ドライブ
更新日:2021.03.31 / 掲載日:2015.11.16
山道運転で車がすれ違う際、登りと下りどちらが優先?

goo-net編集チーム
山道を走っていると車一台がやっと通れるほどの幅の道路を通ることがあります。
それでも一方通行ではありませんので、対向車がやってくることもあるでしょう。
もしも山道での運転中に車とすれ違うことになったとしたら、
どのように対応したらよいのか、
優先順位はあるのかなどについて知っておくと山道走行の時に役立ちます。
狭い山道での対面通行はどうすればいい?
基本的に舗装されている道路で一方通行の規制がない限り、
対面で車がすれ違える幅が確保されているはずですが、
あまりにも道が狭い場合はそれが難しいことがあります。
山道を運転するときは前方をよく注意して、
対向車が来ないかどうかを常に確認しながら走行するように気を付けましょう。
そして、対向車が来ることがあらかじめわかっていたら、
できるだけ車を左端に寄せて対向車が通りやすいように道を広げて通すようにしましょう。
山道で大切なのは、譲り合いの心を持つことであり、
急いで我先にとすれ違おうとすると、事故に発展する確率が高くなってしまいます。
山道は登り、下り、どっちが優先?
山道でのすれ違いは基本的に登りが優先になりますが、
それにはきちんとした理由があるのです。
山道は急こう配の部分があり、
そこで登りの車が停車してしまうと発進するときに車体が下がってしまい、
後続車などがいた場合大変危険だからです。
中には車一台がやっと通れるほどの狭い山道もありますが、
このような道の場合は必ず数メートルおきに待避所が設けられていますので、
登り下りに関係なく、待避所に近い方が、
車をそこに停めて対向車を通すのがルールになります。
待避所でも舗装がしっかりと行き届いておらず、足場が崩れることもありますので、
心配な時はゆっくり走行するか、一度車を降りて状況を確認することも大切です。
また、山道でのすれ違いの場合最も怖いのがカーブで対向車に遭遇することですが、
カーブのところには必ずカーブミラーが設置されていますので、
山道でのカーブの際は常にカーブミラーをチェックしながら、
対向車が来るかどうかに注意しながら走るようにしましょう。