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更新日:2014.12.23 / 掲載日:2014.12.15

仕方なくアイスバーンをノーマルタイヤで運転する時のコツ

仕方なくアイスバーンをノーマルタイヤで運転する時のコツ

goo-net編集チーム

雨や雪が降った後に、急速に気温が下がって
路面が凍ってテカテカになることがあります。
非降雪地のドライバーにとっては、非常に危険な状態になります。

帰宅や仕事など、どうしても夏タイヤのまま車を運転しなければならない。
そんなときに役立つ緊急避難的な運転法を紹介します。

冬期間は万が一に備えてチェーンの装備が不可欠

沖縄を除き、冬期間は全国各地で路面が凍結する可能性があります。
降雪地のドライバーなら、スタッドレスタイヤにはき替えているので大丈夫ですが、
問題はそれ以外のドライバーです。

まず、予防策としてチェーンやスノーネットを装備します。
カー用品で1万~2万円前後で購入できます。
着脱が容易なネットタイプだと、3万円前後をみておいてください。
これをFFなら前輪に、FRなら後輪に装着します。
4WDの場合なら大抵は前輪に装着すれば大丈夫だと思います。

チェーンなどがない場合は走行ルートの把握が重要

チェーンがない場合は、運転をあきらめることです。
しかし、そうは言ってられないときは、走行ルートを決めることです。
遠回りになっても、安全に走れるルートを決めます。
避けるべき道は次の通りです。

1.通行量の少ない道路
2.坂道・峠道
3.海沿いの道路

などです。理由は、

1.が通行量が少ないので溶けにくい
3.が冷たい海風の影響で凍結の危険性が高いからです。
2.は説明するまでもありません。

交通量のある幹線道路では渋滞が予想され、
速度を出せないので時間がかかっても安全です。
さらに、カー用品店があるケースも想定されます。

運転はとにかく慎重に対応することが不可欠

アイスバーンをノーマルタイヤで運転することは、非常に危険な行為です。
これをしっかり自覚することが必要です。
基本的にブレーキやハンドルがきかないと思ってください。

ブレーキをかける際は、わだち部分を避けて、
路肩部分に左側の車輪を入れます。
路肩部分は雪がたまりやすく、凍結していないので
ノーマルタイヤでもブレーキがききやすい可能性があります。
発進するときも同じような手順を試してみてください

車は基本的に真っすぐな状態を維持する

車の発進時にはアクセルを踏むより、
ATならブレーキを離してクリープ状態で進むことを心がけます。
マニュアル車は、2速発進でタイヤの空転を防いでください。
右左折はいったん、車を停止させてからハンドルを切ることです。
いつもと同じ感覚で動きながらハンドルを切ると、
そのまま路外に飛び出す恐れがあります。

4WD車でもアイスバーンでノーマルタイヤなら、
発進がかろうじてできるぐらいです。
カーブは歩行者と同じような速度でも、曲がり切れないこともあります。

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

グーネットマガジン編集部

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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