車のグレードとは？意味とグレードによる違い

goo-net編集チーム

車の購入を考えている人は、
車のグレードについて知っておくことが重要です。

グレードの違いによっては車の性能や維持費にかなりの差が出ますので、
グレード選びは慎重に行いたいものです。

でも、そもそもグレードってなんだろうって思いませんか？

グレードについて詳しく見ていきたいと思います。

車のグレードとは何？

グレード(grade)とは、等級・階級・段階といった意味ですが、
車のグレードも同じ意味です。

グレードアップ(grade up)といった場合には、等級を上げる、
つまり格上げを意味します。

メーカーには車種が多くありますが、同じ車種であっても、
装備や内装などに違いがあり、
「松」「竹」「梅」のようにランク分けされているのが、車のグレードです。

例えば、トヨタのプリウスには、
「L」～「G”ツーリングセレクション・レザーパッケージ」まで6つのグレードがあり、
グレードが上がっていくと、価格も上がっていきます。

車のグレード選びはとても重要

同じ車種であっても、グレードの違いによって、
排気量の差や内装・装備も変わりますし、100万円以上の差が出る場合もあります。

また、排気量や燃料(ガソリン・ハイオク・軽油)の違いでは、
税金や燃費にも大きな差が出ますから、
グレードの選択の違いで、毎年・毎月の維持費にも差が生まれます。

車のグレードは、メーカーによってアルファベットや数字でランク分けされており、
呼び方もさまざまです。

憧れの車種があれば、下位のグレードの車でも欲しいと思うかもしれませんが、
車種を変えれば、上位のグレードの、しかも燃費の良いタイプの車が買えてしまう場合もあるのです。

また、車種やメーカーの違いにもよりますが、
同じ車種でも下位のグレードの場合、査定買取価格が下がる傾向にあります。
標準か上位グレードの方が、査定価格が下がりにくいといわれています。

下位グレードの車種であっても、標準的な装備が備わっていることは多いのですが、
高級感や特別感といったものは、高級車種でないかぎりは難しいのが現状です。

将来、売ることを考えたうえで新車を購入するのであれば、
中古市場で人気がない下位グレードは避けた方がよさそうですね。

グレードに使われるアルファベットの意味

・RS
レーシングスポーツ・ロードセーリング：モータースポーツを意識した車

・GT
グランドツーリング・グランツーリスモ：スポーツカー走りとセダンの快適性を備えた車

・SSS
スーパースポーツセダン

・Si
スポーツインジェクション

・S
Sport スポーツ

・C
Comfort コンフォート：手軽な価格

・G
Generel ジェネラル：一般仕様

・D
Diesel ディーゼルエンジン

・L
Laxury 豪華、快適・Limited 特別仕様

・X
未知なる・最先端装備

など。

上記は一般定な解釈の為、
メーカーが変われば、同じアルファベットでもグレードが変わる場合があります。

車のグレードを選ぶ場合は、このアルファベットはどのような意味で、
どのランクにあるのかを理解することが重要です。

まとめ

メーカーの営業は、少しでも高いグレードの車をあなたに勧めてきます。

しかし、あなたに必要な排気量は、
勧められたグレードより少なくてもいいかもしれません。

また、車内の内装も、高級感のあるレザーシートやウッド調ではなく、
カジュアルな布張りや、カラフルなインテリアの方が好みかもしれないのです。

グレードの違いによって、内装も装備も乗り心地も維持費も、
いろんなものが変わります。