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更新日:2016.01.15 / 掲載日:2016.01.15
ライトトレーラーの免許の取得方法とは

goo-net編集チーム
キャンピングトレーラーに代表されるライトトレーラーを自分で運転するには、
どのような免許が必要でしょうか。
また免許を取るにはどのような手続きを行う必要があるのでしょうか。
そもそもライトトレーラーってどんな車?
単体では動けないけれども他の車に引っ張ってもらって動く車のことをトレーラーと呼びます。
専門用語では被牽引車と呼ばれます。
トレーラーも用途や大きさによって様々な種類がありますが、
その中でも重量が軽量なトレーラーのことを、通称でライトトレーラーと呼んでいます。
一般的には、2トン以下の重量のトレーラーを指すことが多いです。
ライトトレーラーを運転するには
ライトトレーラーは被けん引車のため、運転するにはけん引免許の規定に従います。
車両重量750kg以下のライトトレーラーを運転する場合普通免許で運転できます。
750kg以上のライトトレーラーを運転する場合はさらにけん引免許が必要になります。
けん引免許では750kg以上の車両はすべてけん引することができます。
普通車にAT限定免許があるように、
けん引免許にもけん引する車の重量を制限した免許があります。
「けん引小型トレーラー限定免許」では、
750kg以上2トン以下のトレーラーを運転することができます。
もしかしたらライトトレーラー免許という言葉をこれまでに聞いたことがあるかもしれません。
「けん引小型トレーラー限定免許」のことを通称ライトトレーラー免許と呼ぶことがありますが、
これは正式名称ではないため、ライトトレーラー免許というものは存在しません。
ライトトレーラーを運転する免許を取るには
普通免許以上の運転免許があれば750kg以下のライトトレーラーを運転できます。
750kg以上のライトトレーラーを運転するにはけん引免許が必要です。
普通免許・中型免許・大型免許・大型特殊免許を取得していないとけん引免許がとれません。
けん引免許は、一般の運転免許と同様に自動車教習所で講習を受けると習得できます。
教習所で卒業検定に合格すると学科実技免除となるので、
試験なしに免許センターで免許が交付されるところが一般の試験と異なります。
また、直接運転免許試験場で技能試験を受け合格すると免許が取得できます。
「けん引小型トレーラー限定免許」を取得したい場合も、
自動車教習所で講習を受けるか運転免許試験場で技能試験を受けて合格すると免許が取得できます。
運転免許試験場で技能試験を受ける場合、自分で試験車両を持ち込む必要があります。