ドライブ
更新日:2015.06.14 / 掲載日:2015.06.04
車の運転に適したサングラスの色・透過率を知ろう

goo-net編集チーム
日中などまぶしい時間帯の運転、あるいは運転時のファッションとして、
サングラスをかける人はいるのではないでしょうか。
サングラスをかける場合、濃い色のサングラスをかければよいという訳ではありません。
サングラスはその色や透過率などによって機能性などが異なり、
運転時にはそれに適したサングラスをかけることが、
目に負担をかけない上でも大切といえます。
車の運転に適したサングラスの色
サングラスには、ブラウン系、グレー系、ブルー系、イエロー系など色の種類は様々です。
色ごとに機能性などが異なるため、
目的のシーンによってサングラスを使い分けることが大切です。
ブラウン系、グレー系、グリーン系などが車の運転に適したサングラスの色といえます。
ブラウン系のサングラスは、まぶしさ防止効果、
遠くの景色をスッキリとさせるヘイズカット効果などがあります。
曇りの運転に適したサングラスの色です。
グレー系は、まぶしさ防止効果が高く、光を均一的にカットします。
色調の変化が少なく、自然な景色で見ることができるため、
車の運転に適したサングラスの色です。
グリーン系は、光の波長を平均的に抑え、自然的な見え方ができるサングラスです。
車の運転にも適したサングラスの色です。
また、夜間や悪天候などの視界が悪い時の運転には、
視界をはっきりとさせてくれるイエロー系のサングラスが適しています。
しかし、イエロー系のサングラスは、特定の波長(黄色)を吸収してしまうため、
信号機が見えにくくなる恐れがあります。
車の運転に適したサングラスの透過率
サングラスを選ぶ際の基準として、透過率も大切です。
透過率には、可視透過率と紫外線透過率があります。
可視透過率とは、目に見える光を通す割合のことで、0%から100%で表されます。
可視透過率が低いほど、レンズは光をカットします。
また、可視透過率の低いほどレンズの色が濃くなり、強い日差しを防いでくれます。
その分、視界が暗くなり、日中や晴れた日などの運転には支障なく使うことができますが、
夜間や悪天候時では視界が悪くなります。
逆に、可視透過率が高いほど、レンズは光を通し、レンズの色は薄くなります。
視界が明るくなるため、夜間や悪天候時など、
視界をはっきりさせたい時に向いていますが、まぶしさ防止効果は低くなります。
このようなことから、車の運転には可視透過率が20%から30%、
(光のカット率が70%から80%程度)のサングラスが適しているといえます。
紫外線透過率は、紫外線が透過する割合のことです。
紫外線透過率が低いほど、紫外線をカットする効果は高くなります。
例えば、紫外線透過率が1%の場合、紫外線のカット率は99%となります。
車の運転の際には、目には多くの負担がかかります。
目への負担を軽減する上でも、紫外線透過率が低いサングラス、
(1%未満のもの)を選ぶことが大切といえます。
ここで、注意すべきことは、
色の濃さと紫外線をカットする割合は関係ないということです。
運転に適したサングラスは、
日中などの通常時での使用ではグレー系やブラウン系のものといえます。
また、晴れてまぶしい日には濃いめのサングラス、
雲っている日には薄めのサングラスなどのように使い分けると良いかもしれません。