ドライブ
更新日:2015.12.21 / 掲載日:2015.12.21
車の足回りが柔らかい・固いとはどういう意味?

goo-net編集チーム
新しく車を買い換えようと車を探している時、
「足回りが柔らかい」とか、「足回りが固い」という表現を目にしたことはないでしょうか。
足回りが柔らかい・固いってどういうこと?と疑問に思う方もいるかもしれません。
それぞれどのようなことを指しているのでしょうか?
また、どちらが良いのでしょうか?詳しく見ていきましょう。
車の足回りが柔らかいとは?
車の足回りが柔らかいというのは、簡単に言うと乗り心地が良いということです。
緩衝装置の機能を持つサスペンションが、
路面の凹凸による衝撃を吸収しやすいように設定されているので、
ふわふわとした乗り心地となるのです。
例としては、タクシーがあります。
タクシーに乗ると、自家用車よりもふわふわしているように感じる人も多いはずです。
車の足回りが固いとは?
車の足回りが固いとは、車の足回りが柔らかいのと反対で、
サスペンションが路面の凹凸による衝撃を吸収しにくい設定のことです。
そのため、路面の凸凹による振動が伝わりやすくなってしまいますが、
カーブや高速道路などでの走行安定性が高くなります。
柔らかい・固い、どちらを選ぶと良いの?
足回りの柔らかい車と固い車のどちらが良いのかは、目的や乗る人などによって違ってきます。
足回りの柔らかい車では、振動が少なく乗り心地の良いことがメリットですが、
カーブなどでは左右に振られやすくなり、人によっては酔いやすい場合があります。
反対に足回りの固い車では、カーブでは左右に振られにくくなりますが、
路面の凹凸のたびにがたがたと振動を感じてしまいます。
こうしたメリット・デメリットを選ぶことが、一番良いでしょう。
一般的には、街乗りや赤ちゃんを乗せる場合には柔らかい足回りがおすすめで、
遠出やスポーティーな乗り方が多い場合には、固い足回りが向いているようです。
車の足回りが柔らかい、固いとは、このようなことです。
それぞれメリット・デメリットがあるので、車を選ぶ際には、乗り方や目的を考慮して、
足回りの柔らかい車か、固い車かを選ぶと良いでしょう。