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更新日:2019.06.20 / 掲載日:2016.05.19
車の内輪差の感覚を掴むコツと練習方法とは

goo-net編集チーム
自動車教習所などで必ず習う内輪差。
車に乗る際は、この内輪差を意識した運転を心がけないと、
思わぬ事故につながる恐れがあります。
では車の内輪差はどのように感覚を掴めばいいのでしょうか?
内輪差とは
内輪差とは、左折や右折の際に前輪と後輪で通過するルートの違いを指します。
右折の場合は大きく曲がることが多いためあまり変わりませんが、
左折だと前輪よりも後輪の方が内側を通ってしまうため、
車の後部をこすってしまったり、後輪で物や人を巻き込んでしまうこともあり、
内輪差を意識した車の運転を行わないと大変危険です。
特に、狭い住宅地で曲がる場合や、駐車場に車を駐車する際は注意した方が良いでしょう。
また、この内輪差は前輪と後輪の長さが長いほど大きくなるため、
軽自動車よりも普通車、普通車よりもバンやトラックの方が大きくなっていきます。
今まで軽自動車に乗っていて、普通車などのより大きな車に乗り換える場合などは注意しましょう。
内輪差で気をつけなければならないこと
内輪差について最も気にしなければならないことは、後輪が前輪よりも内側を通るということです。
そのため、常に余裕を持って曲がる必要があります。
時折、一度逆方向にハンドルを切ってから曲がる車を見かけますが、
その方法は内輪差のみを考え対向車のことを考えていない運転となるため、
事故を起こす危険性もあるので真似しないようにしましょう。
前輪がギリギリ曲がれそうな感覚でハンドルを切ってしまうと、
後輪が引っかかってしまう可能性が高いため、
常に後輪がぶつからないか意識をしながら運転することが大切です。
内輪差を意識した運転を心がける
運転に慣れていれば内輪差の感覚は特にコツを要しませんが、
運転初心者の場合は車の接触や脱輪を気にするあまり、回転する距離感覚がわからないため、
練習で習得するしか方法はありません。
内輪差への不安を克服するためには効果的な練習方法としては、
常に後輪を意識して運転するということです。
窓やミラーから見える範囲のみを意識するのではなく、
後輪がどのルートを通るのかイメージしながら運転することが克服のコツです。
車の幅や長さがわからなかったり、車の運転に慣れていないと難しいかもしれませんが、
例えば自分の車と同じような形の車のおもちゃを使い、
ブロックなどで壁を作って動かしてみると、感覚やコツを掴みやすいかもしれません。
ある程度イメージができるようになったら、あとは本物の車で練習をしてみると良いでしょう。
やはり大切なことは曲がるイメージを認識出来るようになることです。
実際に運転して練習することで体に感覚とコツを覚えさせていきましょう。