのほか。できるだけ満腹や空腹の状態を避け、体を締め付けない服を着ましょう。
席を変えるだけでも効果があります。
乗用車の場合は、助手席か、3列シートであれば2列目までであれば酔いにくいようです。
また、車に乗ったらなるべく遠い景色を見てましょう。車の中でスマホや携帯電話、携帯ゲーム機などを操作していると車酔いの一因ともなります。
また、黒いサングラスをかければ、視覚から入る刺激を防ぐ事ができます。
何よりも重要なのは「自分は酔わない」と自己暗示する事。
これだけでもかなりの効果アリです!
車酔いする食べ物・酔わない食べ物
車酔いしやすい人は、みかんやオレンジなどの柑橘系を避けるべきと言われています。
柑橘系は胃を刺激しやすいので、吐き気を増長させる結果となってしまいます。
オレンジジュースなどは絶対避けましょう。
車酔いしにくい食べ物としてはアメやガム、チョコレートがおススメです。
血糖値が上昇して脳が覚醒すると言われており、車酔いしにくくなります。
炭酸水や梅干し等のアルカリ食品で胃を落ち着かせるのも良いでしょう。
どの食べ物にしても食べ過ぎはNG。
満腹は車酔いの最大の敵となりますので、ほどほどに摂取してください。