ドライブ
更新日:2019.06.20 / 掲載日:2015.10.05
電気自動車(EV車)の航続可能距離はどのぐらいか

goo-net編集チーム
最近、街中や高速道路のサービスエリアで、
電気自動車用(EV車)の充電スポットを見かけることが多くなってきました。
電気自動車を使ったタクシーなども見かけるようになり、
私たちの生活のなかで電気自動車は存在感を増してきています。
そんな電気自動車ですが、
1回の充電で一体どれくらい走ることができるのでしょうか。
電気自動車の定義
電気自動車とは一体どのような車のことを言うのでしょうか。
電気自動車とはバッテリーとモーターのみで動く自動車のことを指します。
充電は自宅もしくは出先の充電施設で行うことになります。
電気自動車には発電機としてエンジンが搭載されている場合もあります。
それはバッテリーに電気が無くなったときにエンジンで発電し、
電気を作る為だけに使われ、エンジンで走ることはできません。
これが、エンジンを駆動力にも利用するハイブリッドカーと違うところです。
小型車の航続可能距離は最大で180km程度
中型車は200km台、大型車は500km近い距離が可能
中型の電気自動車は、日産のLEAFなどが挙げられますが、
JC08モードで見ると中型車は220km程度の航続距離があると言えます。
最も航続距離が長いのは、
大型にカテゴライズされるアメリカのテスラ・モデルSで、
500kmを超える航続距離があります。
参考:http://www.goo-net.com/catalog/NISSAN/LEAF/
電気自動車は充電無しにロングドライブは難しい
テスラ・モデルSを除くと、
概ね200km付近が現在の電気自動車の一般的な航続距離と言えるでしょう。
この航続距離ですと、近場に行くのは問題なさそうです。
しかし、片道100キロ程度の少し遠くに旅行して戻ってくる為には、
ギリギリ途中で充電が必要になりそうです。
車で遠くまで行くことの多い人にとって電気自動車は、
まだもう少し航続距離が足りないと言えそうです。
電気自動車の購入を考えている人は、
近距離、遠距離、どちらで使用するのかを考えた上で車種を選ぶと良いですね。