ドライブ
更新日:2019.06.20 / 掲載日:2016.03.04
車のサンルーフとムーンルーフの違いとは

goo-net編集チーム
天気のいい時に、外の景色や空気を感じながら走らせるドライブは至福の時間ですよね。
ドライブ日和の日にオープンカーで走ってみたいと思う人は多いと思います。
オープンカーで走ってみたいけどオープンカーを自家用車にするのはちょっと、という人は、
サンルーフやムーンルーフ付きの車にしてはいかがですか?
ここではサンルーフとムーンルーフの特徴や違いをまとめてみました。
車のサンルーフの特徴
サンルーフとは車の天井が開く装置のことを指します。
スライドドアのようにサンルーフの部分がスライドして開いたり、
チルトアップといってサンルーフの後方が少し斜めになって開いたりします。
天井の可動部を覆う素材にはいくつか種類があります。
車のボディと同じ金属製の天井が可動するものや、
欧州車に多い防水の布が可動するもの、
天井部にガラス板をはめこみ、閉じていても光を取り入れる効果があるものなどがあります。
サンルーフとムーンルーフの違い
上記に述べたサンルーフの特徴と、ほとんど同じものをムーンルーフと呼ぶことがあります。
天井の可動部がガラスでできているものをムーンルーフと呼ぶという説明もありますが、
サンルーフとムーンルーフには違いは特になく、同じものを指しています。
もともとはサンルーフという呼び方で統一されていましたが、
トヨタ社がサンルーフの開発を進める過程で、他社との差別化のために、
ガラスが可動するタイプのものをムーンルーフという名称で販売し始めました。
その名称が普及し、サンルーフと同じ構造のものをムーンルーフと呼ぶようになりました。
トヨタ車の取扱説明書ではサンルーフとムーンルーフは同じものとして扱われています。
現在ではメーカー各社がスカイルーフやパノラマガラスルーフなど、
それぞれの特長を生かした名称でサンルーフを販売していますが、
それらの名称はムーンルーフほど普及していないのが現状です。
サンルーフやムーンルーフ付きの車を手に入れるには
サンルーフやムーンルーフは新車購入時にオプションとして選んで装備します。
しかし、すべての車種のオプションについているわけではありません。
オプションで装備できる車とできない車があります。
オプション装備でサンルーフやムーンルーフが選べなかった場合や、
購入後にやっぱりサンルーフやムーンルーフをつけたくなった場合、
後付けで天井にサンルーフを装着する方法があります。
以前までは、後付けサンルーフを行った後、
車の構造が変わったことを申請しないと車検に通りませんでした。
平成7年の規制緩和でこの申請が不要となり、サンルーフの後付けが行いやすくなりました。
後付けサンルーフの装着は自分で取付けることも可能ですが、
天井をカットするなどの大掛かりな作業が必要になる為、業者に依頼することをお勧めします。
サンルーフやムーンルーフを開け、外の風や太陽の光を直接感じながら運転すると、
解放感があり、快適なドライブを楽しめると思います。
気になる方は、是非サンルーフやムーンルーフをチェックしてみてください。