ドライブ
更新日:2016.03.18 / 掲載日:2016.03.18
正しい運転席の位置と運転姿勢とは

goo-net編集チーム
正しい運転姿勢を保ち運転することは、安全で疲れない運転をするためにも非常に大切です。
皆さんは、普段の運転姿勢を気にしたことはありますか?
正しい運転姿勢で運転をしていると、とっさのときにブレーキをしっかりと踏み込めます。
またヘッドレストを正しい位置に合わせておくと、
後ろから衝突された場合の首のむち打ち防止にもなります。
今一度、正しい運転席の位置と運転姿勢を確認しておきましょう。
注意すべき運転姿勢
運転に自信のない方に良く見られるのが、全体的に前のめりになる姿勢ですが、
この姿勢では変に力が入ってしまっているので、とっさのときに体が思うように動かせず危険です。
スムーズな停止や発進も出来なくなりますので、
肩の力を抜いて、出来るだけリラックスして運転するよう意識してみましょう。
次にシートを倒しすぎている運転姿勢です。
こちらも腕や足も伸びた状態となるため、とっさのときに対処できません。
視界も悪くなり、死角などを見落としてしまいます。
また、シートベルトの合わせ位置を間違えている人も多いです。
シートベルトの腰ベルトをお腹の上に当てていると、事故などのときにお腹が圧迫され、
内臓破裂を引き起こす可能性があり、非常に危険です。
腰ベルトは必ず腰の位置にしっかり合わせましょう。
車の正しい運転姿勢とは?
シートに深く腰かけ、ペダルやハンドルまでの距離が窮屈すぎず、遠すぎない、
ゆったりとした姿勢が良いです。
また、頭をしっかりと支えるために、
ヘッドレストの中心が目と耳の高さの延長線上にあると良いでしょう。
正しい運転位置の合わせ方
正しい運転位置に合わせるには、まずシートにおしりをぴったりとつけて深く座ります。
ブレーキペダルに右足を置いて、奥までペダルを踏み込んでみましょう。
その際に、足が伸びきらないぐらいがちょうど良い距離です。
次に、背もたれの位置を調整します。
ひじの関節に余裕があるぐらいの位置に持ってくると良いでしょう。
背もたれを倒しすぎるとハンドルまでの距離が遠くなってしまい、ハンドル操作しにくくなります。
また、小柄な女性の場合、目線の高さが低くなりがちなので、座面の高さを調整しましょう。
目線の位置が高くなると周囲を良く見渡せるようになります。
ヘッドレストは、目尻のあたりにヘッドレストの中心がくる高さに合わせます。
最後にシートベルトを調整しましょう。
腰ベルトをきちんと腰の位置に、胸ベルトは鎖骨から胸の中心を通るように調整します。
自分にぴったりなベストポジションを見つけ、正しい姿勢で運転しましょう。
そうすることで、より安全で快適なドライブが出来ます。