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更新日:2019.06.20 / 掲載日:2015.11.13
ナンバープレートの番号を自由に選べる「希望番号制度」とは

goo-net編集チーム
車のナンバーは公道を走る車にとってなくてはならない存在です。
番号が羅列し、ぱっと見では覚えられないのが車のナンバーの特徴でもありましたが、
希望番号制度によって、1回見ただけで分かるようなナンバーが増えてきました。
車のナンバーを自由に選択できる「希望番号制度」とはどのような制度でしょうか?
希望番号制度とは?
「希望番号制度」とは1999年5月より全国で実施されている制度です。
ナンバープレートにある4桁以下のアラビア数字の部分を自由に選べることができます。
対象は登録自動車の自家用・営業車、自家用の軽自動車で、
黒ナンバーの軽自動車、レンタカー、オートバイは対象外です。
希望番号制度があるからといって、既存のナンバーをすぐに取り替える事はできません。
車のナンバーを変更するには、車を新規登録する場合や、
引っ越しなどの住所変更で陸運支局の管轄が変わる時、
使用しているナンバープレートが破損、汚損、欠損したときとなります。
希望番号制度で希望通りの番号はもらえるのか?
希望番号制度では本当に希望通りの番号はもらえるのでしょうか?
希望番号制度には「抽選対象希望番号」と「一般希望番号」の2種類に分かれます。
語呂合わせや縁起物が好きな日本人は希望する番号がどうしてもカブってしまうため、
希望が殺到しそうな13種類の番号を「抽選対象希望番号」として抽選制を採用しています。
13種類の番号とは以下の通りです。
「・・・1」「・・・7」「・・・8」「・・88」「・333」「・555」
「・777」「・888」「11-11」「33-33」「55-55」「77-77」「88-88」
抽選対象希望番号を希望する場合は、毎週月曜日にコンピューターでの抽選が行われます。
さらに地名によっては独自の抽選番号が存在するケースもあります。
・品川・横浜・大阪・神戸ナンバーの「・・・3」
・品川ナンバーの「・・・5」
・神戸ナンバーの「・・55」
これ以外の番号を希望する場合は「一般希望番号」として抽選は行われませんが、
希望する番号がすでに使用中の場合は選べませんので予め注意が必要です。
希望番号制度の申し込み方法
希望番号制度でナンバーを申し込む場合は、
陸運支局近くにある「希望ナンバー予約センター」か、
ホームページ上でネットでの申し込みとなります。
一般希望番号で申し込む場合は、すぐにOKが出ますので交付手数料を支払い、
予約済み認証を受領し、陸運支局・軽自動車検査協会事務所にて登録届け出をして、
ナンバープレートを交付してもらいます。
抽選対象番号希望の場合は、同じように予約センターかネットで申し込んだ後、
その翌週の月曜日に抽選が行われるので、
返事を待ってからあとは一般希望番号同様の手続きを踏みます。
ちなみに希望番号のナンバープレート製作は1枚ずつの注文製作となるため、
通常のナンバープレートよりも交付手数料がかかります。
交付手数料は自治体によって違うのでホームページや陸運支局などでご確認下さい。
抽選の番号を希望する人はもちろん、
一般希望番号の人も、自分の希望する番号を取得できない可能性を想定して、
何種類かナンバーのパターンを用意しておくことをおすすめします。