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更新日:2019.06.20 / 掲載日:2015.10.14
暖機運転とは?暖機運転の必要性と方法について

goo-net編集チーム
寒い季節など車を走らせる前に暖機運転を行った方が良いといわれています。
では、実際に暖機運転は必要なのでしょうか。
また、必要な場合、どのように行えばよいのでしょうか。
暖機運転とは
車における暖機運転とは、
エンジンを始動してから停車した状態のままエンジンを低回転させ、
回転数を保ち、エンジンの各部分が適度な温度になるまで待つことをいいます。
暖機運転の必要性
一昔前の車では、寒い季節や寒冷地などでは、
暖機運転は必ず行うべきものとされてきました。
暖機運転を行うことで、エンジンが長持ちし、
故障などのリスクが減るとされてきました。
しかし、近年では、車の性能は向上し、エンジンの制御技術も向上しているため、
暖機運転を行わなくとも普通に走ることのできる車は増えています。
ただ、いくら性能が向上しているからといって、
いきなりアクセル全開の走り方を続けているとエンジンの寿命は短くなってしまいます。
エンジンをかけた時、いきなりアクセル全開にするのではなく、
ゆっくりと始動していくことを心掛けることが大切です。
暖機運転の方法
一般的に暖機運転といえば、走行前、車を停止したまま、アイドリング状態を保ち、
エンジンが適度に温まるまで、その状態にしておく方法のことです。
しかし、停止したままでの暖機運転は、不必要に排気ガスを排出している状態といえ、
環境に対する意識もあり、今日ではあまり積極的に行うことはなくなりました。
また、車の性能も向上しているため、暖機運転は必須ではなくなりました。
停止したまま暖機運転を行うよりも、負荷を少なくして、
回転数を抑えた状態でしばらく運転する、走行暖機という方法がオススメといえます。
今日では、車の性能が向上し、
暖機運転を行わなくともスムーズに車を走らせることが可能といえます。
しかし、急加速は車のエンジンに負担をかけます。
暖機運転をする必要がなくとも、ゆっくりエンジンを始動させて、
負担をかけないという意識を持つことが大切といえます。